小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

京の雪ー3

2011-01-23 20:47:42 | 旅行
京の雪ー3

上賀茂神社を後にして、賀茂川を歩きます。 レンズはペンタックスDA200mm、カメラはペンタックスK7







雪の賀茂川ですが、そそぐ光は、意外に春のような穏やかさが優しさがあります。









カモメに餌をあげる方がいました。



この人たちに便乗して、カモメの撮影。









春は桜の半木の道(なからぎの道)も雪道です。
いつものように京都府立植物園に入ってみます。



残念ながら、植物園には絵になる対象がみつかりません。雪が中途半端です。
唯一、雪と椿を撮影。椿園もあるのですが、ほとんど花が落ちてしまっています。わずかに残った椿の花を撮影。 椿は冬の花のはずですが、散ったり、また咲いたりくりかえすのでしょうか?













京都府立植物園を出て、いつもだったら御苑に行くのですが、今日は仕事に戻ります。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京の雪ー2

2011-01-22 21:35:54 | 旅行
京の雪ー2

上賀茂神社、武射神事の続きです。レンズは77mm limitedが続きます。



この最初の神官だけは片肌ぬぐのです。ほんとうに寒そうです。



この先陣を切る二人は、神官といえども侮ってはいけません。みごとに的を射ています。さすがにプロフェッショナル、立派です。





77mmlimited はここまでです。カメラはK20Dでした。

ここから先は、★DA200mm カメラはK7です。★(スターレンズ)とはペンタックスがプロ用レンズのお墨付きを与えたという意味です。



















最初は神官が弓を射ます。この髭の貫録十分のおじさんと手前のかっこいい方はいずれもとても弓が上手で、みごとに的を射ていました。それにしても寒いですよ。

その後も入れ替わり立ち代わり、神官が(それ以外の関係者もいるかもしれません)弓を射ます。結構外しっぱなしの人もいて、一年間、大外れに悔やむかもしれません。







的のそばで矢を拾う人。



今日は仕事を抜け出してきています。そんなに時間がありません。神事見物を途中で切り上げて、いつものように、すぐき屋で丸すぐきを買って、賀茂川を歩きます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京の雪ー1

2011-01-22 00:20:59 | 旅行
京都の道にちょっと割り込みます。

京の雪―1
 1月16日
17日までに新製品を完成させねばなりません。土日も京都にとどまって仕事です。雪がふってきました。降ったりやんだり、日がさしたと思うとにわかに曇って雪が降り出す、そんな日でした。ちょっと抜け出して、京都の雪を撮影。本当は、首の腫瘤が無事、事なきをえたので、お礼に上賀茂神社へお参りにゆきました。この腫瘤騒動は、きっと上賀茂神社の神様が何かを私に示したことだと思っていました。当方のこれからとファルマフロンティアのこれからに関して、どうしたらいいかわからないのです。詳しい事情はここにはかきません。このブログは仕事とは関係ありませんから。上賀茂神社にお参りすると、いつも、神さまにたのみます。良い方向にお導きくださいと。思いもよらぬことが、色々おきます。いつも、上賀茂神社の神様が当方にそれをきっかけに考えるようにと、色々なことを与えてくれていると思っています。この腫瘤騒動でもいろいろ考えました。まだ、結論はでていませんが、それに近づいていると思っています。ともあれ。お礼に行きました。


15mm limited


15mm limited

お参りして振り返ると、太陽がうっすらと見えます。

この後は77mm limited と200mm2本たけで撮影してみます。しばらくは77mmが続きます。77mm limitedの力をかんじていただければ幸いです。

あとは、書くことはありません。ただ、雪の作り出す特別な絵を載せてゆくだけです。

























たまたま、今日は武射神事の日でした。矢を射て、災を除く神事です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の道 その3 一条通りー4

2011-01-20 22:15:39 | 旅行
京都の道 その3 一条通りー4

南イタリア物語から、京都の道に戻ります。イタリアの文化から、日本の文化へ戻ります。 日本文化の連続性がどういう意味があるか、京都の道シリーズで、皆さん考えてください。

