小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ウルトラワイドの世界

2014-11-25 19:49:57 | 日記
ウルトラワイドの世界
2014-11-19
自然教育園はまだモミジの紅葉には時間があり、秋の花々はみな終わり、撮るものが無い。
ススキばかり撮っているうちに、ウルトラワイド・レンズで太陽をまともに入れると面白いことに気が付きました。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

2014-11-22
城ケ島へ陶芸の材料を採りにゆきました。生け花用の器のホルムを探しに行ったのです。どんなホルムかということは、まだしばらく秘密にしておきましょう。 ということで、撮影は二の次でしたが、フォクトレンダー12mmで太陽を入れながら、フルサイズ・ウルトラワイド・レンズの世界を追いかけてみました。


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6

先に台風の大波にやられた相模亭はどうなっているのでしょう。外側はきれいになっていましたが、内装はまだまだで大工さんが修復中でした。となりの三階建て民宿レストランは一階のガラス窓が割れたそのままの状態です。


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6

京急城ケ島ホテルの駐車場は壊れたまま、その先に続く入江ぞいの道はまだ閉鎖中。土嚢が積まれ、重機がはいっていましたから、鋭意、修復中なのでしょう。


Sony alpha7R + フォクトレンダー、Ultra wide-heliar 12mm F5.6

一方、なんと、大波の直撃をうけた商店街のお土産屋さんは閉めたきりで、復興の影はまったくなし。

干物を売っている店でまた話し込むと、おばさんが、<福島・三陸の復興が進まないことがよくわかりますよ、茫然としてやる気も起きないのです>
もともと、そんなに儲かっていたわけではないでしょうから、また借金してやりなおすのも面倒になる気持ちもわかります。


Sony alpha 6000 +TOMYTEC coBORG 220mm

白秋碑前バス停から城ケ島公園への道々に皇帝ダリアがいっぱい咲いていました。皇帝ダリアは背が高くてその上部に花が咲くので、みなさん下から撮るから、どれも青空に皇帝ダリアという写真になります。ここは坂の上から撮影できるので、水平目線の皇帝ダリアで、珍しいでしょ。


Sony alpha 6000 +TOMYTEC coBORG 220mm


Sony alpha 6000 +TOMYTEC coBORG 220mm

かなりぼんやりでしたが、雲なしの富士山です。だんだん雲なしの富士山が見える季節になってきなのですね。このまえ東京ビックサイトから帰る途中、ユリカモメのまどから、くっきりとした夕焼けの雲なし富士山が、とんでもなく大きく見えたのでびっくりでした。見えるところにいる方は東京でも雲なし富士山をしょっちゅう見ているのだなと羨ましく思ったのです。
  いよいよ、陶板を卒業して、新たな立体ホルム花器への挑戦がはじまりました。

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2014の紅葉を撮る  長瀞編 その4 (最終回)

2014-11-22 18:45:40 | 日記
2014の紅葉を撮る  長瀞編 その4 (最終回)


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Canon Ixy


Canon Ixy

Canon Ixyはすごいですね。バカチョンでしっかり色を出しています。



Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

もう15時半をすぎています。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

河原に戻って、スローシャッターを試みますが、紅葉が思うように入りません。



Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

もう16時ともなると、光はわずかになり、撮影は終了です。あとは上長瀞駅から帰るだけ。電車のなかで、何を食べようか考えます。ここのところずっと居酒屋というところに御無沙汰で、かつて居酒屋でなにを食べてきたのか、とんと思い出せません。食べたいものというと、毎日の味噌汁とイワシの丸干しか思い浮かばない。年取るとこんなものかと少なからず驚いています。久しぶりに家内と新橋の居酒屋、<青森のお台所、わのみせ>で、ホタテの味噌焼き、アンコウのから揚げ、せんべい汁、八戸ラーメンと青森の日本酒、安東水軍を食す。久しぶりに居酒屋を思い出して、楽しからずや。安東水軍は結構でした。
しめて、たいしたことありません、12000歩の旅でした。
ほんと、東京に来てから、満足する紅葉に出会ったことがありません。きっと、京都のお寺のように、肥料をやって、丹精込めて育てないと、真っ赤なモミジは見られないのでしょう。

<観光>と<自然>に関して、屋久島に行ったときからずっと気になっているのです。<自然>が美しいから<観光>が成立します。しかし、いつのまにか<観光>が<自然>を破壊します。人は<観光>が好きなのでしょうか、<自然>が好きなのでしょうか? 観光地には人がいっぱいです、ちょっと外れると自然はあっても人はいません。これで人は<観光>が好きで<自然>は興味ないといえるのでしょうか? <観光>でないと食えない、<自然>では食えないという地方の考えと、<観光>に仕掛けられた路線しか知らない大衆はそこに行くだけしか選択肢がない。一部の人は登山とかカヌーとかサーフィンとかダイビングとかで自然を楽しむ。<観光>と<自然派>の間が解離しすぎていませんか? 高齢化社会となって、その中で登山出来る人は限られています。といって、すでに行ったことのある人ごみが好きな高齢者がどれほどいるのでしょうか? 杖をつきながら、のったり歩ける自然こそ毎日の楽しみではないでしょうか。海外では自然を楽しむ人がいっぱいいて、海外の人を日本によびこむのに、日本は自然を楽しむ仕組みが充分でないのはいかがなものか? <観光>と<自然>が解離してしまっています。長瀞に遊歩道路がわずかしかない。みんなライン下りに乗れという仕組み一本に誘導されています。<自然>の中にいる地方の人は<自然>は日常茶飯事で、お客さんには<おもてなし>にならないと思っています。屋久島では観光道路が自然を分断し、久米島では大観覧車のレジャーランド計画が取りざたされ、越前海岸では路線バスが一時間に一本もない。出雲では、古墳群をまわるバスもない。長瀞では甌穴が忘れさられ、遊歩道路はどうでもいい状態。
  地方再生が日本経済再生の最も重要な課題と思うのですが、その策を地方に任せるのが怖い。地方は<自然>は<おもてなし>にならないと思っている。<観光>と<大企業誘致>だけが地方再生とおもっている連中に国費を投じるとするとおそろしい。<欧米文化の導入口>である東京に地方が憧れ、東京に一極集中し、欧米文化の真似事をする。それをスタンダードとし、マスコミはそれ以外を異端者として排除し、もっとも簡単で儲かる道を選ぶ。欧米文化の真似事しかわからない若者は、ますます東京に集まって地方は物ぬけの殻となる。地方はますます魅力がなくなり、若者はますます東京に集まる。この循環を<観光>と<大企業誘致>で挽回できると地方をマネージする連中は信じている。そして、ますます地方は魅力がなくなる。地方にあって、東京に無いものは、<文化の根っこ>と<自然>である。それを大切にすることが地方を魅力的にして、若者を引き付け、地方再生になることをわかっていない。欧米の真似事の東京をさらにマネした地方を全国に作ってどうするのですか。全国の地域の特有の自然が地域の特有の文化を作り、文化が人を生きさせ、人が文化を作る。この自然と文化と人の生活の循環がこれからの日本のテーマと考える。なぜマスコミはなにも考えずに、安倍ミノックスをある時は持ち上げ、それに飽きると失敗だとコキおろし、一般大衆の視聴率だけ考えたポピュリズム一色になり、政治家の大半はこのマスコミのつくるポピュリズムに迎合する。マスコミはなぜ、最も重要な第三の矢の中身を議論しないのか? 政府はそれなりに第三の矢を打っているのだ。それが正しいのか誤っているのか、議論するのがマスコミの役目ではないのか?マスコミは第三の矢の中身を議論する能力が無いのか?地方をマネージする者たちの何割かは優秀だが、何割かは明らかに優秀で無い。ドイツのような徹底した競争による資金投入・地方創生のやり方、スコットランドのように国内中央をすっとばして世界を相手にする地方創生。北欧のような向こう三軒両隣の官民フラットな賢い地方創生。ベルギーのような、身の丈に合った世界に勝てる地域ビジネスモデル。フランスのように世界のいい所を集約して、自分のオリジナルとしてしまう卓越した処世術。日本は世界のいいところを吸収して、それ以上のものを作り上げる能力がある。ルーツはどうであれ、ルーツ以上の極みに発達させた文化を創り上げており、今でも同じ路線で独自の文化を作っているのである。みんなの心の中でその文化は壊れようもなく、ガンとして存在している。それに気づいているのかいないのか。とにかく頭を使ってください。地方創生がこれからの日本の鍵をにぎっています。<埼玉>さんも頑張ってください。今のままでいいということは決してありませんよ。


