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ブルク広場 [Burg] の市庁舎 [Stadhuis] の右隣に、聖血礼拝堂 [Heilig-Bloed Basiliek] があります。
この礼拝堂は、12世紀にフランドルの伯爵が、第2回十字軍遠征の際にエルサレムから 「キリストの血」 とされる液体を持ち帰り、一族の礼拝堂に奉納したことが由来となっています。
入口はふたつあり、礼拝堂は1階と2階の二層構造になっています。
正面は、金色の像で飾られています。真ん中下段に、ブルゴーニュのマリアの像もあります。
先日記事にした聖母教会 [Onze-Lieve-Vrouwekerk] で眠っているマリアです。
マリアの夫は、神聖ローマ帝国の皇帝マクシミリアン1世です。
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まずは重い扉を開けて、1階の礼拝堂に入ってみます。
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石造りのとても薄暗くて小さな、聖バシリウスのロマネスク様式の礼拝堂です。
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キリスト像の膝に触れると幸運に恵まれる、というご利益があると言われています。
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聖母マリアは、傷付いたキリストを抱きかかえています。
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横にあるアーチの上にあった石の彫刻です。
入口に貼られてあった礼拝堂を案内するポスターにこの写真があったのですが、これが何を表しているのかの説明がなかったのでわかりません。
一羽の鳥が幼子を守っている様子なのでしょうか・・・。
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聖血の遺物は礼拝堂に大切に保管されていて、金曜日にしか開帳されません。
毎月5月のキリスト昇天祭には 「聖血の行列」 が行なわれ、ブルージュで最大のお祭となっています。