某誌からの転記。『ヒトはひとりで生きているときは「人」。人の間に生きているから「人間」。人の間で何かを頼まれて、それをやってあげて“ありがとう”と喜ばれることがなければ自分一人で頑張っても意味がない。努力の反対語は怠惰ではなく感謝なのだ。自分の力などなく周りの人によって生かされていると気づくことが感謝なのだ。自分の力で頑張って努力をする人の力量は「1」(足し算の数値)。一方で100人にありがとうと手を合わせれば、ありがとうを言われた人が味方になってくれるので力量は「×100」(掛け算の数値)だ。つまり、自分のエネルギーのすべてを「ありがとう」に使ったほうが自分にとって益だ。人生を宇宙の構造からみると3つの段階で解釈できるのだという。第1段階「この世は修行の場である」(悲嘆状態を乗り越える)、第2段階「この世は喜びの場である」(喜びを喜ぶ)、第3段階「この世は感謝である」(楽しく生きる)と。人間は頑張るために生まれてきたのではなく喜ばれるために、そして感謝するために生まれてきたのだ。全く同感だ。きょうの楽しかったことは、○家人が自動車事故によるショック状態から幾分回復できたこと、○NHKBS『日本のいちばん長い日』(1967)昭和20年8月14日正午の御前会議から翌15日正午の玉音放送までの24時間をドキュメンタリータッチで描いた戦争超大作。○スーパーの巻きずし、ウマかったことだ。(11,770歩)
忘れないため以下に記す。『人生のレッスンを学ぶ最高の機会は人間関係だ。自分は本当はどんな人間なのか、なにを恐れているのか、自分の力はどこから生まれるのか、人間関係はそれを発見するための場でもある。人間関係が最高の学びの場であるというと抵抗をおぼえる人もいる。なぜなら人間関係は多くの場合、なかなか思うようにならない、ときにはひどくつらい経験となることもある。しかし、だからこそ、学び、成長し、愛し、愛されるための最高の場にすることができる。また、人間関係とはごく少数の周囲の人たち(配偶者や関係者、深い重要な他者とのつながり)のことだとおもいがちだが実は友人、親戚、職場の同僚、学校の教師、買い物をするスーパーやコンビニの販売員など出会う人すべてとの関係が人間関係なのだ。顔をあわせたくない近所迷惑な人との関係も人間関係の一つ。それぞれは別個の存在だが自分と同じさまざまな特徴を分かちもっている。それらへの態度、否定的か肯定的か好意的か憎悪的かを問わず、すべての人間関係に反映している。人との出会いのすべてが必然ならその〝縁”に感謝して生きることが最良となる』と「ライフ・レッスン」よりの引用。きょうの楽しかったことは、○ラジオとテレビそして文藝春秋九月号に集中できたこと、○NHKBS『フレンチ・コネクション』(1971)米と仏
を結ぶ麻薬密輸組織の捜査に執念を燃やす熱血刑事の闘いを描いたアカデミー作品賞はじめ5部門を受賞したアクション映画。○ホタテと蟹のスープ&ライスがウマかったことだ。(10,510歩)
忘れないため以下に記す。『セミはその生涯の99%以上を、深さ数十センチの地中で木の根から養分を吸って暮らす。日本のアブラゼミやミンミンゼミは6~7年間、幼虫として地中にいる。やっと暗闇から地上に出たセミは、草や木や家の壁など手当たり次第に登り、そこで殻を破って羽化し成虫となる。羽根が乾くと飛び立ったりするが地中でジッとしていた生活が長かったせいか運動神経が極端に鈍い。途中で木や葉や家にぶつかったり、道路に落ちてじっと踏み潰されるのを待つようなノロマも多い。数日たつとオスはメスを求めて声高らかに鳴きはじめる。魅惑の美声だとメスがやってくる。交尾できた幸せなオスは不幸なことに力尽きて死んで落下する。交尾できたメスは木の枝の小さな窪みに数百の卵を産みつけると、やはり死んで落下する。卵からかえった幼虫は間もなく地に潜り、何が楽しいのか長い地中生活を始める。年月を経て懐かしい地上に出て待望の輝く太陽を拝んだと思ったら二週間ほどで死んでしまう。動作が遅く、刺す針もかみつく歯もないセミはほとんどすべての動物、鳥はもちろん、犬、猫、キツネ、タヌキ、カマキリなどの格好の餌となる。アメリカの周期ゼミは13年ゼミと17年ゼミで現れる時は大量発生する。』という。きょうの楽しかったことは、○家人と同居の息子と小生の3人で心斎橋エトレ(ヘアサロン)でヘアカット&寛ぎのときを過ごせたこと、○Netflix配信『フライトプラン』(2006)夫の突然の死という悲しみの中、航空機設計士の主人公は、6歳の愛娘とともに故郷へ飛び立つ航空機の中でのミステリーアクション。○健康食(納豆+じゃこ天+惣菜)、ウマかったことだ。(10,760歩)
『連載をはじめたのは1968年、もう半世紀以上も経つ。「ゴルゴ」はなぜ、こんなにも長く親しまれているのかと訊かれ「ゴルゴ」は約束をしたことは必ず守る。自分の仕事に対しては全て自身が責任を負い、筋を通す生き方を貫いている。こういうタイプは、今の日本には非常に少ない。だからこそ日本人は「ゴルゴ」に惹かれるのかもしれない。「ゴルゴ」は「俺は俺の考えで動く」と自分の価値観で行動し周囲にも左右されない。ただし、つねに周りの意見には耳を傾けており、情報を手に入れることは決して怠らない。そのどちらか一方だけではプロと言えません』と著者さいとう・たかお氏は語る。プロフェッショナルにもっとも必要なことは「約束を守る」。まさに個人の存立にとって基本的なこと、信頼の構築に不可欠なこと、そこには自己保全を優先させたり損得勘定などの介入余地は全くない。武士道的精神がゴルゴの背骨をビシッと貫いていると語っている。きょうの楽しかったことは、○J鍼灸整骨院で指圧~鍼灸の施術をしてもらい体を労わったこと、○Netflix配信『ハリエット』(2019)オバマ政権下で新20ドル紙幣の肖像に選ばれたアフリカ系女性の奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを描いた作品。○健康食(納豆+焼き魚+惣菜)、ウマかったことだ。(10,060歩)
忘れないため、以下に記す。『仏教の言葉“カルマ”とは〝業”(ごう)、前世での善悪の行為によって現世で受ける報いのことだが、本来は「行為」という意味だ。これは過去や現在の行為が人間の運命を形成していくことを示しているのではないかと。何かあこぎなことをしてそれがバレずにうまくいったと思っていても、その行為のしっぺ返しはどこかで必ずやってくる。仏教でいう「善因善果、悪因悪果』だ。カルマがブーメランよりも正確に自分に返ってくることを示している。どんなカルマもアラヤ識に蓄えられた記憶が原因となっている。アラヤ識の記憶は人間の上っ面な意志とは関係なく、個々の人生劇場ストーリーをどんどん展開していくだけの圧倒的な影響力を持っている。(※アラヤ識=無意識、アラヤとは「倉庫」の意。そこには無尽蔵の記憶が貯蔵されていて今生の体験したことだけではなく過去世で体験したこともご先祖が体験したこともすべての記憶が保存されている心の層)もしも、私たちが無意識の圧倒的なエネルギーを無視して自我意識の判断力だけで生きようとしても必ず無視した記憶が現実に蘇えってくる』と、説得力のある仏教の話。きょうの出来事としては、○事故車のダッシュボードに入れっぱなしの自賠責保険書類等を引き取りに行ったこと、○NHKBS『杉原千畝』(TV2015)第2次世界大戦中、ナチスに迫害されたユダヤ難民たちにビザを発給して命を救い“日本のシンドラー”と呼ばれた外交官(杉原千畝)の感動歴史ドラマ。○家人特製チャーハン、ウマかったことだ。(10,390歩)