なんにもしないで生きるより何かを求めて生きよう

2021-08-31 17:10:49 | 日記
『人生というものは極めて短いものであり、夢、幻のようなものである。誹りを受けることも、褒められることも一瞬である。栄えることも衰えることも瞬時である。はかない人生である中で、一つだけでいい、永遠に朽ちない事柄をなし遂げられれば十分である』(魂を鼓舞する感奮語録より)と、松陰らしい歯切れのいい語句に感服した。自分のこれまでの人生を振り返ってみても、松陰のいう“一つ”がまったく思い当たらないのは誠に残念至極。「人生 涙と笑顔あり そんなに悪くはないもんだ なんにもしないで生きるより 何かを求めて生きようよ」(水戸黄門TVテーマソング)最近はコロナ感染防止でご無沙汰しているがボイストレーニングのとき、声慣らしのため最初に歌う歌詞だ。寿命の尽きるまでに“一つ”ができればとねがうばかり。さて、毎日曜日に“足を洗う”習慣を身につけた、これがなかなか心身ともに快適だ。昔からヤクザ稼業から堅気になる、あるいは悪い所業をやめてまじめになることを「足を洗う」と表現するが、文字通り入浴時に踵から足裏そして足首までを洗うと心身にスッキリ感をもたらすのだと気づいた。きょうの楽しかったことは、○司馬遼太郎が考えたこと⑤を読了したこと、○動画配信『ロッキー』(米1976年 アカデミー賞最優秀作品賞に輝く感動名作)命がけで手に入れるアメリカンドリームそのものを描いていること、○8月度達成歩数371,631歩269km 日課達成日数累計3,536日、朝夕のウォーキングで頑張ったことだ(11,830歩)

人間の愛なんてちっぽけなもの?

2021-08-30 17:08:41 | 日記
三浦綾子氏の明快な文章表現がグングンと心に刻まれてその勢いのまま「道ありき」「この土の器をも」「光あるうちに」を再読した。どのページも目からウロコ!だ。そして、第3部信仰入門編の「愛のさまざま」(P76)での記述にハッとした。聖書の有名な愛の章 コリント人への第1の手紙13章、『愛は寛容であり 愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える』。ここを読む時、試みに「愛」という言葉の代わりに「私」という言葉を入れて読むと、こんなにも「私」という言葉の座りの悪い文章はないのではないかと。つまり、人間の愛がちっぽけなものであると(三浦綾子氏)。これらのことを考えてみると、自分がまったく真実の愛を知らなく生きてきたなと気づく。きょうの出来事としては、○次男宅の小夏(愛猫 2歳半)が突然の心臓発作で天国に召されてしまったこと、○動画配信『野生のエルザ BORN FREE』(英1965年 野生ライオンとの触れ合いを描いた実話に基づく作品)3度目の鑑賞、あらためて感動したこと、○家人特製おでん、うまかったことだ。(12,320歩)

適切な言葉を抽出するには教養を深めること・・・

2021-08-29 17:05:53 | 日記
家人のショッピングにドライバーとして連れ立ってコンビニエンスストア(コープミニ)に行く。家人が物色している間、なにげなく書籍台を見ると特別保存版PHPベストセレクション「心が熱くなるいい言葉 51」が目に飛び込んできた。さっそく購入して高校野球決勝戦を観ながらパラパラと読んだ。51名の著名人がそれぞれ大切にされている言葉を語っている。特に印象に残ったのは、『吾唯足るを知る』(ちばてつや氏)だ。より多くの人がこれを意識すれば、もっと平和で穏やかな世の中になるのではないかと結ばれている、まったく同感。適切な言葉を抽出するには教養を深めることだ。これから必要な教養とは、①人文的教養(哲学や古典など:人間や文化を洞察するための鍵)②社会的教養(政治、経済、地政学、歴史など:現実世界を洞察するための鍵)③科学教養(科学的安全イコール安心の視点や統計学など:情報に欺されないための不可欠な道具)③大衆文化教養(大衆文芸、古典芸能、俳道、芸道、映画、アニメなど:日本人としての美的感受性を身につける情緒と形の鍵)それらを育む方法は、“本を読む”ことにありそうだ。きょうの楽しかったことは、○智弁対決は智弁和歌山が勝利したこと、○動画配信『シン・ゴジラ』(2016年 “ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物、それへの対処に戸惑い困惑する政府・政権の有り様を描いた作品)核弾頭使用も辞さない米国の強引さなど日米の立場もわかりやすく描いていること、○愛犬リズンに甘嚙みされマジで痛かった。(11,680歩)

宇宙にある力を素直に信じてみる・・・

2021-08-28 16:28:34 | 日記
常に何かを学ぼう何かを得ようと思い、映画を毎日鑑賞している。チャップリンの『ライムライト』(米1952年 名言にあふれた映画)何度観ても感動してしまう。その中でも命を絶とうとした若きバレリーナに「生きる」ことの意味と願望とをチャップリン扮する主人公が熱弁を振るって鼓舞する名場面や名台詞の数々には迫力と説得力を感じる。例えば「人生に意味を求めたってはじまらないよ。人生は願望だ、すべての生き物の目的は願望なのだ」とか「バラはバラらしく花を咲かせたがるし、岩はいつまでも岩らしくありたいと思ってがんばっているんだ」とか「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ」、そして極めつけの名言は「宇宙にある力が地球を動かし、木を育てる。君の中にある力と同じだ! その力を使う勇気と意志を持つんだ!」「希望がなければ、瞬間を生きればよい。素晴らしい瞬間だってあるのだから。」、言葉の力をグッと感じさせられる。きょうの楽しかったことは、○熱闘甲子園明日決勝戦が智弁和歌山vs智弁学園になったこと、○午後から二本目の動画配信『隠し剣 鬼の爪』(2004年 東北の海坂藩を舞台に、秘剣“鬼の爪”を伝授された平侍のやむ終えない闘いを描いた作品)山田洋次監督時代劇の名作第2弾、面白かったこと、○パラリンピックのメダリストたちには心から感動してしまう。(11,560歩)



足の裏と樹木への連想をしてみると・・・

2021-08-27 22:26:46 | 日記
「足の裏よ、お前はかなしくないか? いつも汚いところばかり踏んでいて腹のたつことはないかい?」と。足の裏が微笑みながら答えた。「腹のたつなんて、とんでもないことです。そんなこと一度も思ったことはありません。考えてごらんなさい。体のなかでわたしはいちばん幸せ者ですよ。なぜなら、何万年何億年と続いてきている地球と、いつもじかに接しているのです。ありがたいものだといつも感謝こそすれ、不平に思ったことはまったくありません」(坂村真民著より)この話に触発され、周辺に植えられている樹木を観て直感した。彼ら(樹木たち)は逆立ちして地球を支えてくれている。そのうえ、光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収、そして酸素を発生させながら、花を咲かせ実をならせ、鳥を養い風雨から人の住まいなども守ってくれている。そう気づいてから樹木を観て、時には触れて、「ありがとう、ありがとう」とつぶやく。そうすることで自分のストレスケアにもなり、加えて、いいことやラッキーなことの機会も増えている、何度も実感してきた。きょうの楽しかったことは、○家人と連れ立って心斎橋エトレ(ヘアサロン)でヘアカット&ビーマーでくつろぎタイムを過ごせたこと、○動画配信『たそがれ清兵衛』(2002年 藤沢周平の短編小説を原作に映画)平社員の悲哀を感じさせられた作品だったこと、○美濃吉のランチを家人と会食、おいしかったことだ。(11,690歩)