BFI交配 トランスぺコスラットスネーク

トランスぺコスラットスネークの繁殖を目的としたブログです。
動物取扱業者登録:北海道第010710118号

ハイポブラッドレッドの産卵。

2012年06月29日 | Weblog

今年4クラッチ目となるハイポブラレ#2が産卵しました。

まだ採卵してないので何卵産んだのか判りませんが、たぶん10卵程度だと思います。

このハイポブラレの系統はどの個体も生育悪く大柄に育ちません。

そのため卵も小さ目で産卵数も少なく繫殖効率はかなり悪い種類です。

ハイポブラレの血のように強い赤色は貴重なので、今年生まれた子供の中から生育の旺盛な個体を何匹か次世代用に残そうと思います。

その為にも片親を全く系統の異なるハイポピューターにしたんだから。

 


バターの産卵

2012年06月16日 | Weblog

この所、顔を出さないので、何気なく覗いてみた。

 

何と既に産卵を終えていた。

たぶん、一昨日の産卵だろう、既に卵が凹み始めている。

だいぶ手抜きで管理してるせいか今年は無精卵が多い。

全19卵中8卵がダメで、11卵のみの回収となった。

少なすぎるので、栄養状態を回復させてからもう一度交配をしようか?。

この♀はまだ若いし、十分耐えれるだけの体力もあるみたいだし。

 


コーンのバターって黄色いの?、ブラッドレッドって赤くなるの?。

2012年06月02日 | Weblog

色々な品種が存在するコーンスネークですが、いまだに勘違いしている人が多い品種にバターやブラッドレッドがあります。

結論から言うとバターは黄色くなる遺伝ではありません。

ブラッドレッドが全身真っ赤になるとは限りません。

バターが持つキャラメル遺伝子は、コーンの背中にある赤褐色の斑紋を衰退させる作用を持っています。

斑紋の色とそれ以外の地色とは別々な遺伝に支配され、地色に黄色が強く発色する系統を親にした時にだけ黄色いバターが産まれて来ます。

普通のバターは乳白色地に淡いオレンジイエローの斑紋を持ち、これら同志を交配してもあまり黄色くはなりません。

黄色いバターも繫殖親のセレクトブリーディングによる結果なんです。

↓バターの繫殖親。

これはブラッドレッドも同様で、赤を強く発色させる個体同志を交配しないと真っ赤なブラッドレッドは生まれません。

ブラッドレッドと言う名ばかりで赤くないブラレの親からは赤いブラレは生まれず、茶色っぽいノーマルと言った方が良いようなブラレになってしまいます。

↓ブラレの繫殖親。

↓アメラニブラレの繫殖親。

バターもブラレも使用している繫殖親の形質を確認する時期に来ているのかも知れませんね。