みのる旅日記

かえるのぬいぐるみとのおでかけ日記,
そして毎日の生活の様子です

あれから半年・・・

2011-09-11 20:40:14 | 思うこと

震災から半年経ちました。

札幌に引越、あの出来事は夢だったのではないかと思えるくらい平穏な生活です。

あの時お腹にいた子も今は手元にいるというのも何とも不思議な感じ。

それでも自分や家族で経験したこと。

ずっと忘れることはないだろうし、忘れてはいけないと思っています。

今でも本震の時、座ってもいられずきさきを抱いて布団にもぐらせ。

食器が食器棚から雪崩のようにすごい音を立てて落ちてきた瞬間は目に焼き付いています。

不思議と怖さは感じなかった。

これは大変なことになったとは思ったけれど。

テレビをつけたら止まっている、きっとエレベーターも止まってしまった、ゆうかを迎えに行けるかなとそればかり考えて。

気づいたらまだ揺れていて、お迎えの時間は過ぎていました(お迎えは3時11分だったから、本震の揺れが始まって以来、その時もまだ揺れていたということになります)

母がその日手伝いに来てくれて、駅から家に向かう途中で地震が始まり。

それでも何とか来てくれて、本当に助かりました。

私は妊婦だし、夫は長野。

母がいなかったらどうなっていたのかと思います。

 

色々生活することについての考え方も変わりました。

すべてをこれからの糧にしていかなければと思います。

それから、経験していない人には防災などのことも含め伝えていければと思っています。

 

画像は震災直後の自宅の様子です。

こちらには載せていなかったので載せておこうと思います。

時間を見たら最初の写真は2時56分。

地震の10分後です。

夫がいなかったので、夫に様子を伝えなければと思って揺れが少しおさまった時に撮りました。

それでも、またすぐ揺れてきて、布団にもぐりを繰り返しました。

夫に伝えようと撮影したけれど、夫と連絡が取れたのは5時過ぎでした。

 

夢みたいと書いたけれど、こうやって振り返ると鮮明に蘇ってきます。

食器棚。

テレビが落ちました(このテレビが地震で落ちたのは3度目)

ほとんど棚には食器が残っていません。

下の扉もあいたのにはびっくりです。

台所。

物も落ちまくり、粉などもぐちゃぐちゃになりました。

冷蔵庫があきました(押入れの扉も揺れであいた)

おもちゃもみんな落ちました。

みのるも・・・。

後ろの布団のところは物が落ちないようにしていたので助かりました。

布団の横には落ちまくりです。



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