にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

半音階について

2007年11月24日 | 日々のこと
chromatic scale(クロマティック・スケール)というのは、半音階――ピアノの鍵盤でいうと、白い鍵盤だけではなくて、黒い鍵盤もすべて含めた音の連なりのことなのですが、きょう何気なく英語の辞書を調べたら、”chromatic”には、「色彩の」とか、「色のついた」という意味があるらしい。

新鮮なおどろきでした。

たしかに、半音階には色彩感があるとおもう。
色で言えば、原色ではなくて、なにかとなにかが混ざってできた色。
音がころころと転がりながら、玉虫色にかがやく。

きのうは大好きな先輩のライブに行き、その後友人宅に泊めてもらいました。
今朝帰ってきて、いまから原稿書きです。

日常と日常のあいだの、半音階の時間。
朝電車のなかからみた、空の色みたいです。