今朝もいつも通りの早朝ウォーキング、寒さも本格的な冬入り、服装も念入りに重ね着をした。水月公園池ノ端コースの出発点で、鯉とカモと白鳥とハトらにエサを撒き、彼らが競争で啄ばむ様子がかわいい。それからコースを周回して帰宅後に朝食。朝ぶろ入浴は中止して、家族と連れ立って4週間毎の高槻市Sクリニックへ。診察までの約2時間、最寄りの喫茶店で「この国のかたち②」を読みながら、珈琲を喫する。凡そ32年前(1988~1989)の文藝春秋巻頭コラム集だが話題やテーマの解明や解析に時代的古さがまったく感じられない。特に、中国や朝鮮の歴史が随所にでてくるが今でも、今だからこそ読み応えじゅうぶんだ。司馬遼太郎の言葉の中に、「政府も自治体もフライパンの上のアヒルである。充実した都市設計などできそうにない。」「生物にも耐用年数があるように、国家にも社会にも団体にもそれがある。戦後秩序が現実にあわないほどに古び、そのことによる大事件が内外でおこっている。」「日本人は喋り下手だといわれているが、それ以上に、正直さに欠けているのではないか。政界のやりとりをみると、ついそう思ってしまう。」と。ズバリ、現在において的中している。きょうの出来事としては、○高槻市Sクリニックまでの往復路、無事に通行できたこと、○11月度累計歩数348,264歩(251km)日課歩数(10,000歩超)達成日数3,264日、コロナ禍でもコツコツとがんばったこと、○長次郎の寿司、家人からの祝いおいしかったことだ。(10,890歩)
今日が人生最後の日であると心得て生きるには、どのように生きればよいのか?(1)昨日のことを忘れる。同時に、明日のことも忘れることにする。(2)今日のこの日がすべて。そして、刻まれているこの時が永遠なのだと感謝する。(3)たった一つの人生、今日の一刻一刻を大切にして一刻の無駄は一生の無駄と心得る。(4)時間を無駄にする者とつきあうことは、怒りをもって拒絶する。(5)今日、成すべきことは今日のうちにすます。(6)今日一日の時間を一分一分味わって感謝する、人生最良の日とする。(7)幸いにも、今日が最後の日でなかったら、跪いて心から感謝を捧げる。日々が生産的であるためには、気分がすぐれていなければならない。『気分が沈んでいたら、歌おう。悲しかったら、笑おう。体調が悪かったら、仕事を倍にしよう。怖かったら、頭から突っこんでいこう。劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。自信喪失したら、少し声を高めよう。貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。無力感を感じたら、過って得た成功を思い返そう。卑屈になったら、過って立てた目標を思い出そう。今日、自分の感情を差配するのだ…』(「地上最強の商人」オグ・マンディーノ著)きょうの楽しかったことは、○探していた本「地上最強の商人」を見つけたこと、○動画配信『許されざる者』(米1992年 作品賞と監督賞の2つのオスカー像を掌中にした西部劇)3度目の鑑賞だが何度観ても面白いこと、○鮭ご飯と今井うどん、うまかったことだ。(10,980歩)
一週間の曜日の中でいちばんリラックスするのが土曜日、つまり今日だ。最近は、月に数度の研修とカウンセリングの日程が予定されている。特に平日(月~金)が忙しいわけではない。なのに、どうして土曜日になると心身ともにリラックスできるのだろうか。もちろん会社員時代の習慣もあるのだろうが、土曜日は自分本位でスケジューリングできるからだ。起床時にその日の行動計画が無意識に湧いてくる。そこには誰からも強制されているものはなく、先約などで拘束されているわけでもない。また、結婚当初から土曜日にあれこれ家人や息子たちから何らのリクエストされたこともない。土曜日によくある冠婚葬祭への参列は自然体の適時適応まったく無理はない。つまり、土曜日=心身のフリー・ディなのだ。土曜日が好きな理由はそれだ。体内のあらゆる細胞も長年の習慣で相応に反応しているようだ。今朝も水月公園池ノ端コースへのウォーキング&鯉やハトへのエサ撒き、それらを済ませて朝ぶろ入浴そして朝食、その後は動画配信(Netflix)の映画鑑賞、暫し中断して11時の珈琲タイム(小生が淹れて家人と語らう)、そして喫茶後再び映画鑑賞へ。鑑賞を終えてコンビニ(セブンイレブン)で扶養控除申告書用紙のコピーをとり、ついでに日課歩数も達成、あっという間に一日が過ぎてしまう。きょうの楽しかったことは、○「この国のかたち②」を読み進めたこと、○動画配信「ノートブック 愛するあなたへ」(アルゼンチン2020年 末期がんを宣告された女性が人生や死、愛について息子に伝えたいメッセージを綴ったノートブックを作成実話に基づく作品)終末期鎮静と安楽死について考えさせられたこと、○三田屋の牛どん、うまかったことだ。(11,230歩)
長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければ ならぬ道というものがあるんだナ そんなときはその道を だまって歩くことだナ ぐちや弱音を吐かないでナ だまって歩くことだよ ただだまって なみだなんか見せちゃだめだぜ そしてなア そのときなんだよ 人間としての いのちの根がふかくなるのは(あいだ みつを作品から)。『人生の四十歳は、一日にたとえれば午後二時だ 人生の五十歳は、一日にたとえれば午後三時だ そうすると人生の六十歳は、午後四時になり、人生の七十歳は午後五時となる。陽は傾きかけている、急がねばならない』と。これからの生きる心掛けとして、『雨降れば感謝し 晴れれば感謝し 人来れば感謝し 人来らねど感謝し 罵られれば感謝し 誉められれば感謝し 病めば感謝し 息が切れれば感謝し ああ永遠にありがたい 永遠の感謝だ』。きょうの楽しかったことは、○個別研修(N市職員対象)約90分、休憩なしで無事終了したこと、○動画配信『インビクタス/負けざる者たち』(米2009年 南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と同国代表ラグビーチームの白人キャプテンがワールドカップ制覇へ向け奮闘する実話に基づく作品)何度観ても感動してしまうこと、○昼食代わりの安倍川もち、うまかったことだ。(15,040歩)
コロナ禍の今、言うまでもなく変化が起きている。変化とは慣れ親しんだ状況に別れを告げて、不慣れな状況に直面することだ。あたらしい状況そのものにではなく、そこにいたる間の時間に不安を感じることがある。変化はたいがい、離別、卒業、喪失、死などによって、ドアがバタンと閉められたときにはじまる。出口がなくなり、先がみえない状態のまま、人は失った時間を嘆き、不安な時期をすごす。この不確定な時期はとてもつらいものだ。しかし、もうだめだとおもったそのときに、なにかあたらしいことがはじまり、ドアがひらく。変化に抵抗しようとする人は、自分の人生そのものに抵抗していることになる。必要なのは変化に乗じること、少なくとも、変化をうけいれることだ(「時間のレッスン」より)。きょうの楽しかったことは、○「この国のかたち①」(司馬遼太郎著)読了できたこと、○動画配信『食べて、祈って、恋をして』(米2010年 世界中の女性から絶大な支持を受けるE・ギルバートの自伝的ベストセラーの映画化)人生を何度もリセットしながら自己を見つめ直す勇気と行動力のある女性に敬服したこと、○味噌煮込みうどん、温まりうまかったことだ。(11,960歩)