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安部氏銃撃死に思うこと

2022-07-15 09:47:50 | 日記
 功罪というかグレーな政策もあったが、歴代総理の中では稀有な政治力を発揮した政治家であった。第一次政権は、半ばというよりも早期に政権を放り投げた、悪い意味での政治家でもあった。そして復活。安部元総理には、間違いなく指南役が多数いた筈だ、政策すべてについて、盤石であった。指南役がいないとあれほど完璧に近い政策は練れなかったと思う。「もりかけ」とか、桜見る会とか、負の部分もあったが、外交力もあり、良き政治家であったと思う。そうした中、街頭演説では、反対勢力も多く、馬事雑言が浴びせられもした。サッポロでデモというのか、反対勢力を道警が強制排除したことについて物議をかもし、訴訟まで発展してしまった。やりすぎ警備、そんたく警備と揶揄され、未だ裁判継続中だ。このデモ排除は、今回のようなケースを最悪と想定した警備だったのだ。なにもなかったから、過剰だと騒ぎ立てたのだ。今回、最悪のことがおきてしまった。関係者警備、警察警備に、安部元総理を守ることについて、この訴訟騒ぎが影響し、手薄な警備になった可能性が高い。
確かに今回の事件は警備上の問題点が多すぎる。しかし、サッポロの出来事が警察警備を委縮させたというか、過剰の批判を受けない警備に陥ったのかもしれない。危機管理とは、最悪を想定し、最大の努力をし、最小に留めることにある。警備だけの問題ではないと思う。