小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

コロナ禍での風景 無題その4

2021-08-30 13:57:18 | 写真日記
コロナ禍での風景 無題その4
2021-8-25
コロナ問題は科学的には、もう大勢は決まりました。菅首相の言う通り、RNAワクチンと抗体医薬で科学の勝利です。変異が起きても半年で対応できます。(やらねばならぬことはまだいっぱいありますが)
しかし、政治的にはなにも終わっていません(始まってもいません)。(危機管理、理論的政治、未来を切り開く政治、――――)

やれることは全てやる、光は見えてきたと菅総理が述べる。隣では政府ご用達科学者である尾身氏が並んで、人流5割減とか野戦病院を作れとか、バッハはなぜ来るのかと受けの良いことをまくしたてる。この図面を皆さんなぜ変だと思わないのでしょうか? これを変だと思わない方は以下のカッコつきコメントをすっとばしてください。読んでも無駄です。

<尾身氏に受けの良い事を言わせて、皆に希望をもたせるが、菅総理当人は何も具体的公約をしてない。聞き手を錯覚させながら、こ狡く世の反応を見ている。聴衆はみごとだまされて、尾身氏は良く言ったとネットではやし立てる。株主総会で、財政危機に瀕した会社の社長の再建案を述べる隣で、財務担当役員がこんなことではうまくゆかんと社長とは別の演説をしているようなものだ。それに拍手する株主の状景はあり得ない滑稽な話だ。>

<家庭でどこかわからず水漏れがあった時に水道屋を呼びます。元栓を締めましょう。それは誰でも考える。どこに水漏れがあるか見出して、修理出来るかが水道屋の仕事。人流を止めれば感染が止まることは当たり前で、止め方が問題なのだ。一回目は我慢しても、1.5年も元栓を止めたり開けたり、半開きにしたりするしか出来ない政府の言うことを皆が聞くわけない。その根っこはご用達水道屋の古臭い脳ミソにあった。>

<科学的にはもう答えは出ている。尾身氏は科学者としてはポンコツだった。現在の言動は一年前の言動であるなら、科学者として尊敬するが、答えが出てから、なにをしゃしゃり出ているのか? 菅総理がメセージ力のある尾身氏をうまく使っているのか、権力欲の強い尾身氏に牛耳られているのか、分からないが、いぜれにせよ危険な2人の茶番劇だ。>

<東京の感染者数が横ばいになっているのは、緊急事態宣言の効果には見えない。単に数字に恐怖を感じた国民の自衛行動に過ぎない。 大勢を決したワクチンと抗体医薬は全て欧米の科学の成果だ。つまり、菅―尾身ラインは何をしたのだ。>

何で、むきになってるか? 当方はただ、科学にあまりにも理解の無い、それをうまく使えない政治のトップとそれをよしとしているとりまきの政治体制とそれをとりまく大多数の国民。日本国民一億のあまりの科学的思考の貧困状態にどうしようもない恐怖を感じて、これが日本の死の間際まで延々と続く図面に絶望しているのです。

最近、当方は自分のブログを書いてないし、見てもいない。しかし、世間の反応に頭にきてブログ書くのを放りだしたというわけではないのです。

―――朋(とも)有あり、遠方より来きたる。亦(また)楽(たの)しからずや。人知しらずして慍(いきど)おらず、亦(また)君(くん)子しならずや。

8月12日に何十年ぶりかで、友人が訪ねてきた。リモート会議に参加してほしいという。
当方の家に来てリモート会議のシステムを立ち上げてくれました。 しかし、今どき友遠方より来るは単にうれしいというわけにはゆきません。2人ともワクチンを打っていましたが、万一と心配しつつ何事もなく1週間たったと思った8月19日の晩に突然の悪寒と発熱に見舞われ、次の日、東京都発熱相談センターに電話し、近くの発熱外来のあるクリニックを紹介してもらいました。一般の来院者とは別の裏階段から2階に上がって、小さな部屋に入り、問診の後に唾液による新型コロナ抗原検査と同じ検体からPCR検査を行いました。前者は15分、後者は1日後に判定がわかります。抗原検査は陰性となり、一般通院者と同じ待合室に移って、5日分の一般的風邪薬をもらってお帰り。次の日、PCR検査も陰性の連絡がありました。一件落着のように見えましたが、38度後半、38度前半、37度後半、37度前半、とだらだらと発熱が続いて、そしてやっと発熱6日目に36度台に戻りました。 当初はパルスオキシメーターが91% 、後半では94%と危機的状態に見えたのですが、その後中国製パルスメーターがポンコツであったことが判明しています。
その後現在も、軽い頭痛と倦怠感、声がかれて出ない、気温に対する反応がメチャクチャで、どっと汗が出たり、15分ごとにトイレに行ったり、こんなことが2日続いています。抗原検査を自前で買って(1回分4000円)測定したが、やはり陰性。しっかりとコロナ感染、自宅療養の恐怖を味わいました。

