サツキの花咲く麦蘆キャンパスに続々と4年生が戻ってきた。
会ったどの子も少し痩せていた。
何ヶ月かの間、社会の荒波に揉まれながら、
歯を食いしばってがんばってきたのだろう。
ほんのひと時、大学生に戻る彼女ら、彼らとの再会を
心から喜んでいるブルーはーとである。
何しろ私は、
このクラスの子らと同時にこの江西財経大学にやってきたのだ。
2011年3月11日東日本大災害の次の週、授業に行くと
1年生だったこのクラスは
私に気を使って教室がシーンと静まり返っていた。
私も気を使って一生懸命元気に振舞った。
2012年3月11日、
2年生だったこのクラスは
「東日本大震災被災者を追悼し、思いを寄せる会」を
日本語学科の全学年に呼びかけて開催してくれた。
(↓下はその時の写真)
校内日本語コーナーを軌道に乗せてくれたのもこの学年だ。
自由参加であるにもかかわらず、
毎週、最低17、18名(クラスの半数以上)は参加するという、
画期的な参加率だった。
今は、後輩たちがきちんと後を継いでがんばっている。
今週火曜日は2年生の会話クラスで、
そして、今日木曜日は3年生の商務日語クラスで、
何人かの4年生が後輩たちに最後の言葉を語ってくれた。
(↓2年クラスで張発燕さん)
(↓2年クラスで蔡志芳さん)
(↓劉慧さん。クラスメートがいない寒い寮で、大学院進学のために
こつこつと準備を進めてきた。旧友との再会を最も喜んでいるのは彼女だろう)
(資料室でちょっとおしゃべり。まるっきり変わっていない!)
(↓今日の3年のクラスで。左から陳小雲さん、黄優斌さん、林蘭さん)
(↓3年生も嬉しそう。日本語学科は先輩と後輩の交流も多く、仲良しだ)
6月6日卒業論文口頭試問。
6月7日卒業記念パーティー。
その後、それぞれの場所へと散っていく。
みんな、がんばれ~
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