毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「国連特別報告者:日本政府は市民に平和的に抗議する空間を与える必要がある」No.2002

2017-07-09 23:59:50 | 我が心の沖縄
シンポジウムで発言する山城博治氏(左から2人目)ら登壇者=16日午後、スイス・ジュネーブ

 【ジュネーブ=島袋良太】沖縄の基地問題と表現の自由に関するシンポジウムが16日午後(日本時間同日夜)、スイスジュネーブの国連ビルで開催された。米軍基地建設に抗議中に逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長ら登壇者は、沖縄の過重な米軍基地負担の状況を紹介した。同時に山城氏の長期勾留問題などにも触れ、民主主義の根幹をなす表現や報道の自由が萎縮させられる懸念を説明した。国際NGO関係者など約60人が参加した。

 国連NGOの反差別国際運動(IMADR)、フランシスカンズ・インターナショナル、アムネスティ・インターナショナル、沖縄国際人権法研究会の共催。
 国連特別報告者のデービッド・ケイ氏も登壇した。ケイ氏は山城氏の長期勾留について「対日報告書でも書いたが、軽微な罪にこれほどの圧力を与えるのか」と懸念。「政府が市民に平和的に抗議する空間を与えることが必要だ」と指摘した。
 山城氏は米軍北部訓練場のヘリパッド建設への抗議中に逮捕されて以降、5カ月にわたり勾留された経験を説明し「不当な弾圧は許されない」と強調した。
 金高望弁護士、沖縄タイムスの阿部岳記者も登壇した。


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4 コメント

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沖縄 (こきおばさん)
2017-07-10 05:47:37
言われるまでも無く、私もまた、沖縄に向き合っていません。自分の事として考えていないことに気づいています。
辺野古に応援に行く人たちにカンパを渡すぐらいしかお手伝いが出来ていないことに恥じ入ります。
山城さん達は命がけで沖縄を守ろうとしているというのに。戦時中も今も、沖縄の人たちに申し訳ない気持ちです。
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こきおばさん様 (ブルーはーと)
2017-07-11 14:18:03
カンパはとても、とても重要なお手伝いだと思います。身体は元気だけどお金がない人は、カンパがあれば行って座り込みができます。どうか、恥じ入らないでください。また、お金じゃなくて自分の畑で取れたじゃが芋を送った人もいます。

沖縄の反基地闘争は、日本が戦後続けているアメリカ従属政策を転換させるという、戦後史の流れを変える闘いであり、沖縄県民は沖縄のためだけでなく、日本の平和な未来をかけて闘ってくれていると私は思っています。

私が沖縄の話をしたとき、「危ないから行かない方がいいですよ。過激派と思われますよ」とか「反対派の人たちの暴力も酷いらしいですね」などとデマを信じている人が多いのです。そんな人たちに、少しでも沖縄の本当の姿を知ってもらいたくて、私もぽつぽつと勉強しながら文を書いています。

自分が沖縄に行かなくても、周りの方々に沖縄のことを話題にするという布教活動(笑)もたいへん重要ですので、「できることを出来る場所で」してくださるよう心からお願いします。
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教えて頂くことばかり。 (こきおばさん)
2017-07-12 06:45:23
「出来ることを出来る場所で」 そうでした。 
教えて頂くことばかりです。
有難うございます。
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とんでもないです (ブルーはーと)
2017-07-12 11:05:14
こきおばさん様
私など「こきおばさん」(なんかこの呼称は言い辛いです(笑)。「おばさん」という言葉が、先輩に対して馴れ馴れしい感じがして……)に教えるなどできる人間ではありません。
私の前を背筋を正して歩いてくださっている「こきおばさん」に深く勇気づけられております。拙ブログを訪ねてくださって本当に、ありがとうございました。
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