だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

サマータイムだぜ。

2015-03-30 19:47:50 | 日常。
 ・・・今日、ウールのコートで寒かったですがorz

 前二回に関しては、ドキドキしながら見守っていたのですが、今回は「あー、今週末だなぁ」と事前に思っただけで、当日すっかり忘れて、起きたらすでに携帯とPCの表示が変わってました。

 で、なんか「そんなたくさん寝てないんだけどもう○時かい?」という感覚が日・月抜けませんで、体内時計がズレズレ。あんま意識してなかったから逆にそうなのか、単に旅から帰ってきてから二、三日ぐたぐだ過ごしていたせいなのかよくわかりませんが、なんとなく微妙に時差ボケしています。一時間なんで大したことないですけどね。

 日本でのサマータイム導入について前々からちょこちょこと議論が出ていますが。

 欧米でのサマータイムは非常に納得できるものなのです。私アメリカは知らないのですが、ヨーロッパの人はほんとに太陽とお外が好きで。ほぼすべてのレストランや庭付きやバルコニー付きの家庭が外にいすとテーブルを出し、さんさんと照る太陽のもとでビールやらワインやら飲むんですよ、たとえ今みたいに外が凍える気温であってもですね、
 最初はなんで?寒くない?と思ってたんですが、慣れるとこれが結構気持ちいい。なんか空が広いせいなのか、景観が保護されているからなのか、遠足のお弁当効果みたいのがあるのか、よくわからないんですが、私もよほど寒くなければ外だなぁ、最近。こっちは、家のなかって寒いし暗いし、って部分もあるかもしれない。

 そして、夏もそんなに暑くならないんで、嬉々としてこれ↑やるんですね。で、暮れたら帰るぞー、という。6月なんか10時くらいまで明るいし。基本的に、暗くなったらお家に帰って寝るぞ、って文化。
 と、なると、会社帰りに飲みに行くにせよデートするにせよ、明るいほうが「いい!」なので、短い夏の期間、少しでも長く明るい時間を過ごせるように、サマータイムしちゃおうぜ!ということなんだと思う。明るいとせっかく明るいから外に行って飲もう!って気分になるしね。経済効果抜群ね。

 対照的にねぇ、日本はねぇ、平安時代から夏は夜なのよ。
 暑いから、陽が落ちてからが勝負なのよ。根本的な価値観が違うわけよ。

 線香花火を囲んで誰が先に落ちるか―きゃっきゃうふふ、とか、浴衣で夜店の明かりに照らされた横顔がいつもと違って見えてドキッとか、そういう文化(恋愛?)なのよ。もしくは林間学校やらでキャンプファイアーやって(以下長すぎるので自粛)

 ・・・まぁ、恋に落ちるきっかけはともかくとして、夏の日本人のメンタリティとして「さ、日が暮れたから日中より照らない分動きやすくなったね、セミの声もしなくなったし良い時間ね」がある以上、サマータイム導入したところで大した経済効果は生まれないと思うんだけどなぁ。むしろ逆に一時間遅らせたほうがマシだったりして

 まぁ、現実問題として、個人的には導入されたってどうせ定時に仕事なんて終わんないし、仕事が終わったらどっちにしろ日が暮れてるし、家に帰って旦那と飲むか同僚と飲みに行くか(はたまた帰ってちょっとぼーっとしたら寝る時間)だし、そういうのってサマータイム導入したって変わらないと思うのよね。一日が24時間であることは変わらないんで。軽く時差ボケもするし、自動で変わってくれない時計を一個一個手で一時間ずらすのめんどくさいなー、ってだけに終わりそうな気がする。夏と冬で日照時間が欧米ほど変わらないので、そんなに影響ないよね、ってのもあるし。

 ということで既に夜8時前後まで明るいドイツからのレポートでした。文化面から言及したものってあんま見たことないんですけど、えらいひとの皆さん方はどう思ってるんでしょうね?
コメント
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