人間の悩みはすべて身辺の乱雑から・・・

2018-07-31 17:18:56 | 日記
詩人のカーライルが、ある婦人から身の上の悩みについてたずね問われたとき、「帰ってあなたの針箱の中を整理しなさい。そうすれば、あなたの悩みはやがてなくなりますよ」と答えたという。婦人はいわれるままに帰って、乱れた針箱の中を整理した。すると、随分、自分の身辺が乱れている事がわかり、次々と身辺を整理しているうちに、いつとなしに、深い悩みも消えていったという。人間の悩みはすべて身辺の乱雑から起こる。物の乱れは心の乱れであり、心の乱れは物の乱れでもある。物をきちんと整理すれば、心もそれにつれて整ってくる。掃除してさっぱりした部屋に端座すると、何となくすがすがしく、心が調子を取り戻すのを感じれる。悩みあるものは、まさに身辺の整理から手をつけよう。(ほほえみ読本)きょうの楽しかったことは、○週例の整骨院でのボディケアとカラオケ店でのボイストレーニングを実行したこと、○文藝春秋8月号を読了したこと、○家人手作り料理(天ぷらと焼き鮭など)、美味しく満腹になったことだ。(12,570歩)

意識は五層構造、大胆な仮説に関心

2018-07-30 20:02:22 | 日記
人間の心(意識)を建物に譬えるならば、五重塔のように五層構造だという大胆な仮説(町田宗鳳氏)に関心を持った。要約すると以下の通り。
・5階部分(最上階)は「自我意識」、心の司令塔。情報の意識でもある。ここでいう情報とは外部から来るものだけではなく、自分の視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の情報も含まれ私たちが「心」と言ったり「自分」と言ったりしているのも自我意識のことと考えられる。
・4階部分には「潜在意識」、情念の意識でもある。私たちが心の中ではっきりと意識化されず、また言語化もされず、何となく感じていることや考えていることなどはすべて4階の住人だ。5階の司令塔内の理性や知性よりも情念は人を動かす実力を持ち、かなり執念深い。潜在意識の直観(勘)は最も信頼できるものといえる。
・3階部分は「個人無意識」、運命の意識でもある。譬えるならば大容量のパソコンが設置されていて、個人的に体験したことの全記憶、この世に生まれでた瞬間から息を引き取るまでの出来事がすべて保存されている。ユングが考えた個人無意識、唯識学のアラヤ識に相当する。輪廻転生があると仮定すれば過去世の体験も保存されている。運命を決めるものだ。
・2階部分には「普遍無意識」、闇の意識と呼べるかもしれない。ここには高性能のスーパーコンピューターが設置されている。ここには個人をはるかに超えた先祖や民族の記憶が保存され、個々人がまったく関わることのなかった太古の出来事に至るまで詳細に記録。人類が幾度も体験したはずの飢餓や疫病、災害、戦争といった否定的記憶も保存されている。
・1階部分は「光の意識」、人間性を離れた神性意識でいちばん大事なもの。それは宗教的信仰の有無とは関係なく、すべての人が備え持っている魂。つまり真心のことだという。
きょうの楽しかったことは、○高槻市Sクリニックへの4週間ごとの通院、問題なく終えたこと、○映画(DVD)『沈黙』(米2016年 キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通して人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した遠藤周作原作の映画化)再鑑賞。娯楽作品ではないが歴史視点で観ると興味深いこと、○喫茶店Dの焼肉ランチ、ウマかったことだ。(12,360歩)


善でも悪でもなく真正なもの(本物)に惹かれる

2018-07-29 19:47:34 | 日記
『ほんものの自己に立ちかえることは、人間の自己というものの完全性をひきうけることである。そこには、わたしたちが隠したがる暗い側面もふくまれているかもしれない。人間は善なるものに惹かれる存在だとおもわれがちだが、じっさいに惹かれているのは善でも悪でもなく真正なもの、ほんものなのだ。その証拠として、わたしたちは余分な飾りをつけて真の自己を隠している人よりも、偽りのない人に好感をいだく。』(ライフ・レッスン「ほんものの自己」レッスンより)。ここでいう「偽りのない人」とは正直な人であり、素直な人であり、無私な人だと思われるが、残念ながら政治の世界には見当たらないようだ。台風12号接近のため早朝ウォーキングを中止、その代わりにTSUTAYA牧落店までの往復路(約60分=7,600歩)ウォーキング。帰宅後、汗だくの体をシャワーで流す。ついでに浴室クリーニングまで行なう、家人孝行だ。きょうの楽しかったことは、○自分だけの自分のための時間を過ごせるようになったこと、○映画(DVD)『ロッキー3』(米1982年 ハングリー精神を忘れたロッキーは野獣のような挑戦者の前にあえなく敗れ去る。再起をかけたロッキーにかつてのライバルがトレーナーとしてサポート、再び初心に立ち返って戦う姿を描いた作品)三度目の鑑賞、改めて勇気をもらえたこと、○ランチは即席めん(チキンラーメン)、たまに食べるとうまかったことだ。(12,290歩)

孤独の〝弧”は、個性の〝個”だと・・・

2018-07-28 18:25:50 | 日記
「孤独とは本来、格好いいものです。誰とも群れず、誰にも媚びず、自分の姿勢を貫く。すると自然と内面から品が滲み出てくる。そんな成熟した人間だけが到達できる境地なのです。しかし、日本では孤独嫌いが多く、孤独に対するイメージは一般的によくありません。なぜか。それは日本人には「個」がないからです。私は「孤独の〝弧”は個性の〝個”」だと考えています。孤独を知らない人は個性的になれません。人と群れる、人の真似をする、仲間外れになることを恐れる、物事に執着する。自分を持って一人で歩むことを拒み続けていると、いつまでたっても「個」は育ちません。弧育ては個育てでもあるのです。」(作家:下重暁子氏)なるほどなァと納得しました。きょうの楽しかったことは、○体調が回復した家人にショッピングであちらこちらと付き合わされたこと、○映画(DVD)『ロッキー2』(米1979年 前作で敗れたロッキーが老トレーナーの指導のもとトレーニングを重ね、再びチャンピオン・アポロに挑戦する作品)三度目の鑑賞だが面白かったこと、○サバの味噌煮ランチ、ウマかったことだ。(11,220歩)


地球が怒っている

2018-07-27 21:39:35 | 日記
地球が怒っている、自然災害(地震、豪雨、山崩れ、山火事、温暖化現象など)が地球規模で発生、その現象のように思われる。世界的に見渡してみても、政治も経済も人間の心までも何かが崩れてしまっている。誰が悪いとか何かが原因だとかの後付分析で理由づけされているがそれぞれが今まで経験したことのないことばかり。つまり、想定外の事態が次々に起きている。明日未明から明後日にかけて接近してくる台風12号の異常ともいえる進路がまさにそれだ。西日本豪雨で壊滅的な被害を受けたばかりの広島・岡山の被災地を通過すると予想され、二次被害も懸念されている。災害対応は『どんな大事なものでも 荷物はみんな捨ててください。生きのびるには一人で逃げること』だと。厳しい時代になった。きょうの出来事としては、○家人が熱中症から復調したこと、○映画(DVD)『ジェラシックパーク』(米1993年 最先端のCGを使って圧倒的にリアルな恐竜を描いて大ヒットした作品)2度目の鑑賞、面白かったこと、○家人復調証しのおにぎり、うまかったことだ。(11,300歩)