2015-8-29のブログ(Sony α7RII試写 ~その5 鎌倉・晩夏の花2015~)を見ると、全く同じ8月15日から40度の発熱が始まって、社会復帰に2週間かかっていました。当方はなぜか時々真夏に突然高熱を出すのです。熱中症誘発・内在性インフルエンザウイルスによる発症と自己診断しています。

2021-8-6
オリンピックの時、家内が少しはオリンピック気分を実感したいというので、夢の大橋のオリンピック聖火を見に行きました。現在は同じスタイルでパラリンピックの聖火がともされているはずです。
Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm


ユリカモメの青海駅でおります。 なぜか飛行船が飛んでいます。


青海駅にパレットタウンが直結しています。青海駅といえば、以前、当方の運営するベンチャーの事務所を置いたことがあり、結構通いました。仕事場以外は何も見たことが無かったのですが、今回パレットタウンおよびその周辺の施設を見て、その規模にビックリです。この規模に訪れる人がパラパラで不思議な雰囲気です。結構な人数のオリンピックマスコミ関連者がパスをぶら下げてウロウロしています。


まずは腹ごしらえで、パレットタウンの<コバラヘッタ>に入りました。<コバラヘッタ>はイタリア語らしい雰囲気があるので、冗談で付けた店名でしょう。


青空っぽい天井や南欧っぽいインテリアがかなり広いモールを包んでいて、ここまでやれば本当にイタリアで食べているような気になります。


ペスカトーレ(漁師風)パスタ, シュリンプとマッシュルームアヒージョ、アサヒ0.5% ビール(アルコール販売禁止に対応したものですが、これ結構いけます)。雰囲気も味も結構で、この店は推薦です。


極めつけはここの売りであるレインボウショートケーキ。


パレットタウンにはトヨタのレーシングカーとミニサーキットがありますが、休止中。


表では巨大観覧車が動いていました。乗ろうと思ったのですが、冷房設備の無い一般カゴはとても一周もたないであろう温度、冷房設備のついているカゴは30分待ちで諦めました。 パスをぶら下げたオリンピック関係者も諦めたようです。夕方以降は何とかなるでしょう。


夢の大橋に向かいます。 ユリカモメ地域では海のそばの公園と言えども、横浜山下公園と同じに考えてはいけません。炎天下を数km歩くことを覚悟しなくては。サンダルで来た家内はその後、足の筋肉痛に悩まされました。




オリンピック聖火  オリンピック公式グッズ・マスクに注目


聖火は柵に囲まれ、ちょっと写真を撮る以外は歩みを止められません。




我々は青海駅に戻らずに、そのまま夢の大橋を進んで、次の駅東京ビッグサイト駅に向かいます。聖火はどちらの駅からも同じ距離。 向こうからボランティア集団が歩いてきます。


この暑い中仕事を続けるけなげなボランティアさん


ミストが放出されているゲートがありました。
こんな具合です。現在、パラリンピック聖火も同じような状況でしょう。


子供が増上寺にワクチン集団接種を受けに行った時に撮影したパラリンピックの為のブルーインパルス飛行。

以上、コロナ禍での風景 無題その4はお終い。
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自然教育園日記 その200 キャリーバック・Fujifilm 3台体制-2 <1.5cmのエイリアン、コンボウヤセバチに会う>

2021-08-16 14:59:44 | 写真日記
自然教育園日記 その200 キャリーバック・Fujifilm 3台体制-2 <1.5cmのエイリアン、コンボウヤセバチに会う>
2021- 8- 9, 11

まずは、Fujifilm GFX50RにベストマッチングといわれているFujifilm GF50mm F3.5を付けました。
Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4
Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5
Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm
のキャリーバック・Fujifilm 3台体制です。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

小さなレンズ径で、ちょっとびっくり。Fujifilm GF50mm F3.5は335gですから、トータルで1110gと軽いことが売りです。
後述のように、Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5に接写リングを付けて軽いマクロ撮影機材を作ることが目的でしたが、Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5は本当にベストマッチングで、スパスパ撮れて、手持ちバランスがぴったりなのです。結局Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5での中判カメラ・スナップショットが楽しくなり、接写リングをつけてマクロ的に使うやり方はボツになりました。何にも付属物を付けない、素のFujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5があまりにも楽しい。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

入り口からしばらく続く、路傍植物園の道。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

路傍植物園からヒョウタン池に向かう地点のちょっとした広場。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

ヒョウタン池から水生植物園につながる道。物語の松が見えます。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5  物語の松


