BFI交配 トランスぺコスラットスネーク

トランスぺコスラットスネークの繁殖を目的としたブログです。
動物取扱業者登録:北海道第010710118号

ヘビにできた内臓疾患

2009年03月28日 | Weblog


画像1枚目はウルトラメルアネリに発症した腹部の肥大。
画像2枚目はH17年生のトランスぺコスに発症した腹部の肥大。
このウルトラメルアネリは約1年半位前から徐々に腹部の肥大が始まり、同時に消化速度の遅延と成長の遅れが見られました。
現在では同時に生まれた他兄弟に比べ2周り程成長が遅れてます。
トランスぺコスの方は、2年位前から餌食い悪くなり、他兄弟と同様の餌やりでは吐き戻しを繰り返しました。
そのため成長が非常に遅れ、兄弟の半分にも満たない大きさです。
多分、体内にできた癌みたいな物かも知れません。
その原因が遺伝的なものによるのか餌などの飼育環境によるものなのかは判りません。
長年に渡って何百もの個体を飼育して来ると、時々障害を発生させる個体が見られます。

バター色々

2009年03月19日 | Weblog




画像1枚目はUSCBの普通個体のアダルト。
画像2枚目は自家産CBの黄色いバターのヤングサイズ。
画像3枚目はバターストライプのアダルト。

バターと一口に言っても品種や個体差によって、外見はかなりの違いが見られます。

HS×FIのファイアー個体

2009年03月14日 | Weblog
HS×FI(アメラニHet.サルファーにファイアーの交配)より生まれたファイアー個体の色の違いです。
同じ親から生まれた同じファイアーでも個体によってオレンジタイプと普通のレッドタイプの違いがあります。
同時に生まれたアメラニ個体にも同じ傾向が見られます。
この交配でオレンジの個体が生まれるのは、片親に使ったのアメラニHet.サルファーが赤味の出ないオレンジイエローの個体を選抜したものだったからかも知れません。
更にアメラニHet.サルファー同士の交配(HS×HS)から生まれたファイアーも、より明るいオレンジ色をしたファイアーでした(↓のオレンジファイアー参照)。



昨年生まれのピューター

2009年03月14日 | Weblog
昨年、出荷時点で餌付いてなかったピューターのベビーも順調に育っています。
この交配は神経質な個体が多く、すぐに餌付いたのはほんの2割程度で、残りはピンクマウスの臭いを消したり、トカゲの臭い付けをしたりして餌付けました。
この3匹はそれでも頑固に餌付かず、生まれてから1ヶ月以上も食べませんでした。
生まれた他のベビー達のほとんどを出荷してから多少手をかけられる時間ができたので、じっくりと手を変え品を変えて餌付けを試み、ようやっと餌付ける事ができました。
こう言う個体の餌付けには努力と忍耐あるのみです。
コーンの場合はほぼ100%餌付が可能です。
良く餌付かないとか、拒食をするとか聞きますが、病気でも無い限りはそれらは全て飼育者自身の飼育方法の問題です。







だんだん黄色くなってきました

2009年03月13日 | Weblog
少し前にもアップしたのですがSS×BS(スノーストライプとバターストライプHet.アネリの交配)のスノーストライプです。
全体の感じは画像の通りで、生後半年たって徐々に黄色味が出て来ました。
頭部から体長の半分位まで薄らと黄色が上がって来ており、成長と共に更に全身が黄色くなってくると思われるので、この先の成長が楽しみな交配です。
この交配のスノーストライプHet.caは、昨年10匹程度を市場にリリースしたので、他の個体が何処かで育てられていると思われます。








昨年生まれのアメラニトランスぺコス

2009年03月13日 | Weblog
生後4か月程度なのに大分大きくなりました。
トランスぺコスは一般的に性質大人しく、動きがおっとりしてるので、掌の上でも楽に撮影ができます。
ペットスネークとしては、コーン以上に適した性質と思います。
しかし、成長がやや遅く、繁殖率がかなり悪いのでなかなか市場に出回らず、また品種数も少ないので色々なバリエーションが楽しめません。
ペットとして少数を大切に飼う人にはお勧めの種類なのですが、まだまだ高価なのが欠点です。


昨年導入したラベンダー。

2009年03月12日 | Weblog
予想に反して非常に順調に育っています。
通常ならこう言う新しい品種は、性質弱く餌食い悪い育て難いのが当たり前なのですが、この個体は購入当初はミミズ並みの大きさで、ピンクのSSサイズも食べられない程の、コーンとしては極めて小さいサイズでした。
それが食欲極めて旺盛で、生後半年で他と同じ大きさまで育ってしまいました。
この個体は将来の繁殖親として使えそうです。