言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

壁だと思うな

2006-02-18 09:22:11 | 言の葉
前に、ある人から言われたことがある。「もし、君が行き詰まったとき、君の前に立ちはだかっているのは壁ではない、それは丘だ。丘はゆっくり登れば超えられる。」

名言だ。

思い出したので書いてみた。

ハバネロフォカッチャ

2006-02-17 11:49:23 | 出来事
昨日は松阪で4時から5時半まで研修。帰りは久々にモスに寄る。
テイクアウトで気になるメニューを見つける。ハバネロフォカッチャなるものだ。
ハバネロ。そう世界一辛い唐辛子。「お子様、辛いものが苦手な方はご遠慮ください」と書いてある。んな大げさな、こちとら東ハトの暴君ハバネロなんか、ペロリとまではいかなくても平気で食べているよとばかりに、軽い気持ちでオーダー。
ところがコレ、スゴイことになっている。辛党を自負していたが、これはアカン、火を噴く。隣でタバコをくわえた人がいたら「火貸しますよ」とか言えそうな感じ。マイッタ。ギブアップ。完食はしたものの、ソースがついた唇の横まで痛い。やられた。
期間限定らしいので、辛いのが好きな人はぜひ挑戦していただきたい。

犬猿の仲

2006-02-16 09:20:46 | Weblog
秋田、青森両県にまたがる世界自然遺産「白神山地」周辺において、猿による農作物被害が深刻化している問題で、
秋田県は06年度から、犬による「猿害対策」を始める。猿を射殺する方針を示す自治体も増える中「犬猿の仲」を利用した試みが期待される。しかもこの「犬部隊」、県の動物管理センターで保護している捨て犬を活用する全国初の事業となる。

捨て犬を民間の訓練所で数カ月訓練し、
(1)猿を見たら追い払う(2)人に危害を加えない(3)追い払った後は帰るなどをしつけ、実行するという。
奏功を期待したい。

このプロジェクトの最大のメリットは、処分されるはずの猿も犬も死なずにすむということだ。
猿がいたおかげで、処分されるはずの犬たちの生存価値が生まれ、その犬のおかげで猿は銃に撃たれずにすむ。
「犬猿の仲」が命を助け合う。

「かまいのおばあちゃん」

2006-02-15 09:12:18 | 言の葉
先日紹介した「ひと言の奇跡」の中に、「かまいのおばあちゃん」という一節がある。京都でよく使われているらしい。道で迷っている人に「どこにおゆきやす?」とすぐに声をかける。これが京都弁で言う「かまい」。京都のあるお医者さんに言わせると「かまいのおばあちゃん」はまずボケないという。理由は「かまいは人の身を先に考えるからできる。この『人にやさしい心』がボケ防止につながる」そうだ。納得。
著者は「かまいは人のためならず」と締めくくっている。

さすがに傑作ぞろいで、予想どおりの出来栄えに大満足の一冊。1時間少々で読破。しかし今年は本をよく読む。もう13冊くらいはいっただろうか?去年1年間の読書量をすでに超えたのでは?
これもブログ効果。まだまだいくぞ。

こんな断髪式もある

2006-02-14 09:00:00 | 言の葉
今日の中日新聞から。
大相撲、両国国技館大広間で、松ヶ根部屋の力士の断髪式が行われた。松ヶ根部屋とは、元大関若嶋津(奥さんは高田みづえ)の松ヶ根親方の部屋である。引退する力士は元十両若東龍、最後は本名の野寺に戻し十両復帰を目指していた。同期のトップを切って2000年夏場所に関取に昇進し、将来を期待されていたがひざのケガに泣かされ、8度目の手術の際引退を決意した。最後は歩くだけでも転倒したらしい。

ひっそりと断髪式を迎えてもおかしくないが、全国から300人を超える後援者らが集まった。どんなに辛くても一切泣き言を言わなかったこの力士が、いかに愛されていたかが分かる。

珍しい光景があった。師匠自身が止めばさみ(最後のはさみ)を入れる前に泣き出した。それを見て弟子も涙。最後までケガを恨むことのなかったこの力士と師匠の絆は深かった。

「おれのひざを使えればなあ」
「おれの靭帯を移植できないのか」
現役時代、師匠がかけてくれた言葉が嬉しかった。

ひと言の奇跡

2006-02-13 16:49:52 | 言の葉
先日、金平敬之助さんのコラムのことをブログで書いたあと、調べてみたら本が出ていたので早速購入。そしたらなんとまさに「素敵な上司と言われるために」というコラムで書かれたことを中心にまとめてあるとの事。これは大正解だった。感想は後日。