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

水生植物園。この日は強い風で、それを表現しようと何枚も撮りましたが、結局この程度。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

水生植物園から森の小道を経て、武蔵野植物園を過ぎると少々広めの広場があります。ここでベンチにすわってほっと一息、ペットボトルの水を飲んで、空を眺めます。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5

この広場からからイモリ池に向かう道。さらに水鳥の沼を経て、ちょっと長い道を歩いて、 再び路傍植物園に戻る。これで一周です。一周ゆっくり歩いて20分、3周すれば約4kmちょっと, 10000歩の散歩コース。最近は2周に減らしています。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5 + 接写リング

この絵と次の絵はViltrox18mm又は45mmの接写リングを付けたマクロ的撮影。一応電子接点がついているので、 AFが効きます。接写リングを付けると遠距離は撮れなくなるので、付けたり外したりが面倒なのと、かなり焦点合わせが大変なので、この組み合わせはボツにしました。


Fujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5 + 接写リング

このシステムで撮れる絵は決して悪くないですが、このFujifilm GFX50R+Fujifilm GF50mm F3.5の組み合わせはどうしてもスナップショット専用に、そうしないと設計した人に申し訳ないという気がするのです。 マクロ撮影軽量化はZeiss Makro Planar 50mmを狙いましょう。


Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4

ここからはFujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4
Fujifilm GFX100SのSDカード挿入に不具合が発生して、修理に出したのですが、先方で不具合が再現できないと言って、結局そのまま返ってきました。

Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4、この組み合わせが正統的マクロ撮影で、 これがいいに決まっているのですが、なにしろ2kgを振り回すのは疲れるのです。


Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4


Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4

水生植物園の池淵にあるベンチでぼーっとしていると、この1.5cmくらいの虫がやってきます。この虫は何という名前ですかと先輩に聞いたら、コンボウヤセバチという答え、さすがです。早速ネットで調べました。この名前の付け方が絶妙です。
この写真はコンボウヤセバチ類のオオコンボウヤセバチ・メスらしい。 オオコンボウヤセバチ・メスは産卵管が長い、オスは産卵管が無い。原則、胴体に赤いシマがある。ヒメコンボウヤセバチのメスは産卵管が短い、胴体に赤いシマが無いということまでわかりました。このハチ、カリバチやハナバチの幼虫に卵を産む寄生蜂で、木の内部にいる幼虫を探し出して、この長い産卵管で、幼虫目掛けて、産卵するという、こわい蜂だそうです。よくエイリアンが地球人にやる、寄生産卵です。


Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4

一休みのオニヤンマ。 暑い時に時折見かけます。飛んでいるのを撮るのは至難の業ですが、お休み中は結構逃げません。しかし、超接近広角撮影しようとしたら、逃げられました。


Fujifilm GFX100S+Fujifilm GF120mm F4

初々しいアゲハチョウのお休みシーン。一億画素だと、超トリミング拡大しても見られる絵になるから、望遠レンズがいらないかも知れない。


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm

ここから先は、コンボウヤセバチをFujifilm APS-C, 300mm(実質540mm)で撮影。 前出のFujifilm 中判GF120mmマクロのトリミング拡大のほうが迫力が出るようです。しかし、300mm(実質540mm)でプレ撮影すれば、いろいろな表情が撮れて、これも貴重です。
これは産卵管がないので、オオコンボウヤセバチのオスでしょう。


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm
オオコンボウヤセバチのメスでしょう。以下同様。


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm

タカトウダイの花が大好きらしい、ほんとうに楽しそうに食べます。かわいいけれど、エイリアンにも見えてきました。

自然教育園はワサワサ歩くだけでなく、ボーッと座っていると思わぬものが見えてきます。
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自然教育園日記 その199 キャリーバック・Fujifilm カメラ3台体制―1

2021-08-07 18:40:17 | 写真日記
自然教育園日記 その199 キャリーバック・Fujifilm カメラ3台体制―1

ブログを開くとコロナ対策が目に入るというのは、気分悪いにちがいありません。 気分を変える為に、 平和な自然の写真を載せます。 夏が来て、秋が来て、冬が来て、春が来て、花が咲いて、虫が飛んで、時が巡るでしょう。

2021-7-31~8-3


とりあえず、安い中国製キャリーバックを買って、
Fujifilm GFX100S + GF120m macro 又は Zeiss Planar 100mm macro
Fujifilm GFX50R + Laowa 15mm macro 又は Zeiss Distagon/Sony 24mm
Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mm
3台のFujifilmをキャリーバックにいれてガラガラと引きずって撮影。これを3日間続けました。


