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にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

ライブ無事に終了しました

2013年09月04日 | 日々のこと

今日のCANDYさんでのぱくさんとのライブ、とても楽しかったです。

帰国後初のライブで、じつはちょっと緊張していましたが、
お客様やお店のかたがたをはじめ、あたたかい雰囲気のなかで
リラックスして歌わせていただくことができました。

ぱくさんのトークが面白すぎて、笑いがとまらなくなりましたが、
がんばって目は開けて歌いました。

楽しくて写真撮るのを忘れたので、ぜんぜん関係ないお花の写真です。
次回こそ目を開けた写真を載せられますように!



キッズ・ミート・アート 無事に終わりました。

2013年09月01日 | 日々のこと

きのうのキッズ・ミート・アート、無事に終わりました。

こどもと一緒に楽しむのは、ほんとうにむずかしくて、どれだけ本気か、どれだけ瞬間を楽しもうとしているか、こちらが試されていると感じます。
大人もそうですが、こどものほうがもっとダイレクトに伝わる。
小手先のテクニックは通用しないし、誤魔化しはすぐ見破られる。

かわいい助っ人さんがいてくれたおかげで、ずいぶん助けてもらいました。
終わったあとのトークセッションでは、出演されたほかのかたたちの感想や意見も聞けて、勉強になりました。
ダンス、絵画、武術、など、どれも自分が受けてみたいワークショップばかりでした。

そうそう、念願の食品ブースでは、手作りのジンジャーエール(桃ペースト入り)と、天然酵母の美味しいパンをいただきました。
あと、美味しいカレーも味見させてもらいました(食べ過ぎ・・・でも美味しかったからいいのです♪ )

昆虫音頭

2013年08月29日 | 日々のこと
大学時代からの音楽仲間、ピアニスト嬢とひさしぶりにあいました。

「ちょっとみてみて~」と言いながら、
自作の「昆虫音頭」にあわせて踊ってくれました。

踊る表情は真剣そのものなのですが、なんとなくコミカルな哀愁が漂っていて、パタリロみたいでした。

彼女は最近”蟲けら”というグループで活動していて、つい先日この音楽と踊りを愛媛県で披露してきたのだとか。

あいかわらず独自の世界をつきすすんでおられます。

のんびりした時間と人間関係を恵んでくれた、大学時代に感謝です。


マリオンさん

2013年08月28日 | 日々のこと
―たった5歳のこどもでも、泣いている3歳のこどもに「泣いちゃだめだよ」といいますね。
みんな、ちいさなときから、大人のふりをすることを学びます。
でもほんとうは、みんな泣きたいのです。
だから、音楽家の仕事は、観客を泣かせて、そして笑わせることです。
日頃自分を隠している鎧を外して、泣いたり笑ったりしてもらうことなのです。
政府にはそれはできません。
それができるのは、芸術家だけなのです。
そして、涙と笑いは表と裏です。
ライブでは、そのどちらをも表現しなくてはいけません。―

今日のワークショップのマリオンさんの言葉です。
歌が素晴らしいのはもちろん、言葉の素晴らしさに涙が出そうになりました。
失敗して、恥をかいても、素晴らしい音楽家のワークショップにはどんどん参加したほうがいい、と改めて思いました。
たくさん失敗したほうがたくさん学べるから。

マリオンさんはもちろんのこと、井上智さん、衛藤修治さん、東敏之さん、高田恵美さん、ほんとうに素晴らしいワークショップ、ありがとうございました。

Marion Cowings

わが美しき故郷よ

2013年08月27日 | 日々のこと

チェロ奏者の先輩が、以前から大好きな畠山美由紀さんとツアーで来月大阪にこられるとのこと。

いまからとても楽しみにしています。

畠山さんは、気仙沼のご出身で、震災のあと、たしかに歌が変わられたと思いました。それ以前から大好きでしたが、この歌を聴いて、表情を見たとき、胸がつまりました。

わが美しき故郷よ

Carmen Lundyさんも、”Better Days”という曲は、フロリダの故郷が竜巻で流されてしまったときに、「よりよい明日はきっとくる」とみんなに伝えたくて書いたのだとおっしゃっていました。

音楽は、痛みや苦しみを優しさや希望に変えるためにあるのかなと思います。
きっと、絵や、文章もそうだと思う。

ももいろそらを

2013年08月24日 | 日々のこと

ひさしぶりに京都シネマで映画を観ました。

静かなんだけど、観たあとに不思議な感覚が残る映画。
無意識のうちに「あたりまえ」だと思い込んでいる前提を、偶然を装って転覆させられる。

まっすぐで、とんがっている主人公と、彼女をとりまく感情の襞に、昔家庭教師をしていた生徒を思い出しました。

8歳くらい年下でしたが、向こうのほうがわたしより数倍大人で、「先生しっかりしぃや。ふらふら迷ってたらあかんで。」とよくはっぱをかけてくれていたなあ。

親を変えるのは無理だから、自分の部屋だけはいつも綺麗に片付けているんだ、と淡々と言っていました。

つくづくクールな子だったな。

ももいろそらを

ちっちゃい旅

2013年08月23日 | 日々のこと
昨日、大阪からの帰りにいつもは特急に乗るところを準急に乗ってみました。

いつもは停まらない駅のホーム、途中の風景も、通り過ぎるスピードが違うせいか違って見える。

こんな駅があったんだ、という発見や、それぞれのホームに漂う微妙な生活感、看板や広告(ときどき謎めいたものがあります)を見るのが面白い。

知らない駅から、学校や仕事や、いろんな用事ででかけるひとがいて、その駅に帰ってくるひとがいて、みんなそれぞれ生活してるんだなあと思うと、いつも不思議な気持ちになる。

見知らぬ駅は、どことなく映画の中にあるみたい。
日常の、一枚薄いフィルターを通した向こう側にあるようで、自分の目がカメラになったような気がする。

京阪電車と阪急電車に乗ったときの、あの独特の遠足っぽい感じが好きです(とくに特急に飲み物やお菓子を買って乗り込むとひとりで気分がもりあがるのはわたしだけでしょうか・・・。ほかの電鉄の関係者のかたがいたらすみません。)

わたしは普段ぜんぜん旅をしないのですが(行けば楽しいのですが、なかなか出かけない性分です。でもひとたび出かけると楽しい)、今度青春18切符を買って、近くをふらふらしてみようかなあ。