BFI交配 トランスぺコスラットスネーク

トランスぺコスラットスネークの繁殖を目的としたブログです。
動物取扱業者登録:北海道第010710118号

L.m.メキシカーナのミニタイプ?。

2013年12月31日 | Weblog

今年で飼育10年になるバリアブルキングスネーク(L.メキシカーナ)です。


現在全長僅か50cm程度。
10年も育てて僅かこの程度しか育っておりません。
普通なら長さ1m、体重は10倍位になっていても良いんですが、この個体はもう数年前からほとんど大きさが変わっておらずヤングサイズのままです。
食欲もあり至って元気なのですが、これ以上成長しないせいか給餌の際にピンクSを2~3匹食わすと、それで満足してしまうのか、以後半月位は潜ったまま姿を現しません。
餌代も手間もほとんどかからない奴ですが、たまに生きてるのか死んでるのか確かめるためにつついてみるのですが、反応は俊敏なのでこれで良いのかと安心しています。
聞くところによると、こう言うミニタイプもいるとの事ですが、この個体以外に見た事が無いので真偽の程は判りません。
こう言う極小品種は、飼育は面倒ですがペット用としては適しているのではないでしょうか?。
でも、繁殖しようにも親となる個体がいない。
普通個体と一緒にしたら、大きさがあまりにも違い過ぎるので餌と間違えて食われてしまうかも?。


我が家の古参連中。

2013年12月27日 | Weblog

ファイアーコーン13歳。
多分、1.5m位は十分あると思います。

画像2枚目はグリーンツリーパイソン15歳。
ようやっと発情期が終わって落ち着いて来たようだが、まだ食欲はわかないみたい。
かれこれ半年位は何も食べてないのでかなり痩せて来た。
いったん食い始めればかなり爆食するので、3ヵ月もすれば元に戻るのだが。

 


本格的に冬眠へ。

2013年12月18日 | Weblog

11月末頃から冬眠の為の温度処理を開始していた繁殖親達を冬眠場所へ移動し、来年の4月頃まで長い冬眠に入りました。
毎年、繁殖親達は4ヵ月に渡る冬眠を行います。
この位の期間が無いと繁殖がスムーズにいかない気がします。
画像は30匹以上の繁殖親達を個別のプラケに収容し、隙間なく積み重ねています。
プラケには湿度保持のため水入れを設置し、室内を小型の扇風機3台で常時空気を
撹拌しています。
暖房はシートヒーターをサーモに接続し、一定の適温を保っています。

 


遺伝変異を利用する。

2013年12月08日 | Weblog

トランスペコスのノーマル個体の色と柄はこの通りです↓。

 

この普通のタイプから地色の黄色と斑紋の黒を抜いて、体全体に白を強調させる選抜を行うとこんな感じになります↓。

 

柄が目立たないデザートフェースの背中の斑紋の黒色を抜くとこんな風になります↓。

新たな遺伝変異が発見されたら、更に変化の範囲が広がるのですが、そうそう簡単にはいかないみたいです。

現在、体の短い個体やアメラニなのに黒色色素が部分的に現われる個体がいます。

これらがどのように遺伝するのか、まだ判りません。

 


訂正:ブリザードは勘違いでした。

2013年12月06日 | Weblog

じっくりと観察した結果、やはりブリザードペコスじゃ無くスノーペコスと判明しました。
普通スノーペコスは背中にはっきりとした梯子模様やH型模様の地色が出るのですが、この個体の様に全身が白く模様の不鮮明な個体は初めてでした。
これも個体変異の一つなんでしょうが、将来、良い繁殖親になりそうです。

 


ファイアーコーン(アメラニブラレ)。

2013年12月04日 | Weblog

昔、繁殖に使っていたアメラニブラッドレッドです。
旧型なのでブロッチ周りが白く浮き出ていますが、地色やブロッチは結構赤くて好きな個体です。
最近のファイアーみたいにオレンジ味はありません。
肥満体なので鱗と鱗の間が伸び切って白い地肌が見えていますが、13歳を経過した老体にもかかわらずいたって元気です。

前回掲載したハイポブラレのベビーも、この個体のひ孫に当たります。

当方で作成したブラレ系(ブラレ、ピューター、ホワイトアウト等)の多くは、この個体の血筋を引いています。