Fujifilm GFX100S + GF120mm macro

こののっけの写真がビックリ。なんてことない今まで何度も撮ってきた場面ですが、Fujifilm GFX100Sになるとこれまでにない迫力が出る。Fujifilm GFX50Rを買ったすぐに言うべきことでないけれど、メカの使い勝手の良さ、画質の迫力からいってFujifilm GFX100Sは意義あるカメラという結論になりました。


Fujifilm GFX100S + GF120mm macro

この小さな花はなんでしょう。先輩が教えてくれた、午後3時に開花する花かな? ほんと先輩の教えをすぐ忘れてしまうからどうしようもない。


Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro

Fujifilm GFX100Sで超接近広角撮影をやってみた。それなりに面白い。


Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro ツルボと虫


Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro ハナダイコンの実と花


Fujifilm GFX50R +Laowa 15mm macro ツリガネニンジン

通常、広角はFujifilm GFX50Rの受け持ちです。


Fujifilm GFX50R +Laowa 15mm macro


Fujifilm GFX50R +Laowa 15mm macro

この花のバックはちょうどうまい木漏れ日のはいるところなのですが、膝がいたくて思うようにゆきません。


Fujifilm GFX50R +Zeiss Distagon/Sony 24mm 

Zeissのキレはすごいよ。これはSony Aマウント、フルサイズ用レンズをそのままアダプタ―を介して645中判で使っているのです。Zeiss Makro-Planar 50mm F2が買いたくなった。これなら、重たくなくて、キレキレの接近撮影が出来るかもしれない。


Fujifilm GFX50R +Zeiss Distagon/Sony 24mm フシグロセンノウ


Fujifilm GFX100S +Zeiss Planar 100mm macro


Fujifilm GFX100S +Zeiss Planar 100mm macro

Zeiss Planar 100mm macroはとても魅力的なのだが、Fujifilm GFX100Sでの手持ちMF望遠撮影は、中判カメラの焦点深度の浅さから無理という結論になりそうだ。膝がいたくて中腰になれないもの響いているが。しかたなく、ふたたびGF120mm macroのAFに戻した。重たくて嫌なのだがしょうがない。


Fujifilm GFX100S + GF120mmm macro

この組み合わせだと花がちゃんと撮れすぎてしまう。きっとポートレートも同じだろう。レンズは、餅は餅屋とは単純にゆかないから面白い。


Fujifilm GFX100S + GF120mm macro クサギとクロアゲハ

Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF 70-300mmで撮るより、Fujifilm GFX100S + GF120mm macroで撮って、トリミング拡大した方が魅力的な絵になるのは、なんて言ったらいいのか。もちょっとまともな動き物用システムを買えということか。しかし、当面は財政的に無理。



Fujifilm GFX100S + GF120mmm macro


Fujifilm GFX100S + GF120mmm macro


Fujifilm GFX100S + GF120mmm macro


Fujifilm GFX100S + GF120mmm macro

ベンチに座って、夏の雲を見ながら、森の風を感じながら、ぼーっとする。自然教育園の散歩はこんな時間が多くなりました。オリンピックの騒がしさより、ずっと極上の気分です。


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-300mm
4時からカワセミ。 いつも4時からカワセミが現われます。


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-300mm クサギとクロアゲハ


Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-300mm

動き物専用、Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-300mmは毎回参加しているのだが、なかなか載せられる写真が撮れない。

こういうわけで、3台のFujifilmカメラをキャリーバックに詰めてガラガラ引くことは、膝に負担がかからず、3台とも毎回何かを撮っていることから十分意味ある事ではあるのですが、行動を制限されることが、なんともじゃまくさい。特にガタガタ道、階段、坂道がいやだし、さっさと動けないことがじれったい。じっと我慢して3日間このガラガラを実行しました。結果、面白いことに、まだこのガラガラをしばらく続けるという結論に達したのです。3台体制はそれなりの成果をあげているということでしょうか? ただしFujifilm GFX100Sのちょっとしたトラブルでしばらく修理工場入院ということになり、3台体制は一時2台体制になります。
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コロナ対策 2021-8-5

2021-08-07 11:14:16 | 日記
コロナ対策 2021-8-5

1、変異株対応が今後の世界の中心課題となるだろう
変異株のでき方に関する基本的理解
1)変異は、子孫を作る為の親(ウイルス)の分裂回数に比例する。子孫を作る為の親(ウイルス)の分裂は感染者数に比例する。すなわち、変異頻度を下げるには、感染者数を下げることが必須である。
2)変異の結果の99.9%は親より出来が悪い。99.9%は淘汰されるが、最適な変異株が生き残って他を排除して全体に入れ替わる。すなわち、生物界では多様性の全てが生き残ることはあり得ない。必ず淘汰がある。

