みのる旅日記

かえるのぬいぐるみとのおでかけ日記,
そして毎日の生活の様子です

卒園

2015-03-19 22:54:19 | 家族と子供
月曜日、希咲は無事幼稚園を卒園しました(うちの幼稚園は、卒園式ではなく修了式です)

卒園を前にして、風邪がとても流行っていたので、嫌だなあと思っていたら土曜から発熱。
月曜朝、38.1℃の熱がありましたが、元気だったので強行しました。

行けて、本当に良かったです。
優香の時は、震災の影響で卒園式に出られなかったから、これでダメだったら親としてショックが大きいです。

緊張してひきつっていた入園式から2年経ち、柔らかい笑顔を見せていた(不調なのもあると思いますが、にこにこ、というよりは穏やかな感じ)のを見ると、成長を感じました。
アルバム係で1年間写真を撮っていたのもあり、どの子の表情を見てもこみあげてくるものがありました。

2年間頑張って通った幼稚園。
親子共々、頑張ったし楽しむことができ、本当にここに入れて良かったと思います。
優香の行ったところとは、全く違うタイプの幼稚園でしたが、きさきにはとても合っていたと思っています。
親同士も毎日毎日必ず顔を合わせる上に、他の幼稚園よりも親の出番はとても多いです。
それだけに、ママ友を超えた友達になれて、良かったです。
もう、新年度に集まる計画を立てているほど。
明後日、謝恩会なのでそれも楽しみです。


卒園を前にして。

ことばの教室も最後でした。
先生にバレンタインのチョコを上げたお返しと、卒園のお祝いを兼ねてプレゼントをいただきました。

飴の花束!(飴束?)
大喜びでした

最後のお弁当。


入った時は、小さい幼児用のお弁当箱にちょこっとだったのが、大人用弁当箱に2段。
良く食べるようになりました。
本人の好きなものを入れてあげました。


卒園式が終わり、一昨日きさきの熱が下がると入れ替わりに、みなぎが発熱。
今朝まで39度を超えていましたが、今日下がったようです。
私を含め、家族みんなひどい咳です。
まわりでも咳の話ばかりを聞くから、そういう風邪がはやりなのかもしれません。

しかも、インフル、アデノ、溶連菌、マイコプラズマ、ヘルパンギーナなどなど、色々な病名が聞こえてきます。


優香は明日学校の卒業式。
来週の修了式で、今の学校とはお別れです。
風邪がひどいけれど、何とか最後まで頑張って楽しんでほしいです。

修了式を前にし、先週末親たちの懇親会がありました。
私も慣れ親しんだ今の学校を離れるので、皆さんに色々とご挨拶ができて良かったです。
本当に良い方ばかりで、淋しいですが、みんなから嫌なことがあったら、こちらに地下鉄で通えばいい、いつでも帰っておいでと言ってもらえました。
母校が2つになるんだから、いつでも遊びに来たらいいとも、言ってもらえました。
本当に有難く思いました。

この明るい子がいなくなるのは、本当に淋しい、うちの子からゆうかちゃんの話をよく聞くから、淋しいなどと、たくさん言っていただきました。
あの子の人徳なんだろうなと思います。
私がお友達のお母さんにそんな風に言ってもらえるのも、あの子の持って生まれたものがあるからだと思います。
元気すぎてどうかと思う時もありますが、それがなくならないように、親として見ていかないとならないと思っています。


4年

2015-03-12 10:32:33 | 思うこと
震災から昨日で4年が経ちました。

昨日はちょうど、14時半頃帰宅したので、テレビをつけて14時46分をあの日を思い出しながら迎えました。
本当に風化されていると感じます。
ずっとずっと嫌な思いをひきずることはないとは思うし。
私なんかは、被災地にいたというだけで家がぐちゃぐちゃになった程度でしたが。
当時の様子を、こちらの人に伝えることはできます。

札幌は津波は基本的に来ないと思うので(石狩に近い北の方はわかりませんが)
家の中でしっかりと家具を固定したり、重いものを上に置かないとか。
ライフラインが止まっても使えるものなど。
そういったものは、経験しないとわからないことです。
意外と役立ったのは、ラップです。
水が使えないから食器も洗えないので、食器に敷いて使いました。
防災グッズに加えても良いと思います。

こっちに来てよく言われたのは「こっちも結構揺れた」です。
「大変だったね、でもこっちも揺れたよ」
こっちの揺れと、こっちの空気感と、あの時の仙台とは全く違います。
こちらに来て、こんなに食べ物があって、こんなに普通に生活して良いんだろうかとしばらく思っていました。
そういうものは経験しないとわかりません。
私もあっちにいなかったら同じだったと思います。
あの時の揺れは、何百年、何千年に1度と聞きました。
結構どころの話じゃないということを、わかってもらいたいし、そのように考えて備えてほしいです。

この先、ますます震災のことは忘れられていくんだろうと思います。
自分の命を自分で守る、ということをみんなで考えていかないと駄目だと思います。


昨日、希咲が幼稚園の地震の写真を持って行きたいと言うので、持って行きました。
先生が今日は地震があった日と話してくれて、子供たちにも写真を見せてくれました。
子供たちは地震地震と最初は笑っていたけれど、写真を見たらみんな驚いて黙っていたそうです。
帰りに
「地震の写真を見せてくれて、ありがとう。きいちゃん、大変だったんだね」
「2歳の時に、うちがぐちゃぐちゃになったんだね」
と話しかけてくれる子がいたり。

うちに帰ってから、きいちゃんのおうちの話をしていたよ、と連絡をくれたお母さんもいました。

震災の記憶のない世代の子たちも、これから経験しないとは言えないから、こういう機会があればまた伝えていきたいです。