言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

医療保険を考える

2007-04-25 21:11:48 | Weblog
今日はガラにもなくFPらしい話題を一席。

ここに6人の男女がいます。彼らは医療保険について話をしています。
耳を済ませて聞いてみると…。

A「私は終身タイプの短期払いタイプが好みね。そう、60歳とか65歳で払い込みは終了し、保障だけが一生残るタイプよ。だって、年金から月々の払いはきついでしょ」 

B「俺は終身タイプの終身払いタイプがいいと思う。何より短期払いより保険料が安いし、月々の支払いが楽。安くなった分、保障を上乗せすることも出来るしね」

C「何を言っているのお二人さん。どんどん新しい保険が出てきてるこのご時勢。10年後にはどうなっているか分からないわよ。だから私は断然10年タイプね」

D「でも10年タイプだと更新するときに保険料が上がるでしょ。」

E「確かにそのリスクはあるね、それに期間中病気になっていたりすると、終身タイプに変えようと思っても難しかったりする」

C「だけど、30年後、40年後の入院日額5000円なんてどれだけの価値?なんて終身タイプに対する不安もあるし…」

B「いわゆるインフレリスクだね、それは終身払いだとある程度は回避できるよね。つまり5000円の入院保障額の価値が今の2分の1だとしても、支払っている保険料も今の2分の1の価値と言う具合にね」

C「だからと言って回避しているとは思えないけど…」

E「いや、医療保険はむしろ貯蓄で充分という人もいるよ。だって5000円の60日型だったら満額で30万円じゃない」

A「確かに一理あるわね。でも一概にそうとは言えなくて、手術給付金があったり、入院通算が1000日あったりとかするし、何より貯蓄から入院費を出すのは結構悔しいらしいわよ(笑)」

F「そうなんだよ。要は目的と目標をはっきりさせることだと思うよ。何の為にいつまで必要か。それでなければいけないのか。あとは年齢によっては現金と保険の価値の差が接近してくるから、半分は保険、半分は現金でとかいう方法もありだと思う」

E「そうそう、昔に入った保険の満期返戻金を『これは医療保障に』と確保する方法もある」

B「そうか、いろいろな考え方があるんだな。万人に正解というのはありえないと言うことか」

D「つまりいい保険、悪い保険があるわけではなく、自分に合う保険、合わない保険があるということなのね」


当たり前ですが以上は全て架空の会話です。
普段お客様との会話や、同業者、インターネットの掲示板、あるいは本などで得た知識や情報を参考に組み立ててみました。
人それぞれいろんな考え方や意見があると思いますが、何かの参考になれば幸いです。

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