Pentax FA31mm limitedはいいですね。とてもいいです。Pentax FA31mm limitedとMORYTEC coBORG220mmがブログの大半を占めました。Pentax FA77mm limitedは撮るには撮ったのですが、なにせ対象の紅葉がいまひとつで、ちょっと引き寄せたくらいじゃいい写真にならなくて、登場が少なくなりました。Pentax FA43mm limitedは使う余裕がありませんでした。Zeiss touit 12mmはなんとか使っているという感じで、Pentax FA31mm limitedに比べるとZeissのくせに品格が落ちます。せいぜいSony alpha6000用レンズという感じで、Sony alpha7Rの品格には無理です。Canon Ixyはいいですね。歩きの現場ではこんな感じになりました。
SonyブランドZeiss FE16-35mmは評判いいようです。海外旅行の前に買うことになるのかな? Sony Eマウント用ZeissブランドLoxia 50mm F2は絶賛されています。 そこまで絶賛されると買いたくなります。 Loxiaの広角18mmは出ないのかな。出れば即、Zeiss touit 12mmとはおさらばです。
  今日、ヨドバシカメラでLoxia 50mm F2を見ましたが、大きさといい、フィーリングといいSony alpha7Rにぴったりです。FE55mmのAFは邪魔くさい。FE16-35mmは重い(518g)。Zeiss Disatgon 18mm(460g)の方が軽いから、Distagon 18mm一本持った方がいいかも、しかし、旅行の時はズームかな?ウームどうしましょう?
  Sony alpha7Ⅱが出ましたね。単に5軸手振れ補正が追加されて、100g重たくなったということらしい。オリンパスのbody5軸手振れ補正を使っているなら、ソニーとオリンパスが技術交換する体制ができたということでめでたいことです。当方にとっては、手振れ補正を得ても重量100gプラスならパスです。さらに高速ズームや高速連射が加わったら買うかもしれませんが。それでもそういった撮り方はSony alpha6000に振っているので、こっちにbody手振れ補正をつけてくれないかな。Sony alpha7Rはこのままでいいです。
Sony alpha7Sは高感度特性を上げたタイプですが、くろうとスジからはとっても評判いいですよ。高感度特性が高いと色々実用面でいいところが出てくるようです。暗い所が撮れると言うだけでなく、ダイナミックバランスが抜群である。動画を撮りやすい。広角オールドレンズで色かぶりしない。鳥撮りにも暗いレンズですむからレンズが軽くなる。等々メリットが出てくるようです。こちらは値段がちっとも下がらないので、当分ほっておきましょう。当方はずっと前から一本のお気に入りレンズにカメラの方をとっかえひっかえしてゆくのがミラーレスと言っていたことが現実になってきましたね。
そうそう、いよいよ撮ってからピントをあとで合わせることが出来る、ライトフィールドカメラが発売になるようですよ。これも立ち読みです。当方が言っていた、新しいカメラの幕開けになるのかな? 見た目はデカいレンズ部分で、当方のイメージするライトフィールドカメラではないのですが、とにかく次の時代は始まっています。
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2014の紅葉を撮る  長瀞編 その3

2014-11-21 17:31:31 | 日記
2014の紅葉を撮る  長瀞編 その3


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

秩父赤壁と石畳は観光客が一杯です。


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

天然記念物、石畳を歩いて上流へ向かいます。人はドンドン少なくなって、やっと川沿いの遊歩道路という感じになりました。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Canon ixy


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

夕日に輝くモミジにつられて、岸を上ると、そこはもうモミジ公園でした。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

続きはまた明日
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2014の紅葉を撮る  長瀞編 その2

2014-11-20 23:25:51 | 日記
2014の紅葉を撮る  長瀞編 その2


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

あの、見事な荒川の景観は見えずに、だれもいない農村地帯を歩きます。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

本に従って、第二のポイント甌穴に向かいます。<甌穴(おうけつ)とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール(pot hole)、またはかめ穴(かめあな)。河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による浸蝕のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大する。その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなる。その結果、甌穴が地表に見られるようになる。> 
道の途中に<日本一の甌穴>という古びた立札がかろうじてありました。一旦見逃して、また戻ったのです。そこから河原に出られるはずです。少し行くと、もう少し立派な看板があり、甌穴の位置と道すじがかいてあるのですが、肝心の道がありません。たまたまいらっしゃったおじさんに聞いてみると、この看板は書き換えないからいかんのですよ、オートキャンプ場をぬけて河原に出てくださいという。


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

広いオートキャンプ場を抜けて、河原にでました。キャンプ場には甌穴という看板がありましたが、河原にでると突然、甌穴の表示が消えてしまいました。さてどこかわかりません。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

