サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

脊髄麻酔の感想

2010-01-22 | Weblog
先日体験した脊髄麻酔についてお話しよう。

手術を行う前に手術台の上で横向きになり、カラダを丸めた姿勢をとる。

そこへ腰椎間の突起の間に注射を刺し麻酔薬を注入する。

しばらくすると麻酔が効いてきてまずは足がポカポカと温かくなり始める。

そうするとドクターが感じますか?と聞いてくる。

少し鈍い感じだがまだ僅かに感じる。

今度は冷感を確かめてくる。

その頃には大分麻痺している。

その後の記憶はおぼろげ。

もう完全に下半身の感覚はない。

メスで切られている感覚は全くない。

ただ、周りのスタッフたちの楽しそうな会話が聞こえてくるだけだ。

私の感想は、動けない人魚になった感覚だ。

人魚の足は、ひれのついた魚だが、

私は、下半身にデカい冷蔵庫がくっついた感じ。

重い四角い角張った物体が腰から下にへばりついた感覚だ。

動かそうにも動かせない。

しかし、この温かい感覚は何にも代えられない気持ちの良い得体の知れない感覚だ。

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