なお、南イタリア物語の写真から気に入ったものを選択して、高画質でアップすると、書きましたが、現在のブログの能力では、とても、オリジナル画質を何枚もブログにのせるのは不可能であることがわかりました。すいません、当面、高画質はできません。南イタリアのツアーに行った方に、必要なら当方の写真を無償で提供すると約束しておりますので、どの写真が必要かメールしていただければ、メールでオリジナル写真をお送りします。高画質ですから一度に多くの枚数は送れません、その点だけは、あしからず。


さて、一年前の節分のレポートです。吉田神社の節分に関しては、これまでにアップした京都の道 その3 一条通りー1から3をごらんください。

ここでは、昨年の廬山寺、節分から始まります。
廬山寺
一条通りにつながる、鴨川の橋はありません。よってここで東一条は切れてしまいます。鴨川から御所までの短い間、一条通りらしい通りはありませんが、御所にぶつかるあたりに、梨の木神社と廬山寺があります。梨の木神社は秋の七草で萩祭りのご紹介をしました。
廬山寺は節分の時に<追儺(ついな)式鬼法楽(おにほうらく)>(通称・鬼おどり)が行われるので人が集まります(2月3日、午後3時から4時)。ここは我々のラボから歩いて5分もかかりません。 運悪く、京の南西、壬生寺方面に仕事で出かけていましたので、鬼踊りも終わりに近い時間にやっと、廬山寺に戻ってきました。もう人ごみで撮影もままなりません。



法螺貝が鳴り続けで盛り上げます。鬼は出たり入ったり。







神官が弓を射て、鬼が逃げ出します。







その後、まめとおもちがまかれます。福と書かれたおもちを手に入れると、賞品がもらえます。みなさん、帽子やふくろを持ちあげて必死にゲットしようとします。



当方はきれいどころ、福娘の撮影で、まめどころではありません







なにか、福が来る笑顔で、とってもすてきです。



さわぎが一段落すると、鬼の御加護といって、体の悪いところを鬼に直してもらいます。



このように、一年中、京都の各地で、季節ごとに、それぞれの催しがあって、知っている人が集まって盛り上げる。とっても素敵ではありませんか。もちろん法事や神事であって遊びではありません。でも、とても素敵といいたくなります。なにが素敵かというと、人々が人同士で、地域同士で、あるいは自然、季節と一緒になって交流するということです。火炉祭や鬼おどりを見てすごす一時間と家でテレビを見て過ごす一時間の違い。頑張って自然と人の長い関わり合いの歴史を吸収しています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南イタリア物語ー28

2011-01-19 21:26:58 | 旅行
南イタリア物語ー28

南イタリア物語後記ー2

さて、本ブログに選択された写真の内訳を集計してみます。選択されたということは、よい写真であるか、説明に都合の良い写真であるかのいずれかです。すべてが写真としてよい写真であるとは限りません。よって、使いやすいレンズが選択される頻度が上がります。
15mm limited K20D 53、 K7 34、 計 87
35mm limited macro K20D 12、 K7 4、 計 16
43mm limited K20D 31、 K7 141、 計 172
77mm limited K20D 32、 K7 6、計 38
100mm macro K20D 17、 K7 21、 計  38