このように、自然は多様性を積極的に使うが、淘汰が前提である。しかし、驚いたことに完全に淘汰されずに結果的に多様性が一部残る。多様性を裏に残す。いつでも表舞台に立てるように残すのである。この絶妙なバランスが自然である。

人間は多様性を容認することを主張することはいいが、すべての多様性がイーブンに共存するというルールは自然の生物界には無い。ヒトは多様性を議論する時に生物界のルールをポジティブであろうがネガティブであろうが心すべきだ。ヒトは神様ほど完璧でない。

3)ワクチンは感染の重症化を抑制するだけで、感染の完全な防止はしない。ということはワクチン接種者が自由に行動することは無症状者をどんどん増やすということになる。感染者数の増加は変異株の発生を助長する。ワクチンが効きにくい変異株の増産をしていると言うことだ。これが世界中で起きる。この変異が、軽い症状に向かうか、重い症状に向かうかは神のみぞ知る。感染が若い人に向かっていることだけは確実だ。軽い症状に向えば新型コロナはインフルエンザと同じになる。大局的には変異が軽い症状に向うことは間違いないのだが、それがいつかはわからない(人を皆殺したら、ウイルスも絶滅する)。

世間は防疫体制を強化して、変異株の侵入を阻止せよという、それはそうすべきだが、結局は完璧には出来ないと思う。しかし、侵入を遅らせることは重要だ。全てはall or notではない。やれることをやってゆく攻めぎ合いの積み重ねでことは決まる。

当面の急拡大する感染者数をどう抑えるかは重要だが、こんなことはクレア―して、次の課題変異株対応に傾注する必要があるのだが、現状はメチャクチャな状態だ。

2,ワクチン接種後の世界
アメリカやイギリスでワクチンが広まって、マスクをはずして騒いでいる図面は政府が意図的に容認していることだ。マスクをはずして騒いでいる図面は欧米の医療専門家は良しとしていないことは明らかで、まずはワクチンを広めるための政治的決断と思われる。すなわち、科学的観点と、政治的観点のバランスを理解の上で決断している。マスク嫌い、および強固なワクチン拒否集団の存在する欧米の決断であり、日本が、欧米でやっているからと言ってそのままマネする話ではない。政府も国民も日本人全体が欧米の真似するのが好きであるから、あえて言っておく。

秋口には、日本人の大半がワクチン接種が終わるはずだ。そうするといかなる宣言をしようが、爆発的に旅行や飲み食い会合が始まる。
ヒトのことはどうでもいい、我々家族は如何に行動するかを考えている。上記を総合的に考えると、抗原検査とワクチン接種証明を持つ人に限定した旅行ツアーに参加するのが最も安全、リーズナブルという結論になる。無論100%安全ではないが、抗原検査とワクチン接種証明を持つ人に限定した旅行や飲み会が当面の<withコロナ体制>であることは明らかである。政府がこの方向を支持して、この資格を持つ人にGoToキャンペーンしてくれればいうことないのだが、どうせ、ワクチンを受けられない人に不公平だという反論を怖がって、ハナから考えないだろう。

3、中等症以下は自宅療養などと恐ろしいことを言い出した
ところが政府は、次の日にこれを撤回した。申し訳ないが、菅政権は気が狂っているとしか思えない。多少、冷静に言うと、菅政権の物事の判断基準が現実に対して全く狂っているということだろう。
1)ワクチンが出来た、これにより重症者を抑えられる。
2)抗体薬が出来た、これにより重症化を阻止できる。
3)緊急事態をいくら発出しても、感染者数は抑えられない。
4)オリンピックを今更やめられない。

これらを総合的に考えると、入院者数増加を1か月抑えられれば、なんとかなる。よって、入院患者を重症者に限定すればいい。ワクチン投与拡大と抗体薬治療導入で何とかなる。と菅総理は考えた。俺の決断だと胸をはった。昨日までは。

Ⅰ)現在のワクチン投与は最終兵器ではない。変異株の発生があるからだ。
2)抗体薬は色々な制限があり、現状は全面的に寄りかかれる武器ではない。(当方は、抗体薬が世に無いときから抗体薬の開発を試みてきた。結局は断念し、当方の人生における大きな失敗の一つである。よって大きなことは言えないが、何も知らない人よりはましな判断が出来るはずだ。) 抗体薬は作るのが大変で、その分コストはかかるし、供給も制限される。これをバンバン使うと、国費はかかるし、金持ちの買い占めだといって世界中から非難されるだろう、第一これまで使ったこともない薬を、医者の管理が十分できない状態でバンバン使うなどということは当面不可能だ。医者はわからんとも言えずに、わかったようなことをいっているが、使ったこともない薬を、在宅でどう使うかなどわかりようもない。半年もすれば可能になるかもしれないが、しばらくは無理だ。
3)オリンピックが人出を増加させているというが、ではオリンピックがなかったら、今の人出が減っていると言える人はいるのか? オリンピックがあるから息抜きになり、家でテレビ観戦するから人出増加が抑制されるという意見を否定できるのか? オリンピックをはなれて、現在の感染者拡大を止める方法を生み出す必要がある。結局は感染者数が増えると、皆が危機感を感じて、自動的に抑制がかかるのかもしれないが、為政者は神頼みというわけにはいかない。

