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家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

過酷な作業だった

2025-05-20 13:05:46 | Weblog

ホダ木を寝かしてある場所からシイタケ場と呼んでいる場所に移動させた。

この一言で作業内容を言い表しているのだが実際の作業はかなり過酷だった。

標高にして5m以上そして距離は20m以上移動した。

特に最後の1本は一番重く大きい。

多分10Kg以上はあっただろう。

それを肩に担ぎ獣道をズルズル滑りながら移動する。

獣道は急傾斜で凸凹であり大小の草が生え、枝が行く手を邪魔し担ぎ手の私も左右に揺れざるを得ない。

途中何度もホダ木を地面に落とし、その都度肩に抱え上げる行動が必要になる。

ホダ木が比較的まっすぐな物は持ちやすくて移動も楽なのだが、この1本は細い部分から急に太くなり重さの中心はかなり偏っている。

少しでも傾けると一気にそちらの方向に重さが移動して持っていられなくなり落としてしまうのだ。

妻の応援があり急に軽く感じる時もあったが、急傾斜の場所は二人で持つと危険なので地面に降ろして片方を持ち上げて反対側に倒すという行動をとったが、それは転げ落とさないようにということを最重要にして繰り返した。

途中でやはり妻は自分の足の上にホダ木を落とすという軽い事故を起こした。

一旦平らな場所に集結させて一気にシイタケ場に運び入れ、それらを単管パイプに立てかけていく。

シイタケ場はケモノ避けとして網をぐるりと1周張り巡らせてある。

軽いホダ木は網の上から投げ入れることもできるが、ほとんどは持ち抱えて入り口から歩き入れる。

妻では持てないものも多く私の出番は多い。

最後の1本を立てかけて終了。

そこから家まで30mの登り坂なのだが嬉しさもあり達成感もあるが足取りは、やはり重かった。


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