生ある今を楽しむことしかないように見える・・・

2023-02-28 19:11:51 | 日記
暖かい春の陽気に誘われて咲きそろった枝垂れ梅、その美しさをスマホで撮影した。日本国内では今、よく見られる風景だがこれこそ平和でないと撮れないし、できない。そう思うと平和の有難さが身に沁みる。トルコ、シリアで発生した大地震よる災害で死者50,000人を超えると聞くと日本で梅や桜を愛でている場合じゃないだろうと一種の罪悪感まで感じてしまう。ロシアのウクライナ侵攻で戦時下のウクライナの方々が隠れ潜んで苦しんでいるようすがTV報道でなされると、心が塞いでしまう。もう一年以上もこんな状態が続いている、誰しも予想できなかった。合わせて、国連の機能不全も予想できない事態に陥っている。現下の世界情勢がどのような方向へ変わるのかまったく不透明だ。とどのつまり、生ある今を個別に楽しむことしかなくなっているように見える。きょうの出来事としては、○3月末日で株式会社ビーザムのホームページを閉じることにした、○YouTube落語『源平盛衰記 林家三平』(2012)「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる三平の誰にも真似のできない独特の可笑しさを醸し出す落語だったこと、○2月度の累計日課達成歩数324,080歩(234km)日課歩数達成日数4,072日、寒い中をよく頑張ったといいたい。(11,040歩)

紫式部のイメージがガラッと変わった・・・

2023-02-27 19:31:58 | 日記
朝食後、いつものように水月公園池ノ端コースをあえて2周、梅林エリアでは白梅、紅梅、枝垂れ梅などが美しく咲きはじめていた。なぜ、2周したのか?その理由はイヤホーンでラジオ深夜便(聴き逃し配信)「絶望名言/紫式部 」を聴きたかったからだ。第4週の月曜日には、名作の中から絶望的な名言を拾い出し、そこから作者の心情を引きだして解説を加えながらの放送が興味深い。文学紹介者の頭木弘樹氏の誠実な語りが諄々と心の中に侵入する、とても良質な番組だ。きょうの主テーマは「紫式部」、かの有名な王朝文学の最高峰と言われる『源氏物語』の著者だ。話のタネは「紫式部日記」から取り上げたと明かされていた。彼女は時の権力者藤原道長に見出され、中宮(道長の娘)の側女の務めを果たしていた。その経緯から見ても、宮中の振る舞いも自然、高貴で艶やかで才媛らしく隙もなくのイメージを持たれている。ところが、内実は全くそうではない。恥ずかしがり屋で内気、口数も少なく人付き合いも苦手、源氏物語から受けるイメージとは真逆の性格だったようだ。それだけに嫉妬や苛め、批判や悪口など陰口も聞こえてきて体調も崩したことも度々、著作行為がストレスケアとなっていたのかもしれない。きょうの楽しかったことは、○家人と連れ立って銀行やドラッグストア、いかりスーパーなどを巡ったこと、○Netflix配信『銀河鉄道999』(1979年)先日亡くなられた松本零士原作の壮大なスケールのスペース・ファンタジー。○家人特製ニラレバ―炒め、おいしかったことだ。(13,590歩)

