西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

簡易テストで?

2011-07-10 04:51:13 | 原発事故
昨日は、「反核座り込み」の日だった。



前日、佐賀で貰ったチラシや宮崎のAさん作成の玄海原発事故のシュミレーション図を、30部ほど刷りまして持っていった。

梅雨明けで急に暑くなったし、土曜日で参加者が少ないのではと思ったからだ。



用事があって佐世保に来ていた佐賀の友人も、一緒に参加してくれチラシも配ってくれた。

社民党のMさんが、市議会・総務委員会に請願し否決された「玄海原発再稼動中止等の請願」の説明をされたが、自民・民主の委員たちの発言には驚くばかりだ。



ある議員は「プルサーマル発電は、原爆などの核兵器を作らないために行っているのだから、平和利用だ。」との発言をしたのだとか。

まったく、何をかいわんや! この程度の人間が、市議会議員なのだから、佐世保の町がよくなるはずがないではないか!

ところで、昨日の読売新聞には、

「枝野官房長官と海江田経済産業相、細野原発相は8日、全国の原子力発電所を対象に実施するストレステスト(耐性検査)など安全性の新基準に関する統一見解について協議した。

 その結果、〈1〉九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)などについては簡易的なテストを実施し、内閣府原子力安全委員会が安全性の判断に加わる〈2〉全原発に適用する本格的なテストは別途策定する――ことで大筋一致した。菅首相と最終調整した上で、週明けに発表する考えだ。

 3閣僚は8日、首相官邸で2度にわたって統一見解について協議した。安全性の新基準をめぐっては、ストレステストを原発再稼働の前提と位置づける首相と、玄海原発などすでに安全性が確認された原発についてはテストを経ずに再稼働させるとする海江田氏との間で対立があった。」


という記事があった。

福島原発の事故は、すべての原発を停止すべきであることを私たちに示唆している。
今すぐにでも、止めるべきだと思う。

しかし、百歩譲って、すぐには無理だとするならば、事故の徹底的な検証をやり、従来の
審査基準を改めた基準を作った上で再審査して合格することが、再稼働の条件でなければならないだろう。

政治家の頭の中をのぞいてみたい!
ほんと、おかしなことばっかりだ!