(カイザースラウテルン広場)
10月最初の日曜日、茗荷谷を訪ねま
した。
丸の内線「茗荷谷駅」で降りて、駅前の
春日通りを渡ると、カイザースラウテル
ン広場です。文京区と姉妹都市提携を結
んでいるドイツのカイザースラウテルン
市との友好記念で造られました。異形の
オブジェの数々は子供たちのよき遊び相
手となっているようです。
広場の先は旧東京教育大学跡地です。
現在は筑波大学東京キャンパス及び
放送大学があり、また文京区は約
2.9ヘクタールを教育の森公園とし
て整備し、区民の憩いの場となって
います。
(教育の森公園内)
キャンパスの横には窪町東公園があり、
起伏の激しい湯立坂が、小石川植物園
方向まで伸びています。
(湯立坂)
この地はもともと旧守山藩邸の敷地で
あり、明治に入り東京高等師範学校が
お茶の水(現在の東京医科歯科大学の
所在地)より移転してきます。戦後は
東京教育大学・筑波大学へと発展しま
した。
(占春園の名残り)
公園の奥には占春園があり、嘉納治五郎
像が立っています。
嘉納治五郎は講道館柔道の創始者として
有名ですが、明治26年より大正8年ま
で再度にわたり東京高等師範学校校長を
つとめました。
(嘉納治五郎像)
茗荷谷駅前には優雅で穏やかな風景が
広がり、歴史の名残りも感じられまし
た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます