小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

大磯うつわの日 その3

2014-10-25 19:29:33 | 日記
大磯うつわの日 その3

土曜日は陶芸教室、日曜日に再度、大磯をアタック。今度は家内も行くといっています。
金曜日に行けなかった大磯城山公園から。ここはとっても広くてきれいな県立公園です。ずいぶん迷って、広い公園を歩き回った末に茶室、城山庵につきました。<丸山修三 白の世界>がタイトルです。



Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm

なぜ、陶芸家は白が好きなのか?写真家は白黒写真が好きなように、色を無くすことにより、主張を際立たせると理解できますし、魅力的であることは認めますが、当方は断固この方向を否定しています。色が使えないだけじゃないか! モノトーンがモダンだというのはいいかげん古い考えだ。これでは花も飾れないし、茶器にもならない。単純化に走るのは死ぬ前にやればいいのだ。やりつくした人が到達する境地で、元気なうちから単純化に走るのは芸術家として怠慢である。

城山公園の向かいに旧吉田茂邸があります。公園のように広い庭園となっています。邸宅は2009年に火災で焼失し、現在再建中です。この旧邸宅は無料ではいれます。ここを整備・管理している費用や再建の費用もみな寄付で成り立っていると聞きました。吉田茂がいかに大物であったかを物語っています。明治17年に吉田茂の養父で貿易商の吉田健三が別荘として建てたの が始まりで、戦後、吉田総理が外国から貴賓を招くために新築されたものです。生涯を閉じる 昭和42年までを過ごした邸宅です。ここで、重要な国政の相談が頻繁に行われていたのです。吉田茂がGHQとの交渉にあたらせたあの白洲次郎はここで吉田総理といろいろな時を過ごしたのでしょう。吉田茂の贈り物をもって白州次郎がマッカサーを訪ねたときに、贈り物をその辺においてゆけといったマッカサーを礼儀がないといって怒鳴りつけたという話がある、<従順ならざる唯一の日本人>として知られる白州次郎です。かの有名なる、その妻、白州正子の<近江山河抄>という本を大磯までの電車の中でよんでいました。とても偶然です。白州正子は琵琶湖周辺の日本文化がとても好きでこういう本を何冊か書いています。たまたま当方も京都から琵琶湖周辺へ探求の旅を広げ始めたころに京都を去って東京に戻ったという経緯から、今日のスタンプラリーのように、琵琶湖周辺の日本文化にはまだやり遂げていないような強い心残りがあるのです。


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm 旧吉田邸入り口


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm
旧吉田邸から海をみる。



Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm
旧吉田邸のバラ園

さて、スタンプラリーなのに、なぜ旧吉田邸などでのんびりしているかというと、本日の最初のポイント、城山庵で、<昨日の午後にスタンプラリーの景品が好評のうちに終了しました>というチラシがおいてあったのです。出鼻をくじかれて失意のスタンプラリーとなりました。後で聞くと何人もの作家さんの作品が袋に詰まった、相当いい景品だったということです。それでもスタンプラリーは完成させましょう。

最後のポイント、Gallery kay。 <川本洋子展> ここはもともとギャラリーで、いつもやきものが展示されているということです。感じのいいおばさんがギャラリーを取り仕切っていました。


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm

結構、面白い焼き物が並んでいます。この焼き物は何に使うのですか? 花を生けてもいいでしょう、とのこと。 家内にいわせると、洗うのが大変、花器は地味でないと花が目立たないとか否定的でしたが。当方は俄然、花器を作ることに興味がわいてきました。フラワデザインもやろうかとまで思っています。


今日は家内が参加ということで、金曜に気に入ったところを選択して再度おとずれました。
まず旧島崎藤村邸。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

これは三軒先の岡村工房の花器。



Sony alpha7R + Zeiss distagon 18mm

今度は18mmで撮ってみます。


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm

鴫立庵では新たな生け花が見られました。


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm

これでスタンプラリーは、景品なしで終了です。最後に大磯漁港に行ってみました。漁師の船というよりは、釣り人を乗せた船がさかんに出入りしていました。  


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm

この辺の方に、海産物を売っているところはありませんかと聞くと、井上蒲鉾店しか教えてくれません。いったい大磯の人はどこで毎日の食材を手に入れるのでしょうか? やたら、ギャラリーだのカフェだのがあるのに、ちっとも毎日の買い物をする店に出会いません。とってもいい空気、いい海、しゃれた店がある大磯ですが、毎日の買い物をする店は?? 見落としているのかな? ほんとに住み易いところなのかな?主婦は平塚まで買い物に行くのかな?? 後で調べたら、スパーが何軒かあるとネットにでていました。漁港の朝市もあるようですが、第三日曜日ということで、毎日の買い物にはなりません。以上で大磯探検は終了です。
予想もしなかったのですが、結構おもしろかった。今後の陶芸のやり方にも大きな影響がありました。ご興味ある方は来年の<大磯うつわの日>にトライしてみてください。スタンプラリーをやるなら、よほど計画をねって行かないと、一日で出回りきれずに悲しい思いをしますよ。



これがスタンプリーの22か所、15番は大きいので下にチラッと見えている。
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大磯うつわの日 その2

2014-10-24 19:39:46 | 日記
大磯うつわの日 その2

三軒隣の岡村家では<クルマの弟と花の姉>というタイトルです。たしかに庭にはお姉さんのつくる陶器の花が咲いていて、家の中には陶器の車が色々あります。日曜に家内と再び訪れたときに家内が陶器の花を庭にさすというアイデアを大変気に入っていました。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

次はいよいよ、案内状をくれた岡崎先生の展示場、ジェル・アーキテクツです。ここもなかなか趣のある、日本家屋で、<お米がおいしいうつわ展~めし椀>というタイトルです。5人の作家さんが展示しています。
この日本家屋はジェル・アーキテクツという一級建築事務所の大磯オフィスということらしいです。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

これが岡崎先生の作品の一部で、3700円なんぼの値段ですが、どんどん売れている感じでした。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

この上のほうにあるめし椀は岡崎先生の作ですが、白化粧をわざとデコボコにした上に釉薬をやすりで削って不規則な濃淡を付けています。うけてますよ。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

木彫りの椀の作家さんも展示していました。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

ちょうど、どこかのテレビ局が取材にきており、作家さん方がここで出していたエチオピアコーヒーと豆カフェを食べながらモデルになっていました。今日は2軒だけの取材で、その一軒にここを選んだといっていました。
4000円のめし椀を見ながら、なぜ自分は陶芸でロクロを使わずに陶板ばかりを作っているのか、もう一度考え直してみました。他人の作品はみな魅力的なのですが、自分でなぜ作ろうとしないのか? これは後で書いてみましょう。今はスタンプラリーの最中です、次に行かなくては。


次は旧島崎邸のすぐハス向かいにある、桃の家。<安土忠久 吹きガラス展>というタイトルです。ここは食事が出来る、しかし民家風のスペースです。ガラス器と花という対象を色々撮って見ました。今回のイベントは殆どどこでも撮影自由で、とってもいいことです。一箇所だけ、木彫りの展示場で撮影を断られましたが、そこには二度と行きませんでした。前からいっていますが、作品の撮影禁止など本当に意味ないことです。意匠を盗まれる、などといっているのは自信のない作家の証拠です。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

ガラスというのは向こうが透けて見えるところが、撮影対象としてはとっても面白い。ぜんぜん購入の意志なく、写真ばっかりとっているお客さんはあまり歓迎されないでしょう。女性客がいっぱいで、あれも欲しい、これも欲しいどうしましょうとかいいながら、ガラスをいじりまわしていす。作家さんは当然こちらのほうが歓迎でしょうね。

次はカフェぶらっと。<三人展~世界の国から>というタイトルです。ドイツで陶器を作る、日本人。ドイツで陶器をつくるドイツ人、日本で陶器を作るアメリカ人、3人の作品が展示されていました。これはドイツで陶器を作る、日本人、鈴木藍作氏の作品。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

次はギャラリーさざれ石。<望月馨 陶展> ここはカフェ+ギャラリーになっています。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

ユニークな花器です。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

ここは大磯迎賓館。<洋館を彩る 六色の陶器展> 100年以上前に貿易商の別荘として建てられた洋館で、レストランになっています。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

海が見えます。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

結局最後になってしまったポイントは大磯駅の山側にある<うちのえ>。<そらと海とうつわ>というタイトルです。もう16時30分になってしまいました。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

ここは山の中腹、海が見えます。茶室なのでしょうか、個人の邸宅なのでしょうか?

うつわを見るのもソコソコに、ラス前のポイント大磯城山公園にバスでむかうべく駅前にもどります。バスに乗り込んだものの、あと15分しかありません。これでは到着するだけでぎりぎり、思い切って断念して、振り切るように帰ります。

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大磯うつわの日 その1

2014-10-23 20:58:16 | 日記
大磯うつわの日 その1

2014-10-17(金曜)
大磯うつわの日とは何であるか、全く知らなかった。たまたま白金陶芸教室に時々現れる先生の一人から大磯で展示会を開くという案内状をもらったので、大磯まで出かけたのです。
大磯といえば、品川から1時間、近いと言えば近いし、遠いと言えば遠いところです。なぜ大磯に行くことに抵抗感が無かったかというと、若い頃よく大磯プリンスでテニスをしていたこと、川崎に在った会社に大磯から通っていた同僚がいて、電車で1時間寝ていれば一本で会社に着く、大磯に住むのは結構いい選択だったと言っていたので、本当にそうなのか見て見たかったこと、となりの二宮の我妻山公園は富士山撮影で訪れ、結構いい印象を持っていたこと、大学時代の友人の奥さんの実家が二宮で、友人は二宮でのんびりするのがとても楽しみだといっていたので、二宮とはどんなところか興味があったの4点です。しかし、大磯に行ってみるとその先生の展示会だけでなく、大磯町ぐるみで金曜17日から日曜19日にかけて3日間、大磯うつわの日というイベントが開かれていたのです。端から端まで4km以上の広がりがある大磯町に点在する22か所のうつわの展示場で大磯うつわの日が展開されていたのです。
金耀に二宮によってから大磯を訪ね、大磯うつわの日を回っているうちに、スタンプラリーを完成すると作家さんの作品が景品にもらえるという企画を知って、スタンプラリーを始めたのですが、14000歩のウォーキングの結果、22か所中20か所のスタンプを得たにもかかわらず、あと2か所というところで17時時間切れになり、無念の断念をしたのです。その後どうしても心残りで、日曜に再び大磯を訪れスタンプラリーの完成を試みました。その顛末はいかに。
今回の撮影ポイントは花器とそこに生けた花をどう撮るか。Pentax FA77mm limitedでそれをとらえること。もう一つは、問題になっているZeiss touit 12mm (APS-C)とそれまで使ってきたZeiss Distagon 18mm (フルサイズ)をガチンコ比較をしようということです。結論をいえば、Pentax FA77mm limitedはその力を発揮しました。しかし、ワンパターンになる危険性があり、いろいろなレンズを使い分けることが楽しみを増やすに違いないことも感じます。このlimited シリーズ3兄弟をPentax FA31mm limitedを購入して完成させることがまず優先です。Zeiss touit 12mmは明らかにZeiss Distagon 18mmに対抗できません。超広角レンズはとても難しい、Zeiss Distagon 18mmも欠点がいっぱいあります。それでもZeiss touit 12mmはどうしてしまったのでしょうか? これで、最近の軽量Zeissに不信感を持つようになりました。Zeissは軽量のSony alpha7に合わせて軽量でリーズナブルな値段のレンズを開発、ZeissブランドではTouit, Loxiaと続き、SonyブランドではFEシリーズを出してきたのです。しかし、これらは、かつてのZeiss レンズの思想と違った方向を示しているようです。最高を追求するのではなく、そこそこの性能で、そこそこの値段でZeissブランドでビジネスしようという意図がみえるのです。ライカとパナソニックの関係も同じです。Loxiaはまだその性能がわかりませんが、あえてMFにすることにより、軽量化と性能とプライスのぎりぎりの妥協点を追求したのでしょう。しかし、果たしてこれらの新製品がこれまでのZeissレンズの性能を超すことができるのでしょうか。それどころか比肩することもできない危険性を感じるのです。重量さえ我慢すれば、オールドレンズやコシナ・ツアイスの方が性能がいい予感がします。しばらくはZeissの軽量レンズは様子を見ましょう。Pentax FA 31mm limitedの次には、ContaxやLeicaのオールドレンズの世界に入ってみましょう。重たいのはほんと、とってもいやなのですけれど。


Sony alpha7R + coBORG220mm

二宮で降りて我妻山公園に上ります。結構階段を登るのです。山頂は早春に早咲きの菜の花が咲き、菜の花と富士山が撮れるというのでカメラマンが集まるポイントです。我妻山公園HPの花情報には菜の花から始まって、桜、つつじ、夏のコスモス(なんでもここは早咲きがすきですね)でぷっつりと情報が消えます。まさか、公園になにも咲いていることは無かろうと思って出かけたのですが、本当に何もありませんでした。富士山のほうは何とか冠雪した頭を見ることができました。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

望遠と超広角の違いです。これでも同じ場所から撮っています。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

山頂から海が見えて気持ちのいい公園です。地元の子供たちがあつまって遊んでいます。ほんとうに地域に密着した公園です。



Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

二宮の全貌を見ながら階段を下りて、JRで隣の大磯へ向かいます。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

大磯駅で降りて、坂を下り、国道1号線にぶつかるところにある鴨立庵が、まず第一のポイント。ネットの説明では
<鴫立庵(しぎたつあん)は神奈川県大磯町にある俳諧道場。京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び、日本三大俳諧道場の一つとされる。敷地内に建てられた石碑にある銘文「著盡湘南清絶地」から、「湘南発祥の地」とされることもある。名称は西行の歌「こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」(『新古今和歌集』)による。>

100円ですが、今回のポイントで唯一入場料が必要なところでした。俳諧道場ですから結構趣があります。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

<花の器、三人展>ということで、ダイナミックな生け花とユニークな花器が古民家風の建物に飾られています。今回の写真散歩は<花と器>を撮ってみようと、このとき思ったのです。大和花道会会長、山田尚俊さんが生けたと書いてあります。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

スタンプラリーは鴫立庵からだいぶ後になって思い立ったので、午後に再びスタンプをもらいに訪れました。その時、フラワーデザイナー(生け花の先生といわねばならないのかな)の方が花を生けていました。出来上がったところは日曜に再び訪れたときに撮影して、後ほど登場します。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


次は旧島崎藤村邸(町屋園と呼ばれた藤村の旧宅)。<大磯ロマン~風と波に誘われて・花と器に出会う~>というタイトルです。
旧島崎藤村邸岡村家の3軒隣にある岡村家の方々が器を作り、岡村工房(岡村昭男、岡村敬子、岡村朝子、岡村友太郎)、デュビン美奈子という方が花を生けるコラボレーション展示。たまたまいらしたデュビン美奈子さんに色々話を聞きました。岡村工房自体は平塚にあるそうです。デュビン美奈子さんはハワイアンレイとウェディングブーケの先生で、大磯で子どもの花育レッスンのアトリエを開いているそうです。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

ダリアがきれいなので、77mmで気を入れて撮影。なにか、花と器の撮影が気に入ってしまいました。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited
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最近のお友達レンズ その3

2014-10-16 20:21:03 | 日記
最近のお友達レンズ その3

2014-10-11, 10-12 自然教育園
絶賛しているPentax FA77mm limited から再びコシナZeiss planar 100mm macroに戻して撮影。その理由は下の写真の様に小さな花を撮るマクロ撮影はやはりマクロレンズでないと無理だからです。もう一つは、Pentax limited は軟らかい表現でボケが美しい、癒し系です。Zeissは対象をキリッと捉え、攻撃的表現で断トツに魅力的ですが、ボケは時によりザワついた感じになります。特に遠景を撮るには向いていません、ボケがうるさくなります。ですから、PentaxとZeissを時により使いわける必要があります。対象を攻撃的にとらえてしかもボケを美しくとらえることが出来るレンズはないものかと思っています。きっとライカレンズはそれが出来るのではないかと期待しています。Zeiss touit 12mmは持って行くのですが、出番が少なく、さらに使える写真が少なく、今回はついに0枚の掲載となりました。

写真グラブの先輩が教えてくれた、コウヤボウキの花。一見地味な小さな花で、知らない方は見過ごしてしまいますが、よく見るとなかなか魅了的形をしています。


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

9月、10月は数日のうちに、花の主役が交代してゆき、花をよく知っている方にとってはとても楽しい期間と思います。そして、もうすぐ紅葉の季節になり、葉が落ちて鳥撮りの季節になるのです。

