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「原発事故 吉井議員質問すべて黙殺の結果」No.2859

2019-03-12 00:41:44 | 原発事故

「日本の原発はそもそもそういった事態が起こらないように

 工学上安全に設計されている」

原発事故の5年前、吉井英勝共産党議員が2006年3月1日に

「最悪の場合、炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発であるとかを

想定して対策を立てていかなければならないのではないか」

と専門的観点から質問したことが

なんと軽くいなされていたことか。

その結果2011年3月11日・12日、福島原発事故が起きました。

「事前に手を打てば事故にならなかった。

思い込みと秘密主義が事故の原因だ」

という吉井議員の言葉は原発事故に留まらず、

あらゆる事故に当てはまるでしょう。

第一次アベ政権は、

2006年に吉井英勝議員の指摘を黙殺した時の政権ですが、

その当時と何にも変わることなく

「世界一安全な日本の原発」と自画自賛して再稼動を進め、

沖縄辺野古では、

辺野古の軟弱地盤深さ90mを改良することも問題ないと

豪語しています。


金儲けを企図する者たちは

常に犠牲の大きさを甘く見積もるということを

私たち庶民は肝に銘じなければならないでしょう。

犠牲になるのは決して彼らではなく、

私たち自身だからです。

原発事故 吉井議員質問ダイジェスト

2006年3月1日、2010年5月26日、2011年4月6日、13日

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