K20D 145、  K7 206
<数字は今回のブログに登場した写真の数です>



K20D-15mm limited


K7-35mm limited macro


K20D-43mm limited


K7-77mm limited


K20D-77mm limited


K20D 100mm macro

使いやすいところに集中するわけで、K-7 と43mm limited が圧倒的に使いやすいということになります。K7はK20Dより100g軽いですから、どちらかを選ぶときはK7になります。
43mmは旅行の1週間前に買ったもので、これが有ると無いとでは大きく結果が違ったと思います。F1.9 と明るいし、標準レンズですから、一番使われるのは当然でしょう。35mm limited macroもF2.8 、標準レンズですが、人物に向いていないので、マクロのメリットを生かすときに使うということで、使用頻度が大きく低下します。マクロのメリットを出すときは100mm macroを選択してしまうので、最も使い易い35mm limitedが意外と選択されない結果となるのです。K20D-15mm limitedの組み合わせは定評ある選択で、良い写真を次々に生み出しています。F4と暗いレンズなのですが、意外に、暗い所でも撮れてしまいます。このような超広角レンズは周辺の明るさの変化、色の変化、画像のゆがみなどを問題として、これが少ないものをいいレンズというのですが、15mm limitedはあまりそういうことを気にしていません。私は周辺の数値を気にするのはおかしいと思うのです。人の目でも周辺は暗く、色も変化し、像もゆがむのです。これがはっきりしていたら、不自然とおもいます。最近買った8mm超広角を使ってみましたが、周辺が写りすぎの為に使いこなせないのです。15mm limitedが感じたままの絵を表現してくれるレンズであるということは、数値でなく、そういうことを目指して作ったレンズということです。100mm macroは近くの物を撮るだけでなく、遠景も面白い絵を作ることは経験済みでした。F2.8と明るいし、軽いですから、今回も大変活躍しました。私の最も信頼するお気に入りのレンズです。さて77mm limitedですが、名レンズといわれながら、どう使っていいかわからずに、オタオタしていました。しかし、今回の旅で、なにか77mm limitedの使い方をわかったような気がします。マスを撮るのです、人でも彫刻でも、山でもマスとして捉えたいときに使うのです。実際は1.5倍で100mmを超すわけですから、むしろ遠景のマスをねらってゆくと、とてもいい絵となります。このあと京都で雪が降った時に、ペンタックスの200mm単焦点と77mm limited 2本だけで雪をとりまくりました。これが意外と面白かった。雪は広角ではなく望遠で撮るべきだ、雪は晴れているとき撮るのではない、くもりか、雪がふっているときに撮るべきだとか、意外なことに気が付きました。200mm単焦点と77mm limited 2本だて、これは楽しいですよ。のち程、ブログで紹介します。
43mm limited と77mm limitedは他のレンズと少し違って、35mm版用のレンズです。デジタル専用レンズより、設計は古いが、質は高級です。この2本はとてもいい色を出すように思います。また人物撮影には、素晴らしいマッチングを見せます。女性の肌がきれで、それでいて、髪の毛は繊細に写ります。顔がまろやかに立体的に表現され、バックのボケもきれいです。これは予想通りですが、上述のように、77mm limitedを遠景に使ってゆく、43mm limitedを常用レンズとして使ってゆく。

200mm 単焦点が加わって、15mm, 35mm, 43mm, 77mm, 100mm, 200mmの単焦点レンズのラインアップができたわけです。楽しいですよ。

しかし、ツアー旅行での単焦点レンズは正解だったのでしょうか? ツアー旅行はやっぱりスナップ勝負だから高倍率ズームなのでしょうか? 実は旅行前に発売が決まっていたペンタックス18-135mmズームを買おうと思ったのですが、わずか数日の違いで発売が間に合いませんでした。買えていたら、15mm limited、18-135mmズーム、明るい標準レンズとして43mm limitedの3本で出かけたに違いないのです。でも、ペンタックスlimitedレンズの旅は面白かった。単焦点レンズの使い方がずいぶんと勉強になりました。
これがズームレンズをつかうときにも役に立つことになるのです。今後が楽しみだな。

そうそう、K20DとK7の比較をするのでした。実はK7はCTE設定であることが多かったのです。これがK7の色が変だといっている主たる原因でした。Color Temperature Expansionといって、記憶色(記憶に残る印象的色)を強調するシステムです。今回は青と赤を少し強調しています。これが裏目に出ることが多々あるのです。こまめに解除しなければならなかったということです。でもこの比較はまだ結論をつけずにおきましょう。K7の画像設定の仕方を十分使いこなしていないのですから、現状では比較できないでしょう。内心はK20Dの方がいい絵を作るに決まっているとおもっていますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする