今日は青海省西寧市から陝西省西安市に移動し、
いよいよこの旅行も最終段階を迎えました。
明日24日は兵馬俑を見学し、明後日25日上海経由で大阪に戻ります。
さっき、ネットで仙台市長選挙の結果、野党共闘の郡和子さんが当選したこと、
アベ政権の支持率が26%と、またまた下がったことを知りました。
いよいよ、共産・自由・社民・民主の野党がしっかりと団結し、
国民が(まだ日本にも未来がある)と安心できる政策を提示するための
共同作業に取り掛かってほしいと思います。
国民も政治家に丸投げするのではなく、
政治家はあくまでも自分たちの代表であり、
自分たちがどんな社会を作っていきたいかという大きな観点に立って
政治家を育てていく責任があります。
今のアベ政権の腐敗は、国民が政治家に何もかもお任せして、
そのおこぼれを頂戴しようとしてきたセコイ考えの結果だと私は思います。
さて、旅行の話に戻りましょう。
昨日までの西北ツアーは当初上のような日程でしたが、
4日目と5日目の二日間を敦煌市で泊まり、
6日目は丹霞まで車を飛ばすことに変更しました。
そもそも、予定が変わったのは、
二日目宿泊予定の黒河川(日の出が美しいと評判)に向かう途中、
旅行社スタッフの指示がいい加減だったため、
一時間も周辺をグルグルと宿舎テントを探し回る羽目になり、
余立君親子は電話で抗議して、
その日からその旅行会社の宿泊予約は全てキャンセルしたためです。
その結果、ドライバー兼ガイドの馬暁旭さんが
毎晩行った先毎に、自分の知り合いの立派なホテルや、
家庭的でこれまた豪華な民宿などに連れて行ってくれ、
安く泊めてもらった次第です。
馬さんがまだ25歳なのに、
ものすごい人脈を持っていること、
仲間同士の付き合い方が半端じゃないことに私は驚嘆しました。
そんな彼は回族出身です。
そして、日本人の客は私が初めてだとのこと。
私が「よかったら日本に来てくださいね」と言うと、
「自分は少数民族なので、漢民族のように自由に海外に出られません。
だから、日本で誰かが招待してくれるなら喜んでいきたいです。」
とのことでした。
心がムズムズとくすぐられましたよ。
誰か招待してくれる人はいませんかね。
招待者は日本国内で少しでも収入がある人でなければならないんですけど。
下は草原で宋老師の舞踊の真似をして踊る馬さん。
午後になるほどヒートアップしていくのでした(笑)。
17歳から親から一切お金をもらわず、自分の力で生きてきた馬さんは、
自分の車を数台持ち、今のシーズンは休む暇なく働いています。
これほど実力があるんだから、
自分で小さな旅行会社を経営したらいいのに…と心底思います。