にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

不死の花@大宰府

2011-05-17 22:36:05 | でかける・九州
帰省の最終日、藤が見頃の武蔵寺(ぶぞうじ/福岡県筑紫野市)に。

天拝山(てんぱいざん)の登山道入り口にある九州最古のお寺だとか。天拝山だなんて素敵な響きだなぁと思った
けれど由来は、大宰府に流された菅原道真が無実を訴えるべく登頂を繰り返し天を拝んだという哀しいものらしい。
ここから太宰府天満宮や二日市温泉なども近いのだが、松本清張さんの初期の推理小説にはこの辺りの地名が
ゴロゴロ出てくる。
つい2~3日前「藤まつり」に来たばかりだという義父に道案内をお願いし、私はドライバー。ひとしきりそれぞれ黙々と
撮ったので「帰りましょうか」と声をかけると「どこへ?」。(´・ω・`)…へ?まだ朝ごはん食ってないんすけど。
「あっちのほうにも、ええ藤の木があるんじゃが」 それじゃぁ、と車に乗り込んだ。

観世音寺(福岡県太宰府市)

ここもかなり古い天台宗のお寺。京都というよりは奈良のお寺に近い雰囲気がある。写生する人や掃き掃除をするひと、
同じ穴のムジナカメラマンetc.…朝から賑わっていた。武蔵寺の藤棚に比べると幹も細く花の垂れ下がりが短い。
おまけ。屋根のすぐ下、柱からニョッキリとドラゴンや象が飛び出してるアレです。
こんなぷっくりと肉厚な肉球がついてるのって珍しいと思う!武蔵寺にて。
史跡についての参考サイト:『西都 大宰府』 --> 「西都史跡名所案内」