イメージした約3倍以上の共感力を持つことだ・・・

2023-02-26 17:58:38 | 日記
映画や小説あるいはTVドラマを鑑賞して、自分がその主人公と同じ状況下に陥ったと仮定した場合、主人公が遭遇する辛苦な体験から生じる心情を深く思いやれるだろうか? 傍観者の持つイメージは当該者の悲惨な体験から生じる辛くて悲しい気持ちを同レベルで感じるのは難しい。そこには大きなギャップがあるはずだ。そのギャップを埋めるには当該者が理解してほしいと心底から願っている痛み悲しみの深度は語られる言葉やその表情からイメージとして受けるもの以上に深く、他人の同情が表層的と受けとめられがちだ。では、どうすればいいのか?傍観者が受けとめたイメージの約3倍以上の共感力を持つことで、ようやく当該者と同深度に近づける、思いやりとはまさにそれだ。ロシアのウクライナ侵攻で爆撃され、住居や日々の食事も事欠く状態で苦しんでいる住民や子どもたちの気持を思うとイメージすらできない。21世紀なのに核保有国だと脅すプーチンの時代錯誤の戦争は一刻も早く終結させなければならない。半藤一利氏がその著書「昭和史」で日本人向けの戦争開始前「5つの教訓」を語られている。つまり、①国民的熱狂をつくってはいけない。そのためにも言論の自由を守ること。②日本人は抽象的な観念論を好むがリアリズムに徹すること。③日本型タコツボにおけるエリート小集団主義の弊害を心すること。④国際的常識の欠如に絶えず気を配ること。⑤すぐに成果を求める短兵急な発想をやめロングレンジ(長期的視野)で物事を見ること、それらは生きた教訓となる。きょうの楽しかったことは、○落語動画(YouTube)談志・志ん朝・志の輔が面白かったこと、○4月実施予定新入社員研修依頼を受けたこと、○健康食(納豆+蒲鉾+黒豆+ワイン)うまかったことだ。(11,520歩)

「どうする岸田!」世界がその言動を注視している・・・

2023-02-25 20:57:44 | 日記
ちょうど1年前のブログに、「昨日(24日)未明、ロシアがウクライナへ軍事侵攻を始めた。ウクライナ各地の軍事施設(74か所)が空爆で破壊され、ウクライナ兵士40人以上が死亡、数十人の負傷者が出ているという。ロシアが主権国家に全面戦争を仕掛けるという稀に見る大暴挙、これで第2次世界大戦後80年近くにおよんだ戦後は終わった。再び世界は危うい時代に逆戻りだ。侵略国のロシアには主要国が最大限の経済と政治上の苦痛を与えることが極めて大切。手ぬるい対応をすればアジアや中東でも軍事力に訴える国々が出てきてしまう。特に、中国は台湾海峡などで強硬に出ても大丈夫だと判断するだろうし、北朝鮮もしかりだ。さて、日本はどうするか?」で記述を終えている。今年は、日本がG7議長国だ。大河ドラマではないがまさに「どうする岸田」世界がその動向を注視している。岸田首相がゼレンスキー大統領のように毅然と平和回復と核兵器使用禁止&廃絶をヒロシマを背景に強く訴えられるか、見届けるしかない。きょうの楽しかったことは、○文藝春秋三月特別号(芥川賞受賞2作品含め)全ページを読了したこと、○YouTube落語『芝浜』名人と謳われた古今亭志ん朝と個性派の立川談志、いずれ劣らぬ話芸の面白さに驚いたこと、○家人特製のオムライス、さすがに美味しかったことだ。(11,970歩)

何にでも消費期限があると・・・

2023-02-24 18:59:06 | 日記
司馬遼太郎曰く、『自然物としての人間は決して孤立して生きられるようにはつくられていない。このため、助け合う、ということが人間にとって大きな道徳になっている。助け合うという気持ちや行動のもとのもとはいたわりという感情である。他人の痛みを感じることと言ってもいい。やさしさと、言いかえてもいい。本能ではない訓練してそれを身につけねばならない。』と。急速な地球温暖化による変調現象(氷河の崩れ、大幅な寒暖差、森林火災等々)、新型コロナウイルスの収束不明状況、世界戦争の起爆剤をはらむウクライナ戦況そして賢明なはずの各国首脳たちの右往左往ぶりがやけに目立つ。司馬遼太郎は、「何にでも消費期限がある」と断定している。不祥事を頻繫に引き起こす日本の国会議員ら、世界的に面倒を起こしているロシアや中国、更にはミサイル発射で隣国を脅す北朝鮮そして岸田政権も消費期限において例外ではなさそうだ。きょうの楽しかったことは、○家人と連れ立って心斎橋エトレ(ヘアサロン)でくつろぎと癒しのときを暫し持てたこと、○宇和島東高等学校の同期会(最終回)6月開催の案内状が届き参加必須のため航空券・宿泊ホテル等の手配を素早く終えたこと、○つけ汁(鴨汁&十割蕎麦)、美味しかったことだ。(10,840歩)