4、当方は以下の2つを主張したい。この考えはオリンピックバブル体制の推移を見で、こう思うようになった、オリンピックバブルのたまものである。 
1)中等症以下の希望者を収容する大規模施設を用意する。なんとかアリーナにオリンピック村の段ボールベットを持ち込んでもいい。手持無沙汰な医者がいっぱいいるのだから、なんとか医者や看護師を集めよう。完璧でなくても自宅療法よりはましだ。野党は腹を据えて、この一点にかけて、完遂すれば、存在価値が初めて生まれるのに、こんなチャンスはないのに。なにを揚げ足取りばかりしているのだ。

2)抗原検査とワクチンパスポートを持つ人だけが遊べる特区を全国に作ろう。店が開けないで手が空いている人はこの特区に集まって、店を開く。巨大フードコート、巨大歓楽街だ。
ワクチンを打てない人は毎日の抗原検査をすればOK。罰則の無い宣言しても効かないのだから、無駄な規制より息抜きの場を作ってあげる方が効果がある。抗原検査とワクチンパスポートは完璧でない。完璧でなくてもいいじゃないか。抗原検査とワクチンパスポートは確実に感染者を減らせるだろう。特区が魅力的なら、若い人もこぞってワクチンを打つだろう。これはこの特区の成り行きをきちっとフォローすることが前提だ。実証実験をするのだ。社会における実証実験をけしからんという人が少なくない。では、未知の危機に対する対応をどうやって見つけるのか? 全て、海外の情報を見て動くのか? 自分たちでリスクを負わずに、自分たちで未来を切り開かないことが当方には最も気に入らないことだ。やることをやらなければ、いずれはつけがまわると。これが当方の主張の根幹だ。

政府は投げ出している。これは民間に頼るしかない。民間が打って出るチャンスではないか。上記2点は、民間でやろう。政府が出来ることはこれまでしてきたこと(これをよくやってくれたとリスペクトするが)、それ以上は出来ないなら、野党も動かないなら、あとは民間でやるしかない。

また突然、本質論にはいる。自民党も、野党もどうしようもないなら、総理大臣を国民投票で決めるしかない。当方は専門家でないから、具体的システムはわからないが、アメリカ式にするのか、韓国式にするのか。無論問題が生じるだろう。小池百合子氏のような大衆扇動のうまい人が総理大臣になる可能性も大いにある。しかし、失敗して学ぶことも必要だ。国民は、なんとなくそれほどバカでないような気がする。

こういうことだ。コロナ対策は半分は科学的判断が不可欠であり、一般の政治手法では対応できない。ワクチンにせよ抗体治療薬にせよ、最終兵器にはならない。やれることをコツコツ積み上げてwithコロナの世界を開拓する必要があるのだ。アイデアと試みが必要なのだ。科学は99%の失敗の上に前に進んでゆく。失敗は当然であり、乗り越えて行くことが必然なのだ。現政権はコロナ対策において、もっとコツコツとやることを積み上げてくるべきだった。これからでも遅くない。もうすぐ終わりだなどと思ってはならない。科学的判断が不可欠な世界では人気取りは意味ない。コツコツとやり、失敗し、さらにコツコツやる。指導者の資質も同じ部分が必要だ、人生の中でいかに自ら、経験し、試み、多くの失敗をし、それを乗り越えてきたかが、その人の器として見えてきてしまうのだ。国民はバカではない、それを見透かしてしまうのだ。
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コロナ対策 2021-7-30

2021-08-02 20:44:15 | 日記
コロナ対策 2021-7-30

最近思っていること
1, ワクチンを打てば事は終わるという思い込みが、新型コロナ対策に知恵を絞ることを国民も政府もマスコミも放棄してしまった。
2, 菅総理の記者会見は、ロボットで代替できる。
3,尾身会長の狡かつさは反吐が出る。メディアはなぜこの人の実体を暴かないのか?
4,国民とマスコミは<政府はインパクトのあるメッセージを発信せよ>という抽象的主張でなく、<事実に基づいた詳細な解析を発信せよ>と主張すべきだ。
5, 新型コロナに関する問題点を全てオリンピック開催批判という安易な方向に終始する、国民、マスコミのいい加減さに反吐が出る。

