「2009湘南国際マラソンマッサージブース」
本日大磯ロングビーチ駐車場にてランナーのマッサージサービスをしてきました。
スタート前にマッサージにかかる人は、だいたい数日前の練習でどこかを痛めていいます。
ベストコンディションで走りたい。不安を少しでもなくしてスタートしたいという気持ちが伝わります。
スタート前のマッサージは、あまり深く持続的に圧を掛けてしまうと神経が沈静化してしまうので、刺激はある程度抑え目にして、血流促進を目的にして、関節可動域拡大やストレッチを多様します。
ゴール後は、スタート前と違い、体は疲れ切っています。
殆どの人が下半身のマッサージを要求します。
特に多いのが、下肢の張りや痛みです。
シンスプリント、アキレス腱の筋腱移行部痛、腸脛靭帯炎、ハムストリング痛などです。
これらの治療もやはり強い刺激は痛いし、炎症を助長してはいけないので、デリケートな施術です。
少しの刺激でもたちまち足がつってしまいます。
氷でアイシングをしたり、鍼を打つこともあります。
足の内側から膨張するような筋肉の張りは、血管内に血液がパンパンに入り込み、乳酸が充満し、早くも傷ついた細胞を修復しようとしています。
明日の筋肉痛を少しでも和らげることがマッサージ師の仕事です。
スポーツ現場での治療は勉強になりました。