家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

煙突掃除

2015-10-30 07:59:37 | Weblog
朝晩めっきり冷えるようになったが日中は汗ばむほどの陽気だ。

もうすぐ暖房が必要になる。

煙突掃除をすることにした。

ストーブから立ち上がる部分を分解して外に出す。

壁を貫いて直角に外に出る部分は中からブラシで擦る。

ここがいちばんススが溜まっている。

金属製ブラシは竹の棒の先端に取り付けてある。

前後に動かすことによってススを取る。

室内にススが落ちてこないように気を付けないといけない。

コンプレッサーを作動させておいてブラシで擦った後すぐに「シャーッ」と吹く。

そうすれば室内に逆戻りすることはない。

室内から横向きに出た煙突は破風の下から垂直に上がっていく。

その角の部分のフタを外し、そこにレジ袋を取り付けておいた。

だからススは全て、そこに収まるというわけだ。

室内の部分は外でブラッシングする。

ススの黒色とサビの茶色の煙のような物が風に乗って舞い回る。

とても住宅地ではできないことだ。

その後エアーで吹いて終了。

さて次は屋根に登る。

屋根に乗って煙突上部を外して、さらにトップという部分を外す。

それぞれブラッシングしてエアーを吹く。

さて最後は縦に立ち上がる部分だ。

屋根からブラシを差し込み上から下にゴシゴシと擦る。

この姿が煙突掃除として、よく絵で見る形だ。

こちらもブラッシングの後はエアーを吹いておく。

次は組立だ。

簡単に次々と組み終えた。

手を洗って室内でコーヒーでも飲むか。

「ん?テーブルの上がばかにススっぽいなぁ」

そうだ室内の煙突の外れている時に上からエアーを吹いたのだった。

ほとんどは袋の中に落ちたのだが一部は室内に拡散した。

なたやっちまった。

幸い大した量ではなかったので掃除機をかけて終了。

一年間のススの量は思ったより少なかった。

作業後のコーヒーは、これから火をつける薪ストーブの火を想像して飲んだ。

甲府で藍染展

2015-10-28 08:07:36 | Weblog
甲府で藍染展があり妻のアッシーとして私も参加した。

甲府駅南口の最寄りのホテルが会場になった。

そこに宿泊予約しチェックインの前から車を入れてしまって遊ぶ予定を組んだ。

まずは増穂にある「もちづき農園」に行った。

毎年干し柿用の甲州百目を買いに行くのだが今回は洋梨。

有名なラ・フランスよりも私個人的には甘味が違うゼネラルレクラークが気に入った。

毎回いくつかの洋梨を食べさせてもらうのだが今回は 柿 イチジク も味見させてもらった。

ホテルに着き展示会場を訪れた。

「ちょっと先にお昼を済ませてきますね」と言ったのはいいのだが普通食べるということをジェスチャーで示すのは右手の指二本(つまり箸)で口に何かを入れる仕草をする。

だが私は親指と人差し指で輪を作り、それを口に近づけた。

つまりお猪口で酒を飲む仕草だ。

口では昼食と言っておきながら身体は酒を飲むことを示していた。

身体は正直だ。

店は予め選んでおいた銀座江戸屋。

ここは郷土料理を食べられる。

川エビの揚げ物 ゴリの揚げ物 鶏もつ煮 どじょう鍋 焼きおにぎり と たにし汁そして生ビール。

どれも美味しいのだが、既に他の店では見られなくなってしまった物が多い。

妻の友人はレストランを経営しているのだが、もちろん彼女に頼んでも出してくれない料理だ。

夜は、その彼女の店で呑み食った。

彼女から教わった甲州夢小路という新しい形の店に行った話をした。

幾種類かの店があるのだがビルに入っているわけではなくそれぞれが、ほぼ独立した店という格好になっている。

だが敷地全体も、そして各店も充分に考え尽くされ洗練され完成されている。

感じの良い石や板 瓦 錆びた鉄板 そして泥までもモダンに見えてしまう。

その店の中の、どの店が主になっているのかというと私の勘でワイン屋さんかなと思ったが宝石屋さんだった。

昔から甲州ワインも有名だったが甲府の水晶も有名だった。

