BFI交配 トランスぺコスラットスネーク

トランスぺコスラットスネークの繁殖を目的としたブログです。
動物取扱業者登録:北海道第010710118号

気を付けよう!、餌食いの悪い個体に手を出さないように。

2010年07月17日 | Weblog



1枚目の画像は、H18年生まれのブロンドHet.シルバーのぺコスの兄弟です(USCBです)。
大きい方は現在ほぼサブアダルトサイズですが、生後4年近くたってこのサイズなら、生育は遅いと言えるでしょうね。
特に小さい方はまだまだヤングサイズです。
他にも同腹の兄弟がいたのですが、体質弱く育ちませんでした(吐き戻しの末、死亡)。
同腹生まれの兄弟でも、個体によって体質はまちまちなので、購入の際には十分に気を付けましょう。

兄弟同士でも、ほぼ普通に育つ個体。
気を付けて給餌すると、何年もかかって育つ個体。
体質弱く、吐き戻しを繰り返して死んで行く個体。
同じ兄弟でもインブリーディングを繰り返して来て、同系統の血が濃くなった個体では生育に雲泥の差が生じます。

画像2枚目は昨年(H21年10~11月)のほぼ同時期に生まれたUSCBのシルバーぺコスと自家産ブロンドHet.シルバーの個体の生育比較です。
これだけの生育差が生じるのは、インブリーデイングの結果に他なりません。
兄弟同士の交配等で血が濃くなると、体質が弱体化して来ます。
体質の弱い個体は、理な給餌を続けると内臓障害の末に死んでしまいます。
強制給餌なんて、もってのほかなんですよ。

それらを知っていて、それぞれに合った管理をするのなら、どんな個体でもそれなりに育てる事は可能です。
しかし、まだ飼育に関する十分な経験が無いのなら、餌食いの良い個体だけを選びましょう。
はっきり言って、餌食いの悪い個体や餌付いて無い個体に価値はありません。
給餌方法の不備で食べない個体なら、給餌方法の改善で飼育は十分に可能ですが、中には餌を餌と認識してない個体もいます(ピンクマウスに餌付いていない個体等)。
こう言う個体の餌付けはプロでも敬遠します。
ましてや知識の無い初心者ではほぼ絶望的です。
いくら安価でもこう言う個体に価値はありません。
一般に沢山出回る種類、例えば単なるアメラニやアネリ、ノーマル等はその心配が無いのですが、まだ希少な高級種には良く見られますので注意が肝心です。
将来繁殖もしてみたいと思ってるのなら、十分に注意しましょう。
特に大量生産しているプロブリーダーに良く見られますので。
理由は簡単、高価な希少品種を沢山増やす為に、インブリーディングを繰り返すからです。
国内のブリーダーについては良く知らないのですが、海外のブリーダーには良く見られる事です。
USCBの希少品種には、要注意!!。
国内のアマブリーダーの方が安心かも??。

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