感染研、およびその関係専門家(尾身会長も含む)に関して、
これは当方の現役時代に感染研との研究者としてのインターラクションの経験に基づくもので、それは限定されたものであり、実態を反映していないかもしれないことを言っておく。
しかし、分かっている範囲で意見を言うしかしょうがない。
感染症に関する専門家の中心である、感染研は新型コロナに対してこの1.5年間なにをしてきたのか全くわからない。新型コロナの電子顕微鏡写真しか記憶にない。
現役時代に感染研との研究者としてのインターラクションの経験によると、感染研とは10年論文を書かなくても生きて行ける研究者が給料をもらえる国家研究機関(税金で賄っている機関)という驚くべき国立研究所という認識だ。尾身会長は1報しか書いていないと誰か言っていた(本当のところはわからない)。

危機的状態だと毎日連呼すること、変異株は若い人も感染すると連呼すること、緊急事態宣言をダラダラ出すこと。この効果が無いことはご承知の通り。

当方は、現状を批判するのでなく、打開策を述べることを毎回やってきた。この策が当たっているかどうかはやってみなければわからないので、ご随意に批判してください。ただ批判するなら代替案を提示してください。




変異株は低年齢の方にも感染します。10才未満にも確実に感染し、10才未満の感染者は確実に増加しています。

毎日、若い方の感染が広がっているから若い方は行動を自粛せよ連呼するばかりでなく、マスコミは次のことを連呼しましょう。50才台、40才台問題とか言ったって、この世代はやることはやっているのですからこれ以上言っても意味ありません。小さな子供のいる家庭の父親、母親は若い方です。若い方は、自粛する人としない人にはっきりと分かれています。自粛しない若い人の行動が子供に危機を及ぼすこと、ひいては社会全体の感染拡大を爆発させることを主張しましょう。視点を中年ではなく若い子供中心にシフトしましょうと言っているのです。
ワクチン接種により高齢者を守るという主張が意味うすれて、次に中年を守るという主張に終始しても効果は低い。子供を守るという視点にした方が効果があるという主張です。

毎日登場するお馴染みの専門家コメンテーターは若い子供は心配しなくていいとお茶濁すことに終始しています(同じコメントを繰り返す専門家を使い続けているマスコミは怠慢以外の何物でもない。現在毎日テレビに出てくる専門家は皆、立ち回りがうまい、感染症専門家になってしまった。おそらく暇なのでしょう、真剣に研究している人はあんなに暇なわけがない)。当方と同じ意見(若い子供の感染に真剣に危機感を持つ)専門家もたくさんいるのです。

低年齢の子供を持つ親は全く貧弱な情報の中で、楽観論に従うか、無視して毎日を過ごすかしかやりようがない。毎日生きて行くためには不安になることは考えないようにすることしか選択の余地はないのです。

上図の太い矢印はインフルエンザの主要感染拡大経路です。新型コロナ変異株でこの経路が起きるのか、起きないのかが最も重要なことです。しかし、この図面の詳細な実体を逐次報道することが全くなされていません。実体を把握できていないのか、政府が報道を抑制しているのか、マスコミがその重要性を認識しないために報道しないのか。いずれかわかりません。
東京の10才未満の感染が100~150名/日を越して、確実に増加しています(10才台が200~300名/日)しかし、その実態の詳細がちっとも伝わってきません。この100名が家庭内感染なのか、学校や保育園でのクラスターなのかわかりますか? 東京都感染者総数3000~4000名/日において、100名/日はたいしたことないと言っても、当事者にはとても重要なことなのです。しかも、小さい子には現状ワクチンは打てないのです。栃木県は100名/日を越えているから蔓延防止対策適用を政府に申請したそうですが、栃木県の総人口と、東京都の10才未満の人口はほぼ同じはずです。東京の10才以下の感染が100名/日で増加していることはだれも問題にしないのは不思議。

何故、10才未満にこだわるかというと、変異株はどんどん若い方への感染にシフトしているのが明白です。ウイルスは生き残りをかけて変異します。常に感染できる人をさがして変異します。デルタ株に注意と言ってから1か月もたたないうちにもう蔓延しています。デルタ株で終わりなわけはありません。次が始まります。新しい変異株に対応して、新しいワクチンは短期間でできるでしょう、それだけ現在のRNAワクチンはすばらしい。しかし、ワクチンは海外頼みです。今のようなゴタゴタが続く可能性が高い。10才未満の方が重症化するような変異株はそう簡単には生まれないでしょう。それをメインに心配しているのではありません(ただし、軽症だってきついんですこの新型コロナは、なんたって肺炎ですこれは)。世の中が注目していない若い人を媒介して感染が終息しない循環に陥ることを心配しているのです。実体を調査・解析して把握し、これを公表してゆかない政府と専門家集団が信用できないといっているのです。

