毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「明日、菏澤➡河南省鄭州➡青海省西寧へ発つ」No.2008

2017-07-14 22:25:29 | 中国事情

明朝7時半、日本語学科の李先生が長距離バス乗り場まで送ってくださる予定です。

1か月半ほどいなくなるので、

戻って来た時できるだけ埃まみれになっていないように

タンスの中に紅茶やらをしまったり、

いろんなものにカバー用の紙を被せたりしました。

私がいない間、電気は全部切られるので、

冷蔵庫はすっからかんにしなければなりません

卵が一個残っているけど、今からスクランブルエッグでも作って、

朝食用にします

毎学期、いっつもこんなことばかりするのが非常に面倒なので

もうこんな仕事止めようかとか(笑)。


そうそう、

明日からインターネットが使えるかどうか分かりませんので、

もし、記事が更新されていなかったらその地はだめだったんだと

思ってくださいませ。

ドライバー付きのレンタカーで毎日移動しますので、

全くどうなるか見当がつきません。

あと、

趙博さんのCD「ワテらは陽気な非国民」(「ABE IS OVER」含む5曲)は、

下の趙博さんの公式サイト「黄土(ファント)通信」で買えます。

http://fanto.org/cartpro/archives/cd0017.html
http://fanto.org/cartpro/cart.cgi

「ワテらは陽気な非国民」

戦争法と共謀罪が蠢く詐欺国・ニッポン。
殺さない・殺されない・殺させない!
さぁ、みんなで「共謀し」ナイト!
★5部以上のご注文は800円になります!

1 ワテらは陽気な非国民
2 Abe Is Over
3 老人は国会をめざす
4 いろはに金平糖
5 息子よ、そのままでいい

商品ID:cd0017
発売元:コラボ玉造[TAMAZO]
定価 :1000円

それでは今夜はこれにてお休みなさい。



 

 

 

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「フェイスブック・ツイッターが非常事態」No.2007

2017-07-14 09:44:10 | 中国事情

↑暑い中、まだ頑張って咲いているバラの花あり。思わず声援の撮影。


原因はあの方が亡くなったことしか考えられません。

昨夜遅く、突然フェイスブック、ツイッターに繫がらなくなったことです。

そもそも、この「毎日がちょっとぼうけん」はgooブログではなく、

exciteブログで2010年9月に、

「毎日がちょっと冒険」の名前で始めたものでした。

中国に来て、自分が直接見たこと、聞いたことを中心に、

生の中国の姿を日本の皆様にお伝えしたいと思ったのです

しかし、開始したばかりの9月中頃、

のーべるしょうの発表があり、

あの方がへいわしょうを授与されたことに関連して

他愛のないことをちょっと書いただけで、

私は自分のブログに到達できなくなりました。

日本に戻ったらいくらでも見られるので、

あの記事、アーカイブとしてこちら(goo)に引っ越しさせようか

とも思いつつ、今に至っています。

 

正直、その時私は恐怖しました。

初めて、言論の自由がいとも簡単に封殺される状況を体験したのです。

のーべるしょうを「のるおるべるしるよるうる」などと

暗号化したりしましたが、

ちょっと子供だましでバカみたいでしたね。(;^_^A

今も私は「のーべるしょう」という単語が

当局に引っ掛からないか少しビビっています。

ですので、せめて漢字を使わずに表記しているわけです。

(これも無駄な抵抗っぽい……💦)

 

これがこの国の一つの側面です。

ほら見てみろ、と言いたい人もいるかも知れませんね。

確かに、恐ろしい事態です。

こうなってしまったら、人々はどうやってこの状況を覆すかなどと

考える力が湧いてきません。

あの方をはじめ、稀有な存在はいらっしゃいますが、

ほとんどの人民は心の底に恐怖心が張り付いているので

異論を唱えるのに非常に、非常に、慎重です。

 

では、日本はどうでしょうか。

言論、報道の自由は今までは、なんとか保障されていたとは思います。

しかし、3日前の7月11日、共謀罪(組織犯罪処罰法)の施行により、

犯罪を犯していなくても「言っただけ、話し合っただけで逮捕」される

可能性が現実のものになってしまいました。

「物言えば唇寒し」の時代の到来です。

政府は「一般人は対象外」と言いますが、

誰が一般人か、そうでないかを判定するか非常に曖昧であり危険です。

私は戦前の治安維持法の時代を知りませんが、

治安維持法を制定した時も、

政府は全く同じ言葉「一般人は取り締まらないから心配ない」

宣伝していたと、多くの本に書いてあります。

そして、その法を楯にとった特高の戦前・戦中の厳しい言論弾圧は

誰でも知っていることです。

昨年2016年3月にも、

高市早苗総務相の「公平でない報道を繰り返したら電波停止にする」

という発言があり、

盗聴法も昨年2016年5月、一般市民にまで盗聴対象が拡大され、

やくざやギャングじゃないからと言って安心できなくなってきました。

「壁に耳あり、障子に目あり」、

庶民はビクビクしながら暮らさなければならなくなってきました。

こんな今の日本は、

「言論の自由があるから安心だ~い!」と朗らかに言える状態でしょうか。

「彼の国は大変だね」と上から目線で言えるんですかね。

私はそうは思いません

 

戦前・戦中、主権は国家権力が握り、

国民の思想・行動を支配していました。

敗戦後、それを根底的に改めて、

「主権在民」、主権は私たち国民にある、と定め、

私たちには表現の自由、思想・信条の自由があり、

集会・結社の自由がある、と宣言した日本国憲法を

私たちは、代えがたい宝物として大切にしなければならないと、

今日、改めて思います。

今私がいる中国で、ある人は、

日本にこんな宝物があるのが羨ましくてたまらないと言っています。

その宝物を簡単にドブに捨ててはなりません

 

*追記*

つい今しがた繋がりました~。ふう、やれやれ(日本時間11:15頃確認)。

 

 

 

 

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