さて同級生の女性が二人揃い、お酒が入ったらどうなるか。

私はTVを見て静かにワインを飲んでいた。

と言っても彼女たちは認めないし私も酔っていたので、そちらが正しいのかもしれない。

女性と地図

2015-10-27 08:19:05 | Weblog
先日のモーガンクラブ10周年記念行事の際にいただいたモーガンの写真入り特別ビールを飲んだ。

「面白かったなぁ」などとちょっと前の記憶を思い出しながら楽しんだ。

ミーティングの前になると「MECJ事務局 遊び隊長 H 」の名前でいろいろ資料が送られてくる。

今回は私のほぼ地元なので事前にツーリングコースを走ってみた。

といっても何度か走ったことのあるコースなので「あまり面白くないぞ」と思っていた。

確かに初めは面白くない。

狭い道には信号機も多く、そこから出てくる車は農家の軽トラックが多い。

赤信号で泊まっても車が一台も出てこないことも多い。

おまけに走りやすそうな箇所ではネズミ捕りがありそうだ。

だが、そこを抜けると初めて走る道が出てきた。

いままでこの道を使ったことはない。

海沿いの景色の良い道路だ。

太平洋側と三河湾側の二つの海を見ることができるコース。

「地元でもないのに、どうしてこの道を知っているのだろう」素朴な疑問が浮かんだ。

以前遊び隊長H氏と話したときタブレット上のマップを見てコースを決めたと聞いたことがある。

今回もそれなのかと思った。

だが実は実際に走りに来て決めたという。

もちろんタブレットで現地の地図は随時見ている。

その時遠くに何かを発見したり看板が出ていたりするのを見逃さないという。

「ちょっと行ってみようかな」となるらしい。

そして驚いたことに「地図は苦手」と相場の決まっているH氏の奥様がタブレットを操作し、その後地図と写真入りの文章にまとめて我々に送信していると聞いた。

そんなことが上手な女性がいたんだなぁ。

根っから遊びの好きな遊び隊長H氏と地図とパソコンを得意とする奥様。

この二人のおかげで楽しく過ごせたのだなと実感した。

考えてみると今までのコースは何ヶ所か世界遺産になった。

それだけ素晴らしい道を走ったんだな。

ありがとうH夫妻。





MECJ10周年記念 in 蒲郡

2015-10-21 09:30:59 | Weblog
MECJ10周年記念イベントin蒲郡に参加した。

もちろんモーガンで妻も同行した。

驚いたことがあった。

私の前に仲間のスズキジムニーが走っていたのだが走り出すと異常に早い。

早すぎて追いつけない。

停まった時訊いてみた。

「2000CCにしてある?」「いいえ。ノーマルです」

ジムニーっていったら砂浜や河原を走るのに適していて「働く車」として以外には主に爺さんが好んで乗るから遅い車のイメージがあった。

だが実は恐ろしい程速く走れるのだった。

私だって「モーガンって、こんなに速かったっけ」と言われたこともあるし軽自動車ごときに追いつけないことなど絶対になかった。

車は乗り手である、ということがこんなにはっきり分かるとは。

休憩の時同行したオートバイを見ていた。

そのうちの1台のハーレーが1200万円だと聞いた。

オートバイにその金額が付くことにも驚くし、それを購入する人が身近にいることにも驚いた。

「目の前のハーレーが・・・・・」

その後は金額がチラついて触ることもできなかった。

道の駅あかばねロコステーションに寄った時建物の前に二人の女性が座っていた。

お揃いの薄い紫色のジャージを着ていた。

顔が少し黒いのでサーファーに違いないと思った。

この辺りはサーフィンで有名なところだからだ。

だが近づくと結構な年齢に達しているから驚いた。

もっと近づくと髪がバサバサでくっついているようだからレゲエかなんかのバンドでもやっているのかなと思った。

もっと近づいて気がついた。

足の裏が真っ黒だし顔も髪も洗ってないようだ。

毛布のようなものを持っている。

たぶん女性二人組のホームレス。

姉妹なのか?

さすがにだれも写真を撮った者はいなかった。