西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

国の有識者会議流会

2012-02-23 13:56:13 | 石木ダム
昨夜、「石木川まもり隊」のMさんから、国交省の有識者会議が流会になったとのメールが届いた。
今回の会議では、長崎県の石木ダムも俎上に上がっていて、絶対反対同盟の地権者Iさんも成り行きを見るために上京されていた。

それなのに、審議会は傍聴を認めず、傍聴希望者と当局との押し問答の末、流会になった(長崎新聞)。



1999年、国の審議会等の整理合理化に関する基本的計画という閣議決定で、 諮問機関での討議は原則公開となっているとのこと。
国民が納めた税金で行われる事業の審議が公開であるのは、至極当然のことだと思うが、お役人たちにとってはそうではないらしい。

このたった2時間足らずの審議会で、ダム建設継続が決まると、川原の皆さんたちは生活権を奪われることになる。13所帯70人の住む川原地区は強制的に立ち退きを迫られる。その場所に住み生活していくことを奪われるということは、死をも意味することだ。

だからこそ、どういう審議が行われるのか公開にすべきなのだ。
Iさんたち地権者が傍聴するのは当然の権利なのだ。

昨日、私はIさんのお連れ合いのS子さんに「有識者会議がぶっ飛ぶような大声で抗議してきて下さい。」とメールを入れたのだが、本当にぶっ飛ぶとは~!



今後の治水のあり方に関する有識者会議 石木ダム他 2012/02/22

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