言の葉収集

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いろいろ気ままに書きたいと思っています。

国民年金

2006-02-09 16:01:31 | Weblog
国民年金の納付率が61.2%だという。つまり4割弱が未納ということ。
社会保険庁は、未納者に対して国保を使えなくする措置を導入する方向で検討に入ったらしい。
国保の滞納率は18.9%(04年6月現在)で国民年金と比べるとかなり少ない。
20年30年先のことはピンとこないが、明日明後日の病気やケガはやはり不安ということか。

ところでこの年金未納問題、このままで良いわけがない。受給者に比べて負担者の絶対数が少ない上でのこの未納だ。
そこで極力単純に考えてみようと思う。断っておくがあくまで私的な意見なのでご容赦を。

まずこのままで行ける筈がない。受給額を減らすか、徴収額を増やすかだ。
今でも徴収額が段階的に増えていくのはもう知っている。それよりももっと増える可能性があるのではないかと推察する。

それはお上にとっては受給額を減らすより徴収額を増やす方が都合がいいからだ。
なぜ?。理由は選挙にある。国会議員はどうして選ばれるのか?国民が投票するから?いや違う。
あえて言うなら「選挙に行く国民の投票」で選ばれるのである。そう、国会議員は選挙に来てくれる人を大事にする。
例えば、20代の若者の投票率と、60代の投票率を比べてみるとその差は歴然だ。
また、厚生年金保険料等は給与から強制的に徴収されるし、少しずつ上げていけばそれほど痛みは分からない。

若者が政治に関心を持ち、積極的に投票に行き「俺らの年金どうなるんだー」と一斉に叫んだらどうなるか。
答えは違ってくるかもしれない。なんてね。