平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

心の傷を癒すということ 劇場版

2021年02月15日 23時59分19秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、名古屋で観た映画の2本目は、「心の傷を癒すということ 劇場版」です。
事実に基づいた物語で、NHKドラマを再編集した劇場版です。最近、多いね。
阪神・淡路大震災の時に、奔走した精神科医の実話で本人が新聞にエッセイを
書いていたものが原作。奇しくも金曜日に東日本大震災の大きな余震があった時に
この映画を観ることにるとは・・・・。


内容は、阪神・淡路大震災時、被災者の心のケアに奔走した実在の精神科医・安克昌氏の著書
「心の傷を癒すということ 神戸…365日」を原案にしたNHKドラマ「心の傷を癒すということ」の劇場版。
2020年1月から放送されたテレビ版全4話を再編集した。安和隆は自身のルーツが韓国にあることを幼少時に知って以来、
自分は何者なのか模索し続けてきた。やがて人の心に関心を持つようになった彼は、父に猛反対されながらも
精神科医の道へと進む。映画館で出会った終子と結婚し、第一子も生まれて幸せな日々を送っていたある日、
神戸の街を大震災が襲う。和隆は避難所で被災者たちの声に耳を傾け、心の傷に苦しむ人々に寄り添い続ける。


自分が在日だとわかってから、自分自身が心に葛藤があったからこそ心に関心をもち精神科医になった主人公。
自身の心の葛藤があったからこそ、人とは違う視点もあったのかもしれない。結婚もし子供もでき順調だった人生が、
震災で一変。最初は役立ちたくて、そうできないことに葛藤していたが、何かできることはと心のケアを始める。
自分も初めての体験の中で、手探りしながら進んで行く様子に心打たれる。なかなか本当に話をきくことで、
心のケアができるのかってところもあるのだが、きっとそこは色々葛藤してきている人だからこそのモノがあったのかも。
まあ、そういう勉強や研修もいっぱいしているとは思うしね。実際の話とはいえ、最後の結末は悲しい。
ちなみに主人公が師としたう先生も実際にモデルなる人がいて、神戸大学医学部名誉教授で精神科医の中井久夫先生です。
主人公のモデルの安克昌氏の著書「心の傷を癒すということ 神戸…365日」と中井久夫先生の本は読んでみたいなあ。
















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