matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

 マネ「フォリー・ベルジェールのバー」を観る

2019-10-24 11:05:09 | 日記

 

 東京都美術館で開催中の「コートール

ド美術館展 魅惑の印象派」を見てきま

した。

 

「フォリー・ベルジェールのバー」は、

1869年パリ初の音楽ホールとして

開店した酒場を描いたマネ晩年の作品

です。

 

間近で見ると複雑な構成の作品とわかり

ます。鏡の存在がポイントになっていま

す。

マネはスペイン旅行中に「ベラスケスを

観るだけでも旅に出る意味がある。」と

書き送り、ベラスケスを敬愛していまし

た。

 

「ラス・メニーナス」における鏡と同様

の意味を持っているともいわれます。

 

1882年のサロンに出品され、大好評

を博します。マネの絵画をようやく市民

が受け入れ始めますが、体を病んだ画家

の余命は幾ばくも残されてなく、翌年

51才で亡くなります。

  (ルノワール 「桟敷席」)

 

ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴーガン

たちの有名作品が並んでいます。

 

ルノワールが第1回印象派展に出品した

記念碑的作品が「桟敷席」(1874年)

です。

 

美術館を出ると、公園でくつろぐ人々の

姿がありました。

 

イベント広場では、青森の物産展が賑

わっていました。

 

もうすぐ、上野の森も紅葉の季節を迎え

ることでしょう。

 


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