と言っても、我が家で唯一のペット、ヒョウモンリクガメの指定席の事です。
朝、目覚めてから腹一杯食事をし、その後、この指定席で何時間もリラックスしてます。
北国では戸外での日光浴がほとんどできないので、年中、室内でHIDランプとネオジュームランプの下で日光浴となります。
画像を見てお気づきでしょうか?。
よく見ると甲羅が変形しています。
この亀の背骨は上下と左右に湾曲しています。
もう20年以上も前の話ですが、この亀が我が家に引き取られて来た時には自力では動けない状態でした。
前任者による日光浴不足とリクガメフードでの飼育で、カルシューと紫外線不足によるVD3不足で骨格形成の異常を来していました。
強制給餌や紫外線の補給等で何とか最悪の状況を脱し、状態をもとに戻すのに丸一年程もかかりました。
それでも一度曲がってしまった骨格は何十年経ってもそのままの状態です。
現在では飼育方法も確立し、便利な器具も沢山出回っていますが、20年以上も前では基礎的な知識もなく手探り状態での飼育でした。
現在、毎日食欲も旺盛で暴れまわっているので、何とか飼育は順調なのかも?。
カメのみぞ知るって事かい?。
一通り給餌が終わったので、この所見掛けないバター♀のシェルター内を覗いて見た。
何とこのバター♀が産卵していた。
多分、昨夜の事だろう。
記録を見てみると交尾から37日しかたっていない。
まさか、もう産卵するとは思ってもいなかった。
普通は交尾後50日前後だから。
見た感じ卵の状態は正常らしい。
このメスは今年が初めての繁殖で、体型もまだ小さい。
そのためか卵も小振りで、数も少ない。
それにしても産卵までの所要日数は個体差によるものだろうか?。
最初に交尾したコーンのメスは、未だに食欲旺盛でアダルトマウスもたいらげた。
腹はパンパンに膨らんでいる。
この♀はそこそこ大きな卵をを沢山産んでくれるだろう。
この♀達の差は単なる個体差?。
それが年齢に由来するものか、系統や生育差によるものなのか?。
もっとデータを積み重ねないと判らないだろう。
昨日・今日と暖かい日続いた。
日中は25°C前後で、朝方でも10°C以上もあった。
ようやっと本格的に初夏がやって来たような気がする。
今年はずっと寒い日が続き、農作物も1~2週間の生育遅れとか?。
我が家でも育成中のベビー達の発送も遅れに遅れている。
様子を見ながら今週からでも送り出したいものだ。
画像はハッチ後7ヶ月たった現在のベビー達。