goo blog サービス終了のお知らせ 

Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

言葉遣い(2)

2020年07月18日 07時07分04秒 | Weblog
 先日、職場近くの「てんや」で食事をしていたら、中堅ないし店長クラスの日本人の店員が、外国人の店員に対し、こう言って指導しているのを聞いて驚いた。
 「どんどん失敗していいからね。お客さんに怒られたときは俺が謝るから
 見ると、そう言っているのは仏様のような顔をした店員であった。
 どうして私が驚いたかというと、私の新人時代(約四半世紀前)には、こんな風に指導を受けることは稀だったからである。
 むしろ、2人に1人くらいの割合で、
 「お前の代わりなんていくらでもいるんだからな!
というスパルタ式の上司がいて、それでも支店長などから注意をされることはなかった。
 当時はまだ「パワハラ」という言葉もなく、「犠牲強要モード」が最高潮に達しようとしていた時代なので、こういう言葉が職場で飛び交っていたのだ。
 「言葉遣い」で指摘したように、こういうところから人間の「動物化」が始まるわけである。
 「てんや」のようなところはまだ例外的なのかもしれないが、こういう職場が増えてきたとすればよいことである。