感染経路の実体を詳細に解析して、逐次発信するのが、感染研の役目ではないでしょうか。感染経路の実体が分からないなら、分かるようにするのが感染研の役割ではないでしょうか。それは政府と保健所の役割であるというなら、感染研の存在意義はどこにあるのでしょう。
ただ政府の要望に従って、実態調査し、政府の都合のいいようなデータを作り上げるのが、あるいは、ただ回ってきた感染サンプルの変異株の種類を調べるのが感染研の役割なのでしょうか? 少しは研究者としての意地をみせたらどうですか。

感染拡大は人流拡大にある、酒を提供する飲食にあるという政府の主張が伝わらないのはその主張の根拠がない為に国民が反応しなくなったということです。
どういう世代のどういう行動が、感染拡大をまねいているかさっぱりわかりません。実体を淡々と報道してください。上記図面のどこが問題なのか、どこに重点をおいて対策をしたらいいのか全くわかりません。マスコミの大衆受け狙いオンリーの態度にはうんざりです。全ての番組とはいいません、どこかでは実体を淡々と報道してください。実体が分からないなら、分からないのは問題だと連呼してください。

当方の去年書いたコロナ対応シナリオには第5波などありえないことだった。ここまで為政者が無能だとは予測もしなかった。誰もが予測していた第3波に対する対応がいい加減だったことから、その後の対応は何もできなくなって、収拾がつかなくなった。政府と専門家集団は弁解の余地なく、無能だった。

感染研の体質の代表である尾身会長の立ち位置は何なのだ? 新型コロナ対策の専門家としての責任をもって1.5年やってきた専門家が、うまくゆかないとコロッと態度を変えて、うまくゆかないのは政府のせいだと、シャアシャアと言う。人流抑制だけではこれ以上もたない、全ての対策を行えと今頃いいだす。人流抑制だけやっていればいいと言ってきたのは誰だ。ただうまく立ち回っているだけではないか。

マスコミはオリンピックのメダル成果と、オリンピック批判を交代に流すばかりだ。ただうまく立ち回っているのはマスコミも同じである。 さらに、なんやかやいってもそのうち政府がどうにかしてくれるだろうと、観客席から眺めてビールやコーラを飲んでいるのが日本国民である。   オリンピックバブルは穴だらけと非難を続けていたマスコミは最近静かになった。オリンピックバブルが日本においてはもっともまともな感染対策をしていることが示されてきた。当方はオリンピック、コロナ対応が、日本でまじめにやる唯一のコロナ対策<実証実験>だから、ぜひオリンピックをやれと言ってきた。<実体の調査・解析と実証実験の重要性>は日を改めて述べる。

さて長くなるので、いきなり本質論に入ると、
このように立ち回りのうまい人間だけが偉くなり、本当のことを言う人間が淘汰されてゆくこの流れを作っているのは日本国民自身にある。日本国民全体は、<未来を切り開くこと>をすっかり忘れてしまったのか。

官僚も同じ、立ち回りのうまい人間だけが偉くなり、本当のことを言う人間が淘汰された結果、政府の行動に全くインテリジェンスの匂いが無くなった。菅総理は、霞が関の狭い世界を支配するに長けていることしか見えない。真実はもっと広い世界の現実で動いている。もっと広い意見を聞いて、本質を理解し、まとめる能力がなければ、現実は破綻する。その前の安倍総理も気に入らない人材を徹底的につぶして(裏情報によると、これはすさまじいらしいです)、確固たるお友達集団の世界を作り上げ、存続し続けた。この世界はなお続いている。

日本国民は世の中が完全に破たんするまでは嫌なことは目をつぶって、ぬるぬると生き続け、平和ぼけに入り浸っている。政府も国民も、日本中皆同じではないか。

日本国民全体は、<未来を切り開くこと>をすっかり忘れてしまったのか(唯一期待できるのは大企業からベンチャーにおける真剣な一部の企業集団だけである)。
先を読んで素早く、確実に対応することが生きて行くために必須のことだ。
問題が起きてから全てに文句が無いように、失敗することが無いように、すなわちノロノロと対応することが当たり前と思っている。これは平和な世界でしか通用しない。現実には、ずっと続く平和はあり得ない。もう限界だ、いい加減にこの平和ボケ世界を変えたい。

オリンピックをみればわかる、やることやった人がメダルを手にする、やることやってもメダルをとれないこともあるが、やることやらないでメダルをとることはできない。日本はやることやっているのか??

文句を言うなら具体策を提示せよ。長くなったので、これは次回にまわします。

2021-8-3 政府はまた、中等症以下は自宅療養だなどと恐ろしい事を言い始めました。 背景を探って、次回に議論しましょう。
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