精神病でも生きている

北海道で就労支援組織に支えられながら、鬱病の治療と経済的自立を目指す生活者のblog。
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2014年8月・夏休みの旅3

2014-09-16 12:51:34 | 北海道の風景
9/16(火)ときどき

旅日記2日目の続きです。


旅日記 2014・8/27(水) 続き

下り坂の道道11号から平地の道道28号に左折して、すぐ路肩に停車。
バイクを降りて後輪を指で押してみると、簡単にベコベコと凹む。
空気、完全に抜けてんじゃん!
この状況で、よく転倒しなかったなぁオレ。

タイヤの外観をチェックしてみるが、穴も開いてなければ何も刺さってもいない。
こりゃあ中のチューブだなあ。
オンロードバイクはチューブレスタイヤのことも多く、携帯式パンク修理剤が使えるのだが、オフロードバイクは大抵がチューブタイヤなので、パンク修理剤は使えない。
ので、当然そんなモノは持ち歩いていない。
近くの町までバイクを押していこうにも、バイク屋が有るかもしれない一番近い町は21km先の当別町。

「こりゃあバイク屋に回収に来てもらわんとイカンなあ」

とりあえずケータイ(ガラケー)のWEB検索でバイク屋を探そうとケータイを取りだすと、表示用小ウインドウに「OUT」の文字。

「は? なにこれ」

パカッと液晶を開くと「圏外」の文字が。

「えー!? 圏外て! そりゃ、有る意味『OUT』な状況だけど!」

とケータイにツッコミを入れてみるが、何の解決にもならない。
クルマが通りかかったら手を振って止まってもらい、助けてもらう以外に方法は無い。

が。

ここは山の中。
当別ダム沿いの道道。
クルマなんぞ、滅多に通るはずもない。
それどころか、ヒグマが出ないとも限らない山の中だ。
幸い、非常食と水は常に携帯しているので、日干しになる心配は無いが、状況的にはちょっとしたサバイバル状態。
つか、プチ遭難状態?

こーいう時は焦ってはいけない。
焦ると体力と気力を余計に消耗する。
ここは腹を決めて、現在位置を動かずにクルマが通るまで待つことにする。

(続く)
コメント
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