中国の木は実に背が高いですよ。
暑い日でも、木の下を歩くとサラサラと揺れる葉が
日光からかばってくれるので、私はいつも木の下を選んで歩きます。
木の下はフワフワです。
今日、私の担当する科目の試験が全て終わりました。
早く日本に帰りたいので、
試験日はできるだけ早くしてほしいと頼んでいたのです。
お陰様であとの仕事は試験の採点と成績つけと、
その他がちょっと残っているだけです。
(しかし、英語学科の外国人教師たちはとっくに帰ってしまっていますよ!)
研究室に試験の解答を取りに行き、
最近、急に降って湧いた上海交通大学かなんかのスピーチコンテストについて
3年の鄭秋燕さんにアドバイスした後、
途中まで一緒に日本語でペチャクチャお喋りしながらキャンパスを歩いていると、
いつの間にか後ろから一人の女子学生がついてきていました。
鄭さんが「私たち3年の女子は寮を引っ越しました。あっちです」
と指さすので、「え、あの古い!?」と私が叫ぶと、
後ろでその子が真似をして、「フルイ!」と叫びました。
可愛いかったです。
連日の暑さのため(34℃~37℃)、杏の木が弱っています。
誰も水をやらないせいです。
この木は枯れてしまいました。
可哀想に、葉っぱは落ちても小さい実は事情も知らず?まだくっついています。
こちらも末期的・・・・・・。
日光にさらされる度合いの微妙な違いでしょうか、
傍にあっても元気な木もあります。
五月に大阪から来てくれた着物講師団「桶蝶」の4人が泊まっていた招待所の横は
古い寮があったところですが、その寮はもう瓦礫の山です。
学生たちは、期末試験で必死ですが一足先に余裕ができた私は、
2年前から書く事を打診されていた作文指導レポートをようやく書き上げて、
久しぶりにビール(哈爾浜ビール、青島ビールより安い( ̄▽ ̄))を飲みました。
日本にいた時は毎日のように飲んでいたのに、
中国で生活するうちにいつの間にか消えてしまった習慣の一つです。
歳のせいかな?