The ESSENCE SUNTORY WHISKY
The ESSENCE シングルモルト 山崎蒸留所 ピーテッド 12年
The ESSENCE シングルグレーン白州蒸留所 ライタイプ 6年
The ESSENCE シングルグレーン知多蒸留所 ワイン樽4年フィニッシュ 16年
シングルグレーン白州??
ライ麦を主原料にしてみたのでしょうか
それにしても変わったラベルのデザイン
山崎蒸溜所 ピーテッドモルトには「創」
白州蒸溜所 ライタイプには「遊」
知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟には「夢」
ぼちぼち、紹介していきます
北海道 厚岸
厚岸蒸留所
2018 ノンピート
バーボン樽 60%
Single Malt Spirit
3年満たないのでwhiskyではなくspirit
2019年か2020年にThe Firstのリリースでしょう
今後 楽しみな蒸留所の一つです
兵庫県 明石市
江井ヶ嶋酒造
ホワイトオーク蒸留所
1679年 創業
1919年 蒸留免許取得
1984年 ホワイトオーク蒸留所 建設完成、稼働開始
あかし シングルモルトウイスキー
ノンチル、ノンカラー
アルコール46%
シェリー樽、バーボン樽のヴァッティング
ノンチル&ノンカラーで46%でボトリングされているところに
とても好感持てます
年数表示が無いので、わかりませんが
香りや色合いからするとメインモルトは長熟樽では無さそうです
香りはおだやかでさわやか、フレッシュな青草
味はマイルドで甘く、クリーミー
余韻は軽く、甘く、ビター、オイリー
バランスよくヴァッティングされているので
個人的にもっと長熟タイプ「あかし」を口にしてみたいです
本坊酒造
マルス信州蒸留所
シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エイジング2014
1100本限定
2014年 信州蒸留所で蒸留し
鹿児島県屋久島エージングセラーで熟成
バーボン樽5樽をヴァッティング アルコール度数59%
津貫蒸留所へ見学した時 耳にしてた屋久島エージングセラー
今後も屋久島熟成のモルトがリリースされるんでしょうね
屋久島の気候、環境が熟成にどう影響されるのか
とても関心があります
この屋久島2014は
度数59%というのもあって
香りに固さを感じますが
徐々にシナモン、ココアパウダー
うーん・・・島を意識してか、潮風の香りも
口当たりよくマイルドで甘く
余韻にキレ、ビター、ドライさを感じます
ぜひ、ストレートでお楽しみください
福島県
笹の川酒造 安積蒸留所
山桜 ブレンデッドウイスキー 40%
熟成年数が明記されてないので詳しくはわかりませんが
香りやテイスティングした感じだと
長い熟成感は感じません
グレーンのドロっとしたオイリーさがややありますが
飲みやすいテイストだと思います
氷を落として冷やしてしまうと
このマイルドさ甘さが飛びそうなんで
キリっとしたハイボールにはオススメです
香り・・・さわやか、バニラ、シナモン
味 ・・・マイルド、ライト
余韻・・・オイリー、ビター
安積蒸留所 asaka
笹の川酒造 福島県郡山市
1750年 創業 日本酒メーカーとして稼働
1946年 ウイスキー製造免許取得
2015年 ポットスチル導入、11月より本格稼働
笹の川といえば、
ベンチャーウイスキー肥土伊知郎さんとの繋がりではないでしょうか
羽生蒸留所の樽を笹の川さんが引き受けてくれたことがあります
それで今となっては高価値のトランプシリーズをリリースできたわけですし
そんな安積蒸留所からリリースされている山桜
ラベルにはピュアモルトと書いてありますが
これはシングルモルトということです
HPより
オーク樽で5年以上熟成されたモルトとシェリー樽熟成モルト、
ピーテッドモルトをバランスよくブレンドしたピュアモルトウイスキーです
