家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

久しぶりのコンサート

2023-11-30 16:18:18 | Weblog

久しぶりにコンサートに行ってきた。

私たち夫婦の友人の娘さんに当たる女性がこの弦楽四重奏のメンバーでヴィオラを担当しているのだ。

彼女がまだ大学生の頃、たしか1週間ほど我が家の一部屋に住まわせて我が家から街中にある練習場まで送り迎えした記憶がある。

もう二児の母親である彼女なのだが、あの頃とちっとも変わらない。

髪型から背丈、肉の付き具合まで同じだ。

いやちょっと待てよ。

この弦楽四重奏は何度か見たことがあり、コロナで休止していたので、たった4年ぶりの対面だ。

忘却システムが元気に作動しているから何もかもが目新しくて嬉しいや。

生音に触れるのも久しぶりでずーっと音に感動していた。

それぞれの楽器から出る音の余韻が気持ち良いし、誰の音を聴こうかと思って意識すれば、たちまちその人の奏でる音が周りの音とは別で聞こえてくる。

私も友人と二人でリコーダーを吹いていたが、彼はちょうど一年前に逝ってしまった。

その後はリコーダーをケースから出してもいないから生の音の気持ち良さは格別のものがある。

「あれから一年かぁ」と、もうずいぶん昔のような気もするしまだ先々月くらいの感じもする。

弦はリコーダーと違って余韻が残るから心地よいな。

小鳥のさえずりが一部聞こえなくなって久しいが弦楽器の音ははっきり聞こえるから現役だわ。

誰が主役という曲ではなく、それぞれが輝ける場所があって鮮烈な印象の中で終わるのではなく、なんとなく幸せに包まれて演奏会を終えた。

演奏終了後に彼女を交えて写真を撮ってもらった。

撮ってくれた人は彼女の母親なので映っていないが娘の出席する会に集まってくれたという考えらしくて、やたらと感謝された。

いつもは、もう飲んでいる頃だから、今夜はいつもより贅沢な良い時間をすごしている、と感じた。

帰宅後、もちろん呑んだが、いつもよりは量が少ないという、量より時間を大切にする吞み方であった。

いつもより楽しかった分酒量も増えるという生活ではなく昨日と同じくらいには寝てしまうという年寄りの生活になった。

こうして徐々に・・・・・。


水泳2回目

2023-11-22 17:32:00 | Weblog

前回からひと月が過ぎて2回目の水泳に行ってきた。

あれからyoutubeを見ていろいろ勉強した。

その効果が出るのかどうか自分でも興味深かった。

Youtubeでは「クロールで長く泳げない人は、ほとんど呼吸の問題です」と言う。

「陸では鼻から吸って口で吐くことが基本ですが水泳では口から吸って鼻から出します。

リズムを決めて「フーンパッ、フーンパッとやります」ということなので散歩の途中で空中で手をクロールの動きにして「フーンパッ、フーンパッ」とやった。

だが実際には私は毎回呼吸するのではなく右手を水中に入れるのを1回目とすると4回目で息を吸う。

そして鼻から息を出すと一度に出せないので口と鼻から2と3で吐く。

さらに水泳用パドルという水搔きを購入した。

水鳥の足に在るあれだ。

自宅に届くまでにひと月掛かった。

費用は688円で送料は無し。

送られてきた袋を見るとシエラレオネと書かれている。

どうやらアフリカ人が作ったものを装着しているらしい。

水に入った段階で泳ぎの真似をしてみると、なんとなく力強い気がする。

実際には全く分からなかった。

指を開いて泳げばパドルの効率は良いが実は指がどういう状態なのか分かっていない。

「それどころじゃない」というのが本当のところだ。

まず泳いでみると25mでターンして戻ってきて再びターンして、いきなり75m泳げた。

その後は50mずつ泳いだ。

1回目は25mで立ち止まっていたから倍泳げるようになったということにする。

トータルでも前回よりは多く泳いだ。

でもまだ施設の使い方をはっきり覚えていないので「プールはどこですか」という状態から脱していない。

泳ぎ終わると水中眼鏡を頭に上げて顔を手で拭うのだがパドルのせいで頬の辺りと口の周りがヒリヒリした。

帰宅して妻と一杯やっている時自分の大胸筋に筋肉痛の在ることが分かった。

自分が努力しているという実感だと思い嬉しかった。

翌日はもっと痛くなるかなと痛みに期待したが全く痛くなかった。