この時期になると、蝶たちは密を吸う方に集中して、人が近づこうがおかまいなし。ここでは珍しい方にはいるアサギマダラにカメラマンが3,4人集まって撮影。ちっとも逃げないので、モデル撮影会の様相となりました。


Sony alpha6000 + coBORG220mm


Sony alpha6000 + coBORG220mm

よたよた飛ぶ蝶も多くなり、案の定、蜘蛛もこの時ぞとばかりに餌の確保に余念がありません。残り少ない時間の間に命のやり取りがごく当たり前のように進行しています。


Sony alpha6000 + coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha7R + coBORG220mm

この色々な花が咲く一角の幸せな雰囲気を撮りたいと思うのですが、なかなか表現することが難しい。一つ一つの花は小さい目立たない花なのです。


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha7R + coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

最近、意地になって蜂雀(ホウジャク又はハチスズメ又はスズメガ)を撮ろうとしています。あまり可愛くない蛾なので、撮ろうとしている人は見かけません。蜂雀をcoBORG、MFで撮ろうとすると、ピントを外して歩留まり5%ぐらいなので、一か所に何十分もいることになります。花から花へ移って飛び回り、あげくの果ては撮れないほど近い所にやってきては人をおちょくっています。


Sony alpha6000+ coBORG220mm


Sony alpha6000 + coBORG220mm


Sony alpha6000 + coBORG220mm


Sony alpha7R + coBORG220mm


Sony alpha6000 + coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha6000 + coBORG220mm

ススキの季節になりました。coBORGの丸ボケは使いようで面白い。


Sony alpha7R + coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro
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最近のお友達レンズ その2

2014-10-14 19:08:25 | 日記
最近のお友達レンズ その2

2014-9-23
コスモスが咲いているかなと思って昭和記念公園に行きました。原っぱ西花壇のコスモス(80万本)は5~7分咲き、こもれびの里/花の丘のコスモスは2分咲き程度。(ここは現在、満開で400万本のコスモスが見られるでしょう。)
今日もレンズは最近のお友達、coBORG220mm,  Zeiss touit 12mm, Pentax FA77mm limitedの三本。相変わらずPentax FA77mm limitedが美しい絵を作り、coBORG220mmが時折面白い絵を作り、Zeiss touit 12mmが疑問の多い絵を作っています。
Sony /Zeiss フルサイズEマウント 16-35mmが11月7日に発売されて、14万円くらいのようです。買いでしょうかね、16mm だと、Sony alpha6000に付けると24mmですから超広角とはいえません。Zeiss touit 12mmだと18mmですから、まずまずの写角が得られます。Zeiss touit 12mmは生き残るでしょうか? それにしても、最近の軽量Zeissは大丈夫ですかね?
そうそう、コスモス畑で、中判カメラを構えている方がいらっしゃいました。Pentax 645Zでしょうかね? やっぱり目立ちますね、どうやって撮るのかチラチラ見てしまいます。 645を持つには相当な自信が必要ですね。 センサーがCCDの645Dの絵の方がCMOSの645Zより好きだと言う方がいらっしゃいました。 最新マクロレンズ1本をつけて100万円コースの645Zか旧型マクロレンズ1本を付けて50万円コースの中古645Dか。前者が2.5Kg 、後者が2Kgと言う所で、思考が停止。ソニーさん思い切って中判ミラーレスを作ってください。ぶっちぎり軽くですよ。α7の1.5倍にすればいいのだからすぐ出来るでしょう。 レンズは面倒だから、こうなったらライトフィールドカメラにしてしまいましょう。人助けだと思って、お願いしますよ。


Sony alpha7R + coBORG220mm


Sony alpha7R + coBORG220mm


Sony alpha7R + coBORG220mm

coBORGに絞りを組み込むと、これが意外に面白いボケをつくるのです。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

ペンタックスFA 77mm limitedです。いい雰囲気を作ると思いませんか? 


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm

Zeiss touit 12mmのいい所を出そうと必死に試みるが、今の所、満足した結果は得られません。ボケが雑で美しくない。なぜだ?

いつものように、渓流広場レストランで黒焼きそばとフランクフルトソーセージと生ビールを飲んで、早々にお帰りです。


Sony alpha6000 + Zeiss touit 12mm
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