「こうありたい自分」がリアルな自分だと錯覚して・・・

2024-08-18 17:19:34 | 日記
自分自身を知るには他の人々と交わることが不可欠なようだ。自分と他人との考え方の違いや価値観、その他の違いにも気づいたりしながら自分を再発見し続けていく。そして自身の生育過程や習性にも関心を持ちはじめ、外からの刺激的影響への自己反応にも気づき、自己形成しながら生の自分に触れていける。自分で自分をわかったつもりなのは、「こうありたい自分」がリアルな自分なのだと錯覚している場合が多い。そのことが諸々の問題の起因になっている。岡目八目という言葉がある。傍の人が当の本人の気づかぬ八目先を読んでいるという意味だ。それほど他の人のことについて人間は冷静に判断できるものなのだ。その本人自身も自分のこととなれば、他の人より八目劣る存在となり得る。むろん当事者のほうが深く考えている場合もあるし、傍の人の勘違いや誤解ということもあり得る。しかしながら、相手が八目上段である場合は確かに多い。それから悪意からでない他人からの批判や批評、そして助言は素直に聴き入れる度量をもつ方が自分にとっても有益、自身の成長にもつながる。きょうの楽しかったことは、○朝のウォーキング途上に偶然中の偶然だが近所の愛犬二匹(虎太郎、ホタル)と出会えたこと、○Netflix配信『オブリビオン』(米2013)エイリアンの襲撃で人類が他の惑星に移住した近未来の地球を舞台にしたSFサスペンス。○農家のおにぎり、ウマかったことだ。(11,390歩)