干し柿2種

2023-11-16 17:28:16 | Weblog

このところ俄かに忙しくなった。

毎年恒例の甲府方面柿買い出しツアーに加えて幸田町の「筆柿の里」という道の駅に文字通り筆柿を買いに出かけるのだ。

買ってくれば翌日一連の干し柿作りの手順に従って干すことになる。

干した翌日今度は例の甲州百目柿を甲斐に買いに出かけた。

こちらは友人夫婦と一緒に出掛けて楽しいし高速道路代やガソリン代の折半もして安く行くことができる。

そしてそれを翌日干す。

筆柿を干していた場所に今度は百目を干すことになるから筆柿は移動させる。

筆柿は屋上の選択物干し場に移動だ。

そうこうしているうちに天気予報が雨の予報を出した。

また移動の開始だ。

屋上の階段の上にはネコのマロちんが、いつも日中寝ていた場所がある。

我々夫婦には聖地だがそこを雨降りの柿干し場として使うことに決めた。

マロちんのために遮光ネットを張っていたが、それは外した。

そして物干し竿を吊るして、そこを筆柿の干し場とした。

これなら急の雨でも困らない。

百目の方は別の選択物干しを用意しておいた。

我々は干し柿をもちろん食べるが、これらの全てを食べるわけではない。

買い出しや干すこと、またそれらの準備が楽しいのだ。

買い出しに行けば現地で昼食を摂る。

また遅くなれば夕食も摂ることになる。

それらも事前に調べて入店することになる。

それが仮に口に合わなくても、それはそれで記憶には残ることになる。

今年は甲府の妻の友人夫婦も飛び入り参加して、それは楽しいツアーとなった。

地元民から聞く地域の耳寄り話ほど役に立つものはない。

この訪れている農園も元はと言えば彼らから教わった店なのだ。

「来年はぜひこちらに行ってみてください」と言われたので来年は、たぶんそうする。

このようにもう来年の目標ができた。

楽しむ方法は人それぞれ。

楽しんだ者勝ち、という法則は前から実践している普遍の法則だ。


春日井ツーリング

2023-11-01 16:24:24 | Weblog

MECJ春日井ツーリングに行ってきた。

今回はO氏弟が入会したので彼とも一緒に行った。

場所は春日井ということで近いからのんびり出かけることができた。

浜名湖サービスエリアで静岡組と合流して最終待合場所では11台のモーガンと1台のフィアットアバルトが集まった。

豪華で美味しい昼食の後多治見市モザイクタイルミュージアムへ移動。

まさに田舎道をのんびり小里川ダムまで走る。

紅葉はイマイチだが全員が走る様を見ながらの走行は気分のいいものだった。

そこからはホテルまで高速道路を含む市街地の走行だ。

私はコースを丸暗記してきたので前の車両が曲がっても気にしなかった。

ナビ役のO氏は、私に「みんな左折したよ」というが「大丈夫。市役所を過ぎ、イオンが出てきましたから、もうすぐ地図にあるポイントが現れますから」と自信を持って前進する。

ほどなく私の正解は証明された。

ウエルカムパーティーは飲み放題で美味しいフランス料理をいただいた。

焼酎を飲む人からプリン体禁止の人がいて栓を開けたビールは私の元に集まってきた。

もうお腹がイッパイになった後2次会に進む。

缶ハイボールをやっと一缶飲んで早々に部屋に帰った。

シャワーを浴びると即ベッドで眠りに落ちた。

翌朝は5時半から散歩に出た。

1時間半ほど歩いてホテルに戻ると、もう朝食が始まっていたので、そのまま席について和食から菓子パンに野菜と果物を摂ったのちコーヒーで締めくくった。

さてそのまま帰宅すると1時間半ほどで自宅に到着してしまうので明治村まで先導車付きで走行した。

山の中にある明治村は、既に1万歩近く歩いている私と、さらにO氏兄弟は歩行が好きではないから北口の5丁目から3丁目まで村内の半分を歩いた。

昔の銭湯が出てきた。

こんな時だからという理由で私は暖簾をかき分けて「女湯入ります」と言った。すると中で上着を着直していたお婆さんが「どうぞ」と答えた。

「変な会話だねぇ」とみんなで大笑いしながら覗き込んだ。

駄菓子屋の上から聴きなれない小鳥の声がした。

探しても見当たらない。

結局子供がお菓子の笛をピーピー鳴らしているだけだった。

帰路は明治村から小牧東ICに入ったため、あっという間に浜松に到着した。

O氏宅でメイトに乗り換えて自分自身に戻った。