ひと言の奇跡

生活習慣病にコーヒーが…

2006-02-12 17:48:05 | Weblog
コーヒーが好きで毎日3杯、多いときは5杯くらい飲んでいる。
今日の日経新聞に、コーヒー1杯で糖尿病を予防できるかもしれないと書かれていた。
調べによるとコーヒーを飲む習慣が週5回以上の人は週1回未満の人に比べて、日本人に多い二型糖尿病になるリスクが0.61倍だったらしい。
その他にも「善玉コレステロールを増やして動脈硬化を防ぐ」「抗酸化物質のクロロゲン酸ががんを予防」「自律神経の働きを高めて肥満を防ぐ」など、まさにコーヒー万歳といったところ。しかしマイナス面として、カフェインには乳児死亡や流産を増やすリスクがあったり、交感神経の働きが活発になるため、血圧や脈拍が上がりやすくなるらしい。動脈硬化や狭心症の症状が重い人は避けた方がよい。
またカリウムも多く含むため、高カリウム血症や腎不全の人も飲まない方がいいらしい。

親からの励ましのひと言

2006-02-11 15:04:00 | 言の葉
PHP研究所のTHE21(ざ・にじゅういち)という月刊誌に、金平敬之助さんのコラムが載っている。「素敵な上司と言われるために」と題されたそれは、毎回面白く、楽しみなページのひとつである。3月号もいいことが書いてあった。「親からの励ましのひと言は明るく楽天的なほうがいい」とはじまり、ガッツ石松さんが悪だった頃、家裁送りになった彼を迎えに来た父親は、ふたりで入ったうどん屋で「世間が思うほどお前は腐っていない」とポツリと言ったことを紹介している。その他水木しげるさんやJ・ウエルチ氏の親の言葉も素晴らしい。本にならないだろうか。

国民年金(2)

2006-02-10 14:31:39 | Weblog
昨日書いた国民年金について、もう少し書きたいと思う。
未納についてだが、フリーターにいたっては7割が保険料を払っていないという話を聞いた。すごいことになってきている。国も本腰を入れて改革しないと本当にとんでもないことになる。なぜこんなに未納が多いのか、それは保険料を支払う側が国民年金を理解していないというか、誤解しているからではないだろうか。

国民年金を商品としてみてみると、優れた商品であると言える。国民年金は老齢年金(老後に受け取るいわゆる生存保障)だけではない。家族のための死亡保障がついているのだ。しかも最大約1841万円にもなる保障が。それだけではない、病気やケガで障害を負ったときに支払われる障害年金など。これらの保障を自分で確保するのは至難の業であり、民間生保で同じような商品を作るとなると2倍以上の保険料になるであろうと言われている。もちろん、国民年金とまったく同じ商品を作ることは不可能であるが。

約1841万円の死亡保障と書いたのは、遺族基礎年金のことである。小さい子供(18歳まで)のいる家庭でに限られ、また世帯主の亡くなる年によって受取額は年々逓減していくが、手厚い保障であることはまちがいない。

相互扶助という言葉に嫌悪感を示す人も、「30年後の年金なんてどうせもらえないさ」という人も、さすがに自分の家族の為の保障は興味があるだろう。こういうお得な情報をどうしてもっとPRしないのだろう。国民年金を販売しているのが民間企業なら、もっとうまく考えるし、工夫もするはず。残念である。

国民年金

2006-02-09 16:01:31 | Weblog
国民年金の納付率が61.2%だという。つまり4割弱が未納ということ。
社会保険庁は、未納者に対して国保を使えなくする措置を導入する方向で検討に入ったらしい。
国保の滞納率は18.9%(04年6月現在)で国民年金と比べるとかなり少ない。
20年30年先のことはピンとこないが、明日明後日の病気やケガはやはり不安ということか。

ところでこの年金未納問題、このままで良いわけがない。受給者に比べて負担者の絶対数が少ない上でのこの未納だ。
そこで極力単純に考えてみようと思う。断っておくがあくまで私的な意見なのでご容赦を。

まずこのままで行ける筈がない。受給額を減らすか、徴収額を増やすかだ。
今でも徴収額が段階的に増えていくのはもう知っている。それよりももっと増える可能性があるのではないかと推察する。

それはお上にとっては受給額を減らすより徴収額を増やす方が都合がいいからだ。
なぜ?。理由は選挙にある。国会議員はどうして選ばれるのか?国民が投票するから?いや違う。
あえて言うなら「選挙に行く国民の投票」で選ばれるのである。そう、国会議員は選挙に来てくれる人を大事にする。
例えば、20代の若者の投票率と、60代の投票率を比べてみるとその差は歴然だ。
また、厚生年金保険料等は給与から強制的に徴収されるし、少しずつ上げていけばそれほど痛みは分からない。

若者が政治に関心を持ち、積極的に投票に行き「俺らの年金どうなるんだー」と一斉に叫んだらどうなるか。
答えは違ってくるかもしれない。なんてね。