モンゴル国の馬頭琴の糸巻きのギア化の依頼、昨晩組み立てが終了した。接着剤が乾く本日の午後、弦を
新しく張り替えたら退院である。移動の際にあちらこちらにぶつけたりしたのだろう、ボディのエッジや
四隅に数々の打痕があって、木が剥き出しになっていた部分には、水性のニスを塗って・・・誤魔化した
この馬頭琴の出自を探った。モンゴル国ウランバートルの、バイガルジャブ親方の工房の、2000年の
773本目の楽器だった。彼の工房:エグシグレンの馬頭琴は保有していないが、過去に何本か見た経験
では、彼の工房の馬頭琴には西洋弦楽器同様、楽器に向かって右のサウンドホール内に、製造年&番号を
記述したラベルが貼られている。ウランバヤル氏の工房製にも貼られるが、内モンゴル製には見られない
2000年ごろのモンゴル国の馬頭琴は、しっかりと作られている。が、2001年頃から音量を大きく
すべく、極端に表板を薄くした馬頭琴が出現した。確かに音量は獲得出来たが、薄い表板が弦の圧力には
耐えられず、表板が凹む・バスバーが剥がれるトラブル多発。太陽にかざすと透ける薄さの楽器もあった
雨が降り続き、窓を叩く台風並みの南風、気温10〜21℃。 午前10時の気温19.6℃、湿度98%
雨はそれほどでも無いが、猛烈な風で、リハビリの予定を午後に変更した。雨が止んで北風に変わるとか
(11・336)36.1℃(79〜122)
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