新緑の季節、鎌倉を訪ねました。
鎌倉駅西口から今小路を北鎌倉方向
へ10分程歩くと寿福寺です。
外門から山門に至る敷石道は静寂感
が漂います。
源頼朝が没した翌年(1200年)、
北条政子が栄西を開山に招いて建立
した鎌倉五山第三位の寺です。
(仏殿)
この地はもともと頼朝の父義朝の館
があったといわれています。
裏山のやぐらには、源実朝、北条政子
の墓と伝わる五輪塔が二基あります。
(北条政子の墓)
鎌倉駅へ戻り、若宮大路を由比ガ浜方向
へ歩きます。下馬四つ角を曲がり、しば
らく歩くと安養院です。
北条政子が頼朝を供養する寺院として
長谷笹目が谷(鎌倉文学館附近)に創建
した長楽寺が前身であると伝えられます。
創建の年(1225年)に政子も死去し
た為、頼朝・政子夫妻を供養する寺院と
されました。
その後、大町にあった善導寺の跡(現在
地)に移って、安養院になったといいま
す。安養院は北条政子の法名です。
(北条政子の供養塔)
境内一面が燃えるようなツツジの花で
埋め尽くされますが、訪れた時は既に
見頃を過ぎていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます