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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ストレステスト

2016年12月11日 08時42分07秒 | Weblog
岸田外相モスクワ訪問でプーチン氏遅刻は意図的な作戦、その効果は?
 「相手に心理的プレッシャーを与えるこうした外交テクニックは、かつて共産圏が好んで使っていたやり方です。ロシアは現在では共産国家ではありませんが、プーチン氏は独裁者に近い権力を持っていますから、現在でも旧ソ連時代の手法は踏襲されているとみてよいでしょう。」

 当然、遅刻は意図的なもので、①これに対して相手が動揺したり対応を変えてくるかによって「本気度」を測る、②こちら側は交渉を積極的にまとめる意思がないことを予め知らせる、などという目的があると思われる。そうすると、日本側としては、「お忙しいところ時間をさいていただいて恐縮です」などというへりくだった対応をすべきないのはもちろんのこと、これに対して激高するなどというのも愚の骨頂であり、ちょっとした皮肉で復讐するといった程度にとどめるのが賢明と思われる。
 もっとも、これは、相手にたいして自分が優位にあるからこそ使える手段であり、似たような状況としては、企業の採用面接における「圧迫面接」などが挙げられるだろう。応募してきた学生が動揺したり、怒ったりしないかを、わざと無礼な質問などで試すわけである。
 ただし、そのような企業は、「共産圏」の政府と似たような発想で労働者を扱っている可能性が高いのだが・・・。