にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

ぶーぶー寺めぐり(奈良)

2010-10-20 19:26:29 | でかける・関西
朝の奈良公園、といっても広大なので、興福寺あたりを親父とぶらつく。
(何を思ったか)倍率高めのレンズを装着してきたので、何を撮るにもえらく遠くからでしかフレームに収まらない、とボヤく親父。
私を撮るにも声が届かんほど離れるって…傍からみると盗撮…。
朝晩はどうやら工事現場の柵も鹿の出入り自由。鹿せんべいの屋台が稼動する前のためか鹿は少なめ。
メンツが多いのでなんとタクシー観光ざます。まずは鑑真和上にゆかりの深い唐招提寺

お客人のたびに案内したが、囲いがとっ払われた姿は初めて。
前にTVで観た、内倒れが生じていたので補強した箇所はこの上らしい。説明できないから竹中工務店の関連サイトに丸投げしとこ。
ビルシャナブツ(毘盧遮那佛)といえば、ココの金堂か東大寺の大仏さんかっちゅーくらレアらしい。
続いて薬師寺一見6層に見える東塔(左)は単にゴージャスな3階建てらし。
門跡尼寺・法華寺は、お守り犬のわん
こアイテムのラインナップがかわいい。
一番印象的だったのが在原業平ゆかりの寺・不退寺
狭い境内にはコスモスとスイレンが。このスイレンはナイル原産ちゅーから驚きだ。見た目寂れてそうですが、おどろおどろしいわけ
でなく情緒あふれる感じです。元は皇族の御殿だったけれど、そもそも古墳跡の上に建てられたのではないのか、ということでした。
その証拠とされるのが、近くで出土した石棺。フチがけっこーエグれてて、農民がカマを研ぐのに使ってたからだそーです…。
本堂内部にある神仏習合の痕跡(鳥居が壁にガッツリ造りつけてあり、太陽・月・狛犬などが手描き)が。初めてみた。
そして超メジャー級東大寺・大仏殿。
でかい…小学校の卒業以来ですが、こんなにでかかったっけ?イベントのお陰でド派手バージョンでした(さだまさしコンサートetc.)。
ラストが秋篠寺このお寺、ちょっくら離れてる。
所蔵する伎芸天がダントツに有名ですが、本堂の内部には他にもたくさんのホトケさんがいまっせ。どれもこれも素晴らしい!
右の写真は菩提樹。葉の中ほどから実がなってる珍しい形状。これで数珠をつくったそうです。