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「チェルノブイリと全く同じ福島の大ウソ」 2013年3月5日(火)  No.581

2013-03-05 19:46:46 | 原発事故
2月24日No.572 の私のブログに
こっそり発表:福島の小児甲状腺ガン罹患数」という文を載せた。

その中で「福島の子ども38000人中3人が甲状腺ガンで手術し、7人がガンの可能性がある」こと、その数値は、従来発表されてきた「子どもの甲状腺ガン平均発症率である100万人中1~2人と比べ桁外れのもの(26倍~260倍)である」こと、にもかかわらず福島県の「県民健康管理調査」検討委員会は、「原発事故とは無関係だと発表した」ことを書いた。

関係ないとする根拠は福島県立医大の鈴木真一教授が述べたものだが、
その話はナント、何と、チェルノブイリ原発事故の後で、
「チェルノブイリの子たちの甲状腺ガンと原発事故は関係ない」
とした論法とま~ったく同じなのだ。
(ここで既に怒りのあまり頭痛がしてきたが、最後までガンバレ、私の弱いアタマ)

①福島原発事故と子どもの甲状腺ガンは無関係とする鈴木真一教授


②チェルノブイリ原発事故後、子どもの甲状腺ガンとの関係を否定した重松逸造


《福島事故放射能と子どもの甲状腺ガンの関係が無関係だとする理由》
*放射能の影響が人体に現れるのは早くても数年後なので、まだ2年未満であるから無関係。
*平均発症率(100万人に1~2人発症)は今回のような精度の高い超音波検査で調査していないので、比較はできない。
《チェルノブイリ事故放射能と小児甲状腺ガンの関係が無関係だとする理由》
IAEAが1991年発表したもの(重松逸造委員長)
*広島で小児甲状腺ガンが出るまでには十数年かかっているのだから、こんなに早くチェルノブイリ被災地で多発するはずがない。
*病気は、放射能に対する恐怖から起こる心理的なものだ。

ウクライナ内分泌代謝研究所ワレリー・テレシェンコ医師

しかし、ワレリー・テレシェンコ医師はこう証言する。
「1989年にはウクライナやベラルーシで甲状腺がんの増加が見られるようになりました。その報告をした時、IAEAやソビエトの科学アカデミーはこう言いました。『超音波診断の精度があがったから発見数が増えただけだ』と。」


この重松逸造氏は
イタイイタイ病のカドミウム汚染を否定し、水俣病の水銀説を否定し、その栄誉で叙勲までされ、94歳まで生きた。嘘八百言い続けて、94歳までツヤツヤした顔で生き続ける。悔しい。ちくしょー。

参考・引用・写真拝借はブログ「院長の独り言」(3/3)より
http://onodekita.sblo.jp/archives/20130303-1.html
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