モルトのリッチな味わいとシェリー樽由来のやわらかい果実香、
甘い滑らかな口当たりと程よいスモーキーフレーバーがお楽しみいただけます
では、テイスティングしてみます
アルコール度数は48度
5年、48度ということもあって
少し堅い感じ、エステル香も感じたんですが
しばらくすると、軽いですが徐々にバニラ香の甘い香り
全体的に表情はおとなしい
口当たりは甘く、マイルド、糖蜜
余韻にミントのようなさっぱり感、ビター、ドライ
総体的にまとまっている感じ
あと5年、10年熟成した
山桜を飲んでみたくなります
個人的意見としては、山桜はブレンデッドの銘柄にして
シングルモルトは安積蒸留所「安積」にして欲しいです
こちらも同じく
モスカテル種ワイン樽でフィニッシュされた余市
香り・・・牧草、すっぱさ
味 ・・・甘く、酸味、フルーティー
余韻・・・ピーティー、ドライ
この香り うーむ・・・なんと表現していいのやら
さっぱさと表現しましたが
醤油と言うか、その製造過程の醸造の香り
そんな感じがしました
味わいは、余市の力強さにワインフィニッシュが上手く調和した感があり
飲み応えあります
宮城峡と比較した時、余市の方がモルトの性格は分かりやすいです
余市、宮城峡のこのモルトを楽しみたいお客さまは
ハーフショットで2種類同時に、ぜひ
オススメです
ポルトガル産 モスカテル種の酒精強化ワイン樽で後熟(フィニッシュ)
3500本限定モルト 46%
香り・・・爽やか、しょうが、秋風
味 ・・・マイルド、クリーミー、酸味
余韻・・・ビター、スムース、オイリー
宮城峡らしい柔らかさがあり
性格的におとなしいモルトに
モスカテルのフルーティーさがマッチして
大和撫子的
もちろん、ストレートで
こないだアップしたイチローズモルト
その2種類の内の「2015年 ピーテッド」を試飲したんですが
美味い!!
実に美味い!!
アルコール62.5% カスクストレングスなんですが
美味い!!
甘酸っぱくフルーティー
こうも美味しいとオススメしたくなるんですが・・・
モルト好きに飲んでもらいたい
全国のバーテンダー、またたくさんの方々から義援金を頂戴いたしまして
土屋 守氏、本坊酒造さんのご協力のもと
震災から1年 ようやくボトリング、そしてリリースすることが出来ました
今日はそのお披露目会でした
右側が、全国向け(6000本)
震災後、熊本城改修工事の画像
左側が、熊本限定(300本)
震災後、初めて路面電車が動き出した日の画像
~個人的なテイスティングコメント~
<ストレート>
香り・・・バニラ、牧草、麦芽
味 ・・・ナッティー、スイート、バニラ、マイルド
余韻・・・スムーズ、マイルド
<ほんの少し加水>
香り・・・柑橘系の皮
味 ・・・スムーズ、糖蜜
余韻・・・シナモン、糖蜜
このウイスキーの売り上げの一部は、熊本城災害復興支援金に寄付されます
より多くの方々に、このウイスキーを愉しんでいただくと共に
全国の皆さまとの繋がりになることを願っております
ニッカウヰスキーより
ブラックニッカ誕生60周年記念ボトル
「ブラックニッカ・ブレンダーズ スピリット」
資料を拝見しますと
ブラックニッカ誕生の年、1956年に蒸留された余市モルトをはじめ
甘く香る新樽熟成の余市モルト、華やかなシェリー樽熟成の宮城狭モルト
キーモルトはヘビーピートタイプの余市モルト
1963年導入したカフェ式連続蒸留機
1965年初めてカフェグレーンをブラックニッカに使ったという事実に敬意を払い
「ブレンダーズ スピリット」には、25年以上熟成された西宮工場時代のカフェグレーンをはじめ
そのほか厚みある豊かな香りの長期熟成カフェグレーンとの調和させたブレンデッドウイスキー
1956年蒸留の余市モルト・・・
60年物の余市
これが僅かであろうが入っているように書いてあります
いや、入っているんでしょうね
香り・・・チョコレート、軽くピート
味 ・・・クリーミー、オイリー、ライト
余韻・・・ライト、長くスムーズ