先ほどのおじさんは大きな岩があるからそこに甌穴が見えますといっていましたが、それらしき大きな岩にはなんにもありません。カヌーをやっていたおじさんに聞いたら、知りませんと言う返事。途方に暮れていたら、遠くにおばさんが一人見えます。甌穴はどこですかと聞いたら、ここですよと教えてくれました。そうなんですよ甌穴はこの写真の右方の岩壁の上の方にあるのでした。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

直径2m弱の穴です。ここまで登るのに、わずかな足場を探してロッククライミングです。
カメラ機材をもって登るのですから、恐ろしい。


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

オバサンはこの近くの方らしいですが、以前来た時には見つけることが出来なかったといっていました。これで全部なぞがとけました。もとはこの岩の上に続く道があったのです。そこから甌穴を覗けるのですが、みんな甌穴に降りたがって、あげくのはて河原に降りたがって事故が起きるので、道を封鎖したのでしょう。だいたい土地の人は甌穴なぞ興味ない人が多いので、次第に観光のポイントから忘れ去られて、無管理状態になったのでしょう。ここでも長瀞はライン下り一本の観光地であることが明白になってきました。まあ、苦労して見つけるところが甌穴のいいところかもしれません。


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

金石水管橋を渡ると、下から大きな声がします。河原にカメラが設置されていて、カメラマンが通る船を撮影して、この写真を売るのです。こちらを見てくださいと叫ぶわけです。


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm

あのカメラマンはきっとこんな写真を撮っているのでしょう。このライン下りは、船の会社だけでなく、発着所周辺の飲食店、お土産屋さん、このカメラマン等々広い範囲のビジネス・バリューチェーンを形成しているのです。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm

長瀞駅は野上駅と全く違って、観光客がごった返していました。秩父赤壁の見える料理で、アユ飯定食、釜めし定食と熱燗を食します。お店のご推薦、アユ飯定食は美味しいですよ。


Sony alpha7R + Zeiss touit12mm
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2014の紅葉を撮る  長瀞編 その1

2014-11-19 20:34:08 | 日記
2014の紅葉を撮る  長瀞編 その1

2014-11-15 (土曜日)
今日の行程は渓谷の散歩道という2000年の古い本に従って歩きます。古い本だととんでもなく状況が違っていて、唖然とすることが何度もありましたが、今回もまた同じことを繰り返しています。長瀞は地図でみると不思議な感じがします。東京からJRですと熊谷、東武東上線だと寄居で秩父鉄道に乗り換えるのですが、秩父鉄道を北から南下する形となっているのに、荒川は南から北にむかって流れています。東日本では普通、川は西から東へ流れるという感覚があるのに、北に流れるので不思議な感覚になるのです。実際はこの後東に進路をかえて、荒川として東京湾に流れ込むのですからなにも不思議はないのですが。
野上駅はにぎやかな長瀞駅と全く違ってなにもありません。みなさん畑を耕耘機で耕して、柿が軒下に並べて干してあるというのどかな農村地帯です。このあたりに秋の七草をそれぞれに売りにしているお寺が点在しているようです。今回はオミナエシの寺,真性寺(シンショウジ)に寄ってみました。無論、秋の七草はみな終了のはずですが、どんなところかという興味と本に寄れとかいてあるので寄ったということです。普通の住宅風作りの建物の内部がお寺になっているというなんとも面白いお寺さんで、道々随所に感じる<埼玉>というイメージを作り上げる、一つの印象になっています。




Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

真性寺には一本だけオミナエシが残っており、冬桜が満開というのどかな風景です。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

高砂橋への荒川沿いは自然があふれる森が続いているのですが、河原には出られません。驚いたことに、高砂橋を渡って対岸に出ても河原に沿う道がありません。遊歩道路をどうして作らないのかと怒ったのですが、あとでやっとその理由を思いつきました。長瀞はライン下りの為にあるのです。遊歩道路を作って景観をくずしたり、ライン下りの御客を減らしたりすることはご法度なのです。
  何で、長瀞で紅葉散歩を選んだかというと、電車で上野や池袋から2時間弱で到着して、駅からすぐ歩き出せる点、川に線路が沿っていると、適当なタイミングですぐ駅に出て帰れる点、道が平坦である点が、家内連れにはいいと思ったのです。家内連れだと、色々考えねばならないのです。旅費もフリー切符を買うと、1440円で往復できます。場所的にはいいとこころですよ。後は<埼玉>のおもてなしにかかっています。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

高砂橋からの景観は見